村上勉のレビュー一覧

  • だれもが知ってる小さな国
    素敵です。
    子どもの頃好きだった佐藤さとるさんのコロポックル物語を有川浩さんが書き継いだ新しいコロポックル物語…
    有川さんも私のように子供の頃読んで、コロポックルのことに思いを巡らせていたんだなぁと感じました。
    子どもの頃に出合い好きになった作家の童話を書き継ぐなんて、本当に素敵です。
    佐藤さんと有...続きを読む
  • だれもが知ってる小さな国

    優しい世界の話。
    本人は悪気なく言っているようなこと、だけど言われた人は傷ついてしまうこと。
    気にしないようにしていたら、気づかなくなっていた。
    という事に気付かされた。

    おそらく子供向けの本だと思うが大人になったとき、
    誰かの言葉になんとなくモヤモヤする事がなくなった時に必要な本だと思いました...続きを読む
  • だれもが知ってる小さな国
    元の作品は知りませんでしたが
    とても読みやすい作品ですか


    子どもも大人も楽しめそう(^^)


    自然に囲まれた生活、
    コロボックルの様子、
    はち屋の仕事などが
    とても丁寧に描かれていました


    トシオが現れたあたりからは
    ドキドキして読む手が止まらない…!


    ヒコとヒメの想いに胸が熱くなりまし...続きを読む
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    子どもの頃だけでないところが、とても素敵だと思います。時間をかけて、ていねいに読みたい本だと感じました。

    シリーズを読んでいくのが楽しみです。
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    幼い日、家にあったこの本。人生で初めて?ぐらいに読んだ小説。当時は意味なんて深く理解することができず、ただ、字を読むことでこの膨大な世界に自分が迷い込めた感覚が楽しくて、夢中になって読んだ思い出がある。大人になった今、この一冊を1日で読んでしまった。他の方もおっしゃってた通り、戦争の描写があることを...続きを読む
  • コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし
    あっという間に読んでしまうなあ。
    虫づくし、が可愛かった。
    コロボックルは本当に賢く、心豊かで正しさを知っている。
    奇跡の人々なのだなあ。
    本書はとりわけ、挿し絵が素敵でした。
    良いシリーズを有難うございます、という気持ち。
  • コロボックル物語4 ふしぎな目をした男の子
    ツムジイが可愛いね。
    「やんちゃだけど自分の世界を持っている」男の子が、コロボックルと親和性が高いのかしら。
    そういう子ばっかりに思えてきた(笑)
  • コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ
    マメイヌの子犬がおチビを追い掛ける場面が好き。
    コロボックルは可愛いし、マメイヌはもっと可愛いだろうねえ。
    ゆったり安心して読めるシリーズ。
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    小学生の時に好きだったシリーズ。
    文庫本が出てからも何度か読み返しているが、今回改めて読んでみて、戦争の記述を初めて(!)認識した。
    戦争前後ということは、もしかして京極堂シリーズと時代設定が一緒?まじで?という気分。
    (最近、戦争に敏感になってるなあ‥)

    小さい頃に読んだ本って、上手く言葉にでき...続きを読む
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    有村浩からの繋がりで読んでみました。表紙や挿絵のイラストが有村浩と一緒で「よく本家のイラストレーター」を使えたものだと感心してしまった。←まずそこから(笑)
    それで内容の方なんですが、これは児童文学じゃないです。オトナが読む本です。文字がページの中にギッシル詰まっているだけで読み切れるか不安になりま...続きを読む
  • コロボックル物語5 小さな国のつづきの話
    コロボックル物語の本編最終巻。

    前巻、不思議な目をした男の子を読んだのははるか昔なのだけど、そこではセイタカさん一家は遠景になり、これからはもうそんなに登場しないのかなと思っていたので、本巻でその後のセイタカさん一家や、昔の登場人物たちの成長した姿が語られていて、なんとも嬉しい。

    本編の主人公は...続きを読む
  • コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし
    いやあ、懐かしいなあ。
    久しぶりに読むコロボックル達のお話は、なんだか懐かしすぎて涙が出そうだよ。

    つい先日、作者の佐藤さとるさんの訃報が届いたけど、それで買ったわけではなく、実はずっと積読本になっていた一冊。
    読むきっかけはやっぱりその知らせだけど。

    遥か昔、若かりし頃に読んだ第一巻『だれも知...続きを読む
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    有川浩の『だれもが知ってる小さな国』からの流れでオリジナルの方を読んだ。セイタカさんのコロボックル愛、コロボックルたちの人とのかかわり方、考え方など、同じ世界観を楽しんだ。本作では小国消滅の危機とはいえ、コロボックルや小国の存在が問題になったわけではないので、知恵で乗り切れる程度の小事だった分、優し...続きを読む
  • コロボックル物語3 星からおちた小さな人
    空から落ちてきた小さな人を宇宙人だと思った少年。少しずつ心が溶け合っていく感じがして嬉しい。仲間を助けようと頑張るコロボックルたちも素敵です。落ちてきたコロボックルと拾い上げた少年の付き合いがこれからも続くと良いなぁ
  • コロボックル物語2 豆つぶほどの小さないぬ
    小さい人が小さいイヌを捕まえようと、コロボックル通信社の人たちが調べ工夫し挑戦する。ワクワクする出来事でした。コロボックル通信1号はホントの新聞みたいでした。2号からも続けて読みたいものです。
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    子供の頃読んで面白かった記憶があったので読んでみたが、どうも初めて読むような気がする。少年と小人の触れ合いだったと思うのだが。もしかしたら続編の「ふしぎな目をした男の子」を読んだのかもしれない。確かめてみよう。

    ちなみにこの本もとてもおもしろかった。自分だけの小さな世界をもつことはとてもいい。娘が...続きを読む
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    とても可愛らしい物語で、読んでいくにつれてどんどん物語の中に引き込まれていった。
    小人たちの言葉が全部カタカナで書かれてて、最初は読みにくいって思ったけど、それが逆に小人が本当に話しているような感じで読めた。
    コロボックルの不思議な存在、少年から青年に成長するセイタカさん、そしてセイタカさんとおちび...続きを読む
  • 口笛を吹くネコ 佐藤さとるファンタジー童話集7
    子どもの日に読むのに最適な一冊。

    人に驚いてもらえないとしぼんで縮こまってごみになってしまうというお化けの話。
    お話を作るのが大好きなのに、作文がちっとも書けないヒロシの話。
    猫の道、屋上につながってしまう不思議な山の道の話。
    子どもの世界に戻ったような気がした。

    しかし、不思議なことに、私自身...続きを読む
  • コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
    青い鳥文庫でずっと前に(といってもおとなになってからだけど)読んで、大好きになったお話。
    久しぶりに読んだら、ああ、そういえば太平洋戦争の頃からお話が始まるんだった。もちろん主役はコロボックルだけど、せいたかさんとおちびさんがかけがえのないパートナーと出会うお話でもあるんだよな。
    何度読んでも幸せな...続きを読む
  • コロボックル物語6 コロボックルむかしむかし
    コロボックルに伝わる歴史や古い話を集めたもの。陰にはツムジィとせいたかさんの努力があったことが伝わってくる。でもこれを読むと、コロボックルがなぜ人にこうも慎重になるのか、今のコロボックルを築いたものが垣間見えるようで面白かった。