村上勉のレビュー一覧
-
-
-
-
-
-
-
購入済み
良いね。
たまには、絵本も良いね。村上勉さんの絵が、ほのぼのとして、とても良い。犬が、殺されなかったら、もっと良かったんだけど、そういうお話だからね~~。しょうがないな。
-
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ幼い日、家にあったこの本。人生で初めて?ぐらいに読んだ小説。当時は意味なんて深く理解することができず、ただ、字を読むことでこの膨大な世界に自分が迷い込めた感覚が楽しくて、夢中になって読んだ思い出がある。大人になった今、この一冊を1日で読んでしまった。他の方もおっしゃってた通り、戦争の描写があることを初めて知った。戦時中を生きた1人として、せいたかさんも相当苦労して生きてきたんだなということが分かった。
誰にも心の中に自分だけの世界がある。大人になったからこそわかるこの大切さ。
最近は子ども時代に埋めたタイムカプセルを掘り起こして、そして温かい気持ちになる、そんな気持ちになる機会が多いなと感じま -
Posted by ブクログ
コロボックル物語の本編最終巻。
前巻、不思議な目をした男の子を読んだのははるか昔なのだけど、そこではセイタカさん一家は遠景になり、これからはもうそんなに登場しないのかなと思っていたので、本巻でその後のセイタカさん一家や、昔の登場人物たちの成長した姿が語られていて、なんとも嬉しい。
本編の主人公は正子さんとツクシンボ。
二人の出会いの様子は(小さな人との出会いは)やっぱりワクワクする。
物語的に驚いたのは、本編中にコロボックル物語自体が登場すること。
これはいわばメタ構造なのだけど、この設定を書いたことはその後に影響したんだろうなと思う。
これは現実との折り合いという難しい問題を抱えること -
Posted by ブクログ
いやあ、懐かしいなあ。
久しぶりに読むコロボックル達のお話は、なんだか懐かしすぎて涙が出そうだよ。
つい先日、作者の佐藤さとるさんの訃報が届いたけど、それで買ったわけではなく、実はずっと積読本になっていた一冊。
読むきっかけはやっぱりその知らせだけど。
遥か昔、若かりし頃に読んだ第一巻『だれも知らない小さな国』は、まさに日本のファンタジーの始まりのような物語。
今でもコロボックル達が背高さんに初めて姿を見せる場面はソラで話せる。
そんな思い入れのある物語の本巻は、いわば番外編。
コロボックルたちの神話や昔話集だ。
人の世界で語り継がれているお話が、彼らの側から描かれるのが新鮮。
いろんな