村上勉のレビュー一覧

  • コロボックル物語5 小さな国のつづきの話
    前4作までは、子どものころを思い出したりしながら、大人の気持ちでファンタジーを再読、という気分だった。でも、今回初めて読んだ5作目は、今までの物語とは語り口が少し変わって、ぎゅーっと、ファンタジーがこちら側に、もしくは、こちら側がファンタジーに、くっついてくる感じ。
    大人になって分別臭く、ここからこ...続きを読む
  • コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子
    子どものころ、この作品は読んでいなかった。だから、懐かしさではなく、新鮮な気持ちで読むことができた。私たちの暮らしは、目に見えるものたちだけで成り立ってはいないこと。きっと、私たちは気付いていない何かと共に在ること。
  • コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ
    有川浩さんがコロボックル物語の続きを書かれることになったと知って、
    ン十年ぶりにコロボックルたちに会いたくなりました。
    子供のころ、ワクワクしながら読んだな・・・やっぱり今でもワクワクします。
    有川浩さんが書く「続き」のお話も、ものすごく楽しみです。
  • コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子
    人間との接触を御法度としてきたコロボックル界のルールが曲がり角に。つむじまがりの老コロボックルが幼い人間の男の子とトモダチになってすぎる6ー7年間を描く。出会いはほとんど一目惚れだけれど、そのあとの手続は慎重なコロボックル。少年との交流を通じてコロボックルの古い言い伝えの点と点がつながって、最後は少...続きを読む
  • ジュンと秘密の友だち 佐藤さとるファンタジー童話集6
    最初に読んだのは、小学生か中学生か。一気に読んだ後、とてもシアワセな高揚した気持ちになったのを覚えている。その後、フロに入った時もまだ考えていた。ミサオ姉ちゃんがステキだ。
  • コロボックル物語3 星からおちた小さな人
    ふしぎな生き物をとらえその処遇に思いを巡らす少年と、つかまってしまって一人ぼっちになったコロボックル、それぞれの心境の移り変わり、さまざまな技術や知恵を凝らして仲間を救うコロボックルたちの奮闘。細々としたリアルなディテールが、男の子も女の子も、大人もこどももひきつける。あー、なんで小学生の時に出会わ...続きを読む
  • コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ
    コロボックルたちの生き生きとした生活が描かれていて、1巻めよりこちらの方が好きだなぁ。
    次巻が待ち遠しい。
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    最初の出会いは小学校の図書室。次は中学か高校の頃本屋さんで。
    それ以来の再読だけど、今もまったく変わらず楽しんで読めました。
    子ども特有の感覚で何かの気配を感じるたび、ひょっとしたらコロボックルがいるんじゃないかとソワソワ、キョロキョロしたことまで、よみがえってきました。
    いるかも!(笑)
  • ぼくの机はぼくの国 佐藤さとるファンタジー童話集11
    幼稚園のころ、何度も何度も読んだ絵本。
    なんであんなに好きだったんだろう。
    分からないけど、すごく大切な絵本。
  • 小鬼がくるとき 佐藤さとるファンタジー童話集8
    ののレビュ
    佐藤さとるさんの本はどれも好きです!!
    ファンタジーの頂点だと私は思ってます☆
    もうだいぶ古い本なので今度全巻もう一度買いなおそうかと思っていますv
  • 宇宙からきたかんづめ 佐藤さとるファンタジー童話集10
    こちらは短編集だけれども、繰り返し読んだ。宇宙からきたかんづめの話も、リュックに金平糖を入れて塔を上る話も、不思議と忘れられず、鮮明なイメージが残っている。
  • だれもが知ってる小さな国
    読んでいてとてもワクワクする本。その理由の一つは、難関大学を卒業して大手町の大企業で働いて出世するのが良いみたいな価値観に晒される日々からの休息になるから。私はこのまま定年までオフィスでパソコンカチカチやってていいのか?
  • だれもが知ってる小さな国

    佐藤さとるさんから有川浩さんへ受け継がれた コロボックル物語
    大切なものを守るには優しさが大切だと思った。
    童心に帰るというか、懐かしい気持ちになれる。
    村上勉さんの絵も癒される。
    コロボックルいるのかな?近くにいると、信じる心を大切にしたい。

  • だれもが知ってる小さな国
    シリーズものの続編を違う作家が書くのは珍しいような。子供の頃に堪能したコロボックルを思い出しつつ、新たなエピソードも前のシリーズと変わらない世界観を感じられて満足。挿絵も変わらず村上勉で、コロボックルと言えばこの絵だよな〜と嬉しくなった。
  • だれもが知ってる小さな国
    子供のときに確か全シリーズ読みました。
    けれどもその後は読み返す事はなく。
    ですが、大好きな作者有川浩さんのおかげでコロボックルの楽しかった世界、新しい物語を読めました。
    今読むとなんだか大人っぽい作品です。
    佐藤さとるさんの書かれたコロボックル物語ももちろんまた読みたくなりました。
    久しぶりに子供...続きを読む
  • だれもが知ってる小さな国
    佐藤さとるさんの「だれも知らない小さな国」を受け継いだ形で書かれているコロボックル関連のお話。

    ジュブナイル用ではあるが、大人が読んでも興味深いです。養蜂のことが丁寧に書かれていて面白いし、コロボックルのことがTVで公けになりそうでハラハラさせるところとかがよく書かれています。
  • だれもが知ってる小さな国
    何をみて読み始めたかわからないけど、すべての人にやさしくなれそうな一冊。コロボックルのファンタジーな話かと思いきや結局はいい人達の話でほっこりさせられる。
  • はなさかじいさん

    良いね。

    たまには、絵本も良いね。村上勉さんの絵が、ほのぼのとして、とても良い。犬が、殺されなかったら、もっと良かったんだけど、そういうお話だからね~~。しょうがないな。
  • だれもが知ってる小さな国
    初めてこの本を見た時、小学生の頃に読んだ「誰も知らない小さな国」に似た本で驚きました。題名が似てるだけでなく表紙や挿し絵も同じだったから。佐藤さとる先生のコロボックル物語の続編だったのですね。有川先生の優しい文章と登場人物達の思いやりに癒されました。
  • だれもが知ってる小さな国
    子どもの頃、夢中になって読んだコロポックルシリーズにこんな形で再会するとは!昭和のあの頃の空気感を残しながら、優しい世界に入り込めました。
    ヒコのお父さん素敵です。