ヘンリー・S・ストークスのレビュー一覧

  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    (2014/4/29)
    三島由紀夫と親交があり、自害する直前に手紙まで受け取ったというイギリス人記者の書いた日本論。

    目から鱗だ。

    恥ずかしながら、なぜ戦中日本が大東亜戦争と呼んでいた戦争を、戦後戦勝国が太平洋戦争と読み替えたか、

    その理由を初めて知った。

    「大東亜戦争」と呼ぶのははばかられる、軍国化思想、のように言われる向きがあるが、

    それはあくまでアメリカの都合だったことがこの本に書かれている。

    というより、アメリカの見方で戦前の日本が全面否定されたことが改めてわかる内容となっている。




    私も最近は、様々な本を読み進める中で、「戦前の日本は悪い国でした、原爆投下も日本が悪

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    2024年09月04日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    日米関係を中心とした世界観を一変する驚愕な話。いったい事実なのだろうか。

    今日、日本国民の多くが、先の対米戦争が日本が仕掛けた無謀な戦争だったと信じ込まされている
    だが、事実はまったく違う。アメリカは日本が真珠湾を攻撃するかなり前から、日本と戦って、日本を屈服させ、日本を無力化することを決定していた

    アメリカも日本と同じように、誠がある国だと思い込んできた。それがとんでもない間違いだったと気付くのは、ずっと後のことだった。

    セオドア・ルーズベルトは、日露戦争までは、日本に好意をいただいていたが、日本がロシアに勝つと、日本を、アメリカがアジア太平洋においてもっていた、フィリピン、グアム、ハ

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    2023年07月20日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    ネタバレ

    ペリーが種を蒔き、ルーズベルトが育て、マッカーサーが収穫した。
    アジア唯一の独立国日本を、最後の有色民族を刈り取るため。

    ルーズベルトが日本からの開戦へと誘導した。
    アメリカ国民を欺き、あくまで攻撃される体裁をとるために用意周到に。
    決めてはハル・ノート。日本には到底呑めない内容。
    経済制裁により石油が枯渇し、今戦うか、枯渇して何もできなくなってから侵略に抗うかの二択を迫られた。
    フーバーとマッカーサーはルーズベルトを狂人と呼んでいる。
    「経済制裁は殺戮と破壊が行われないものの、戦争行為にあたるものであって、誇りを重んじる国であったとすればどんな国でも耐えられるものではなかった」

    もし日本

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    2023年02月26日
  • 英国人記者が見抜いた戦後史の正体

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    日本の新聞、テレビが口が裂けても言うことの出来ない「真実の戦後史」。日本の戦後は、アメリカが仕掛けた「日米開戦」に端を発する。日本在住半世紀の伝説の英国人ジャーナリストだからこそ見抜くことが出来た、この国の戦後史を問う。

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    2020年03月04日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    ここ半年読んだ本の中ではベスト5に入ると思われる内容。真珠湾攻撃の真実、ハルノート、ルーズベルト大統領のやったこと等。中学や高校の教科書にもし書かれていたら、日本人がアメリカに対する接し方は全く変わっていたと思われる。アメリカ人全体というよりも、欧米各国の指導者のあり方だろう。日本国憲法に対する考え方もこの本を読むと変わってくる。購入して再読するのもよいかもしれない。

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    2019年08月12日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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     戦争の犠牲者となった人々の命を無駄にしたくないという気持ちがあるが、そのために自分でできることは、「少しでも真実に近づく」ことであると考えている。今まで、東アジアに関する様々な本を読んできたが、いつもどちらかに片寄っている気がして、読んでいて疑問を感じることが多かった。「日本は悪である」という考え方がある一方で、「東京裁判は間違いである」という考え方もある。世界史の中の人種差別・植民地・戦争の歴史のひとつとして太平洋戦争を大局的に見ていきたい。
     この本は、加瀬英明さんとヘンリー・S・ストークスさんの二つの視点で書かれているので、より客観的で信頼できる部分が多い気がする。世界史の一部としてア

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    2019年02月17日
  • 欧米の侵略を日本だけが撃破した

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    読んでつくづく実感。戦勝国の押し付け歴史。
    アメリカインディアン、アンデスのインディオになっていいのか!!?

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    2018年11月04日
  • 欧米の侵略を日本だけが撃破した

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    日本を含むアジアの知られざる歴史が記されているのみならず、日本の心がここにはある。
    奇蹟ともいえる長きにわたる日本の歴史、国体を護ってこられた多くの先人を思うと、込み上げてくるものがある。日本人なら必読。

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    2018年05月04日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    歴史観や認識はある意味相対的なものなので、絶対にこれしか無いというものは無いなと思う。日本が属国化しているのは事実で、国民主権では無いが、今回の選挙は大きなチャンスかもしれない。ここで国民の意思を示すべき。

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    2014年11月22日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    元ニューヨーク・タイムス東京支局長の著書。南京虐殺や従軍慰安婦の強制連行を否定する立場に立って、報道の経験や三島由紀夫との交流をベースに、かなり客観的に書かれている。右翼的な主張をする人は概して攻撃的で敬遠してきたが、この本は、その主張にもしっかり根拠があることが分かって参考になった。

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    2014年10月17日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    2人の著者による新書。前半は加瀬氏、後半はヘンリー・S・ストークス氏に分かれている。

    加瀬氏の内容については他の本で知った内容が多く特に目新しい点はなかったが、やはりアメリカという国の欺瞞を感じる。

    ヘンリー・S・ストークス氏の内容については、インドネシアの独立の流れ、また岸田秀氏やチャンドラ・ボース氏のことにも触れており、英国の方とはいえ客観的に歴史を見られている印象を持った。

    今現在、弱体化しているとはいえアメリカの覇権が続いており、次の覇権国は何処になるのか興味深いところではあるが、おそらく自分がその世界を観ることは無いのだろうと思う。

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    2025年05月06日
  • 英国人記者が見抜いた戦後史の正体

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    南京大虐殺とか従軍慰安婦について正しいこと、事実は曲げられないが、誤解ほ解くべきだし、プロパガンダで広められたウソ(これは間違いなくウソ)は大きな声で指摘するべきだろう。著者も「みなまで言わずとも察する」「以心伝心」「ちゃんと見ている人は分かってくれる」というのが国際社会では通用しないと言っているが、現在ではこんなこと日本だって全然通用しない。通用しない人ばかりだ。やはり主張はすべきだろう。
    フィリピンの歴史も学ぶべし、と思った。フィリピンの学校で教えている自国の歴史はどうなっているのか興味がある。スペインの支配から米西戦争、その後マッカーサー父子に翻弄されたことを正しく教えていて欲しいと思う

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    2024年02月23日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    こういう本を書く人が居て、歴史の見方(史観)には視点によって色々な見方があることがよくわかる。事実・史実は一つでも解釈のしかたや史実の裏側にある思惑や狙い、意味合いなど、史実そのものをねじ曲げて宣伝する国があるが、これはやり過ぎ。一方日本は日本としての見方、意味するところをもっと戦略的に発信すべきだろう。
    自分もこれまで数々の歴史本を読んできたが、子供の頃から教科書を中心に習ってきた歴史というものが戦勝国史観であったことがよくわかる。数々の見方があり、それを見て自分の考えを創っていくのが勉強だと思うが、日本の教育は一つの史観を教え、設問に対して再生させることを目的にしているようで創造とは程遠い

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    2024年02月11日
  • 新聞の大罪

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    WGIPから続く日本のマスメディアの歪んだ姿勢、裏のプレスコードは勉強になった。日本はなかなか主張したり、相手の間違いを指摘したりしない。でも相手国(中韓米)に好き放題言わせておくのは得策ではない。それも大部分が自虐史観からくる新聞報道が原因ということになるとその罪は重い。孫崎氏の本も参考にすれば、日本のマスコミほまだアメリカに牛耳られているのではないだろうか?
    鳩山首相が引きずり降ろされた時の世論操作を見るとそう感じざるを得ない。国益という視点で考えると、そうなることで最も得をしているのはアメリカだ、ということ。戦勝国史観を全て否定しなくてもいいと思うが、少なくともその存在を認めた上で我々は

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    2024年02月11日
  • 新聞の大罪

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    最近の新聞の報道にはがっかりするものが多いが、病根は戦争前からあった。
    「リットン報告書」満州国における日本の侵略を一方的に断罪したものとして知らされていたのは、例に拠って切り抜き報道のようなものだった、これがもとになって国際連盟からの離脱が国民に大喝采され戦争への道を突き進むことになってしまった・・・しかし、その内容について知ったのは本書が初。これがちゃんと報道されていれば・・・であった。

    著者は藤井厳喜さんのお友達でもあるようで、日本人で無い人に反日報道(上の引用とは別)を嗜められているようなもので、何とも情けない読後巻があった。

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    2020年11月19日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    アメリカが対日戦争(太平洋戦争)を仕掛けたその背景について探った一冊。

    「ペリーが種をまき、そしてマッカーサーが刈り取った」というのは秀逸。

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    2018年06月17日
  • 欧米の侵略を日本だけが撃破した

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    アイバンモリス
    「日本では英雄が敗北の中から誕生する。」

    出光佐三
    「モラルは征服者が大衆を治めるために作った法律規則組織を守ること。」
    「道徳は平和に暮らすためかくしなければならないという人間の真心からでるもの。」

    日本の神道
     大自然が神。教義がない。
     多神教が個性的に共生する世界観。

    古事記
     ビッグバン理論と変わりない宇宙創成の姿が描かれている。
     アメリカは多民族国家、いちいち説明しなければわからない。
     イギリスは不文律、紳士協定がある。
     日本は以心伝心。歴史、伝統、習慣、感性が共有されている。
     日本という「国の始まり」が
     古事記という神話にあり、現在も進行中である。

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    2017年11月05日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    実はスゴい内容です。甘く見ていてご免なさい。
    筆者が長期にわたる記者人生を語るものです。
    三島由起夫との付き合いのくだりはスリリングですらありました。
    ストークス氏を通じて三島本人が語りかけてくるようです。

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    2017年01月12日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    日本で海外の報道誌の編集長を歴任した著者による、日本を語った一冊。

    若干右よりの感はあるものの、巷のネトウヨの言説と違って、イギリス人から見た日本だから勉強になった。
    あと、息子がハリー杉山らしい。

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    2016年11月14日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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     この作品が扱っている出来事は,とても地理的な範囲が広いとともに,時間軸でも長いものです。それだけ,いろんな見方ができると思います。それについて読んで,知り,考えることは大切だと思って読んでいました。
     話題が少し多岐にわたっていて,もう少し詳しく書いて欲しいと思った項目もいくつかありますので,そこは残念です。

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    2014年11月15日