小倉ヒラクのレビュー一覧

  • アジア発酵紀行

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    ヒラクさんと一緒にアジアを旅したような、旅先で出会った人たちや菌や麹たちとこちらも友達になったような気分の一冊でした。
    アジアとインドの境目に滋賀県みたいなマニプルがあって、日本人みたいな人たちがいるのも不思議だし面白い。現地のお酒飲んでみたい。

    人類は皆兄弟だし、菌類も皆兄弟なのかも。

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    2026年05月10日
  • 日本発酵紀行

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    僕も大好きな日本酒も、発酵食品の1つですが、全国の発酵食品にヒラクさんが直接現場に行き、食べ物というより食べ物の背景にある小さき人々の営み、伝統、そして日本人が持つ思想まで到達していく、素晴らしい作品です。ヒラクさんファンになりました。

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    2026年04月25日
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

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    伝統や歴史、文化など大きく抽象的なものであっても、個人としてどう向き合い考えて動くのか、自身の趣味でいうと銭湯であったり町づくりであったり、いろんなところで立ち止まって考えないといけない、これからの時代どうやって生きていくか、生活と伝統をもう少し距離を縮めることができないか、もっと身近に色々な伝統があるのではないか、いろんな問いをもらった気がする。そんな中でもとりあえずできることとしての「買い支え」は引き続きやりつつ、次のステップも模索していく。

    「これは本書の問題意識と同じだ。伝統は固有の歴史や風土から生まれる。いっぽう、すべての人が自由な個人として生きる社会で、文化の違う人たちと生きるた

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    2026年04月17日
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

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    今まで読んだヒラクさんの著書で1番読みやすかった。 「伝統は守るべきか?」と聞かれたら、きっと多くの人が「そうだ!」と頷くはず。けれど、具体的に何をどうすればいいのかまで考えられている人は、私を含め意外と少ないのかもしれない。 本書で語られる「大文字の伝統」と「小文字の伝統」の定義、そして”小さな伝統”にフォーカスしていく視点に触れて、これまでの凝り固まった視野がぐっと広がった気がする。特に感銘を受けたのは、ただ声高に存続を叫ぶのではなく「変わるために」「となりあう」伝統という考え方。 以前著作『本が生まれるいちばん傍で』を読んでいた藤原印刷さんのお話にはより親しみが湧いたし、LINNEのお酒

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    2026年04月07日
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

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    アリストテレスから鵜飼まで

    時代を経て現代に存在する「伝統」について思考する旅にでる感覚。

    お硬そうなタイトルですが、
    著者ならではのユーモアを交えた、カジュアルな文体によりサクサク読み進めることができます。

    個人的には最終章のメッセージがとても良かった。
    定期的に読み直すことになりそうです。

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    2026年04月04日
  • オッス!食国 美味しいにっぽん

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    米から始まり、日本の国土でつくられる美味な食材と加工について、信仰や風土と関連づけて記述されている。食材と加工(特に発酵)と風土は切り離せないという、当たり前のことがわかりやすく書かれいてよかった。

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    2026年03月15日
  • 日本発酵紀行

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    発酵デザイナー小倉ヒラクさんが、発酵をテーマに日本中を旅した記録。

    発酵食品の種類が被らないこと、ルーツに忠実なこと、景色と人にフォーカスすることの3点から選定された各地の発酵文化の紹介。

    多様な発酵文化を生み出した要因として、
    1. .自然環境の不安定さと厳しさ。頻繁な食料不足が起きる環境で、今ある食材を保存食にする必要があったこと。
    2.微生物的環境。温暖湿潤で、かつ土地によって気候風土に特徴のある日本列島に、様々な微生物が生息していること。
    3.仏教による肉食の禁止。年中入手可能な家畜由来の動物性タンパク質が取れないので、旬のある植物性タンパク質を全ての時期で食べられるように工夫する

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    2026年03月01日
  • アジア発酵紀行

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    面白かった!私が好きな高野秀明作品のような軽いテンポで話が進んでいきながら、その土地土地にある麹、糀、発酵茶、発酵調味料、甘酒、蒸留酒、藍染、などが町の雰囲気と共に紹介されていく。そして、日本の糀文化の元は雲南なのか?もっと遠くなのか?
    発酵は世界を救う、と発酵の専門家小泉武雄は書いていた。ノンフィクション作家高野秀明はアジアとアフリカの納豆文化について書いていた。題名を見て手に取ったのは、それらの作品が頭によぎったからだが、この本もアタリ。面白い本に出会えると嬉しい。
    偶然離れた土地で同じような発見がなされることがある。もちろん、古代からの貿易を通じて伝わったものもある。そのどちらなのかを証

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    2025年01月18日
  • 日本発酵紀行

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    旅先や出張先でその土地の発酵文化を味わいたいなぁと思わせる一冊。

    発酵はその土地で長く培われてきた知恵の蓄積だし、積み重ねられてきた歴史が詰まっているように思う。グローバルな流通システムが何らかの理由で途絶えたときに救ってくれるのは発酵なのではないかなと思う。農業や漁業とあわせて、発酵の大切さを感じさせてくれる一冊。

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    2024年05月06日
  • アジア発酵紀行

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    旅行、発酵、アジア、全部好物だからいろんな切り口で楽しめた。
    高野さんとのトークとセットでさらに面白かった。

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    2023年12月26日
  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

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    ネタバレ

    著者の文章の書きぶりは至って口語的でちょっと軽めなのだが、内容はしっかりとタイトル通りに「発酵×文化人類学」をやっていて、かなり読み応えがあり、面白い。『もやしもん』が好きだった人ならまず間違いなくハマる。騙されたと思って読んでみてほしい。

    『もやしもん』を知らなくても、味噌、醤油、日本酒やワインやビールなどの醸造酒あたりが好きだったり、ちょっと興味があるけど詳しくは分からん、という人なら、それらを扱っている章のみ読むだけでも、相当いろんなことが分かる。「発酵」という事象の奥深さ、その「発酵」をキーワードにして人類の文化や技術について学んでいく「文化人類学」の面白さがミッチリと網羅されていて

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    2023年11月29日
  • アジア発酵紀行

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    糀ではなく麹を探す #アジア発酵紀行 、第1章からもう面白くて一気読みしてしまった。
    中国は「世界」、インドは「宇宙」という表現は的を射ていると思う。
    自分が知っているものはまた違う世界と宇宙が読めるのがとても良かった。
    紹介された数々の発酵食品や文化もとても気になる

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    2023年11月11日
  • オッス!食国 美味しいにっぽん

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    自分のルーツを知る上で食の歴史は外せない。
    米、醤油、酒に限らず、あっと驚く食文化が垣間見える、そんな一冊。

    小倉ヒラクさん独特の表現も、老若男女が楽しめる文章になってて心地よい。

    終章、最後の締めくくりで著者が伝えている、ルーツを探求し、その知見を元にフラットな発想で今を生きるというスタンスは、全ての今を生きる人類が意識すべきことだ。

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    2023年08月14日
  • オッス!食国 美味しいにっぽん

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    日本と言えばと代表されるような食材や調味料、調理方法などがどういう成り立ちなのか、どういう文化の変遷を辿ってきたのか、神話との関係性など知的好奇心を擽るお話が満載でとても面白い。参考書籍もどれも気になる。特に味噌大全。

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    2023年08月01日
  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

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    文化に根付いてきた発酵が分かりやすく書かれていた。技術を時系列(というほど難解ではないが)で追っていくのは、ただ知識を垂れ流されるよりも頭に入る。
    さらにそれを踏まえた上で現在発酵を用いてどのような取り組みがされているのかについて触れられているので、内容がするすると入ってくる。
    また、著者のデザイナーという経歴もあってか、美術や音楽を食品やそれに携わる人々の比喩として用いることもあり、知識が多い人は物事を説明する時、類似する事柄をいくつも思い浮かべられるんだろうなと思った。

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    2023年05月24日
  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

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    とても面白かった。
    基礎微生物学から発酵文化の地域性や今までと今後の展望まで、簡潔に分かりやすく書いてある。
    ここまで広範囲な内容を書くにあたってかなり勉強したことと思う。努力がすごい。
    学生に読んでもらうのにもちょうど良い難易度(お酒の話はピンとこないかもしれない)。
    ただ、個人的には文体とラブアンドピースなメンタリティがちょっと好みではなかったかな…。

    微生物の世界は計り知れない。
    腸内細菌がヒトの脳機能に影響を及ぼしている可能性があるという研究報告あるように、微生物には今までの常識では考えられないような役割が存在しているように思う。
    著者は、人間が都合の良いように微生物を改良してきたと

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    2023年05月23日
  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

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    気になっていた一冊。

    はじめのうちは、独特の文体と、そりゃさすがにこじつけてんじゃないの!なんて思いながら読み進めていたが…
    次第に発酵が進んでくるのか、いったん著者の見ている視点に乗っかってみれば、心地よいグルーヴ感に浸りながら最後まで楽しく読めました。
    手前みそな感想ですが。

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    2023年05月13日
  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

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    作家さんにはよく「この本を書くために物書きになったんだな」と思うようなズバ抜けて突き刺さる一冊があるけど、この本がヒラクさんのそれではないかと思う。
    世界が広がる、何度読んでもためになる、大好きな本です。

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    2023年01月22日
  • 発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ

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    2020.7
    発酵についての本を大きく超えて、人や社会の形を問う本。発酵や微生物や菌との関係から人間や社会を考えるとこんなにおもしろいことになるのか。この世にいる生き物のひとつとしての自分のこれからの生き方のスタンスが何となく見えた。上に前に成長して進化して…じゃないな、もう。足元や全体や見えないものを感じて環の中の個としていってみようかなと。

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    2020年07月27日
  • 僕たちは伝統とどう生きるか

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    発酵食品の専門家が伝統に向かい合う中で、伝統との付き合い方を提案してくる内容。
    伝統とは何かを哲学や歴史、工学や芸術などあらゆる点から著者の主観で受け取った内容を共有してくれる。
    視点が広がる一方で主張が強めな為、いーや俺はこう考えるね。と反論を考えながら読むことを楽しめた。

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    2026年04月12日