ヘンリー・S・ストークスのレビュー一覧

  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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     この作品が扱っている出来事は,とても地理的な範囲が広いとともに,時間軸でも長いものです。それだけ,いろんな見方ができると思います。それについて読んで,知り,考えることは大切だと思って読んでいました。
     話題が少し多岐にわたっていて,もう少し詳しく書いて欲しいと思った項目もいくつかありますので,そこは残念です。

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    2014年11月15日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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     この作品が扱っている出来事は,とても地理的な範囲が広いとともに,時間軸でも長いものです。それだけ,いろんな見方ができると思います。それについて読んで,知り,考えることは大切だと思って読んでいました。

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    2014年11月12日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    「それまで鎖国状態でほとんど農民漁民で温厚な日本人がなぜ明治維新後わずか30年ほどで西洋諸国にケンカをふっかけたのかの原因を知りたい」マニアな私にはとても参考になる一冊。日本が対英米開戦に踏み切った原因を、日米の公式記録をもとに分析したもの。今や東京裁判が茶番で国際法上も根拠の無い裁かれ方をしたことは理解されつつあるが、それでも行き過ぎた自虐史観は根強く、こういう事実もきちんと把握すべき。憲法解釈の問題が喧しい昨今だが、盲目的に護憲を唱えるのはいかがなものか。残念ながら世界はそれほど「誠意」に満ちた場所ではない。

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    2014年06月25日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    1964年フィナンシャル・タイムズ東京支局長を皮切りに、ザ・タイムズ東京支局長、ニューヨーク・タイムズ東京支局長を歴任した英国人ジャーナリストH.S.ストークス氏が、米国を中心とした連合国戦勝史観によって作られた事実のように語られる日本の伝説について、ひとつひとつ丹念に根拠を示しながら虚構であることを証明している。

    本書で丹念にその虚構が指摘されているのは、東京裁判で積み上げられる戦争犯罪国家日本、南京大虐殺、慰安婦、さらに光州事件、金大中...そして、隠蔽され葬り去られている事実の例示としては、ドイツの迫害から逃れシベリア鉄道経由で満州国に入国を求めたユダヤ人2万人を、ドイツ外務省の強固な抗議にも屈せず「当然な人道上の配慮」として受け入れた(元)戦犯東条英機の姿など。

    1938年イギリス生まれのストークス氏は、第二次世界大戦中に幼少期を過ごし、アジアの植民地を次々と解放し、大英帝国の崩壊をもたらした日本を憎み育ってきた。しかし、戦後ジャーナリストとして赴任した日本においてジャーナリストとして冷静に物事を見聞きし、さらに証拠を積み上げることによって、世界の大マスコミがいかにいくつかのできごと、もしくはなかったこと(?)を利用し反日宣伝攻作に利用してきたことに気づく。
    日本のように戦勝国に隷属はしていないが、戦後パクス・アメリカーナともいわれる世界で、英国がアメリカに従属する立場であった立場が、その判断に影響していたのではないだろうか。

    原発事故報道では嘘ばかりついていると大マスコミの報道を批判する人が、同じそのキャンペーンであるその他の報道について、なぜ大マスコミの報道を信じるのか、わけがわからない。
    原発事故報道等において、日本外国特派員協会での発表、質疑応答が、日本の記者クラブ報道と食い違うように思えたことは記憶に新しい。しかし、外国記者であってもさらに情報は操作されうるという重要な指摘も、外国人記者クラブの主要なメンバーでもあった筆者は認めている。
    さらに、いみじくも著者は前書きでこう述べている。「もう一つ私が声を大にして言いたいのは「南京」にせよ「靖国参拝問題」にせよ「慰安婦」にせよ、現在懸案になっている問題のほとんどは、日本人の側から中国や韓国に嗾けて、問題にしてもらったのが事実だということだ。」
    これらの問題についてどう判断し行動するかは、私たち日本人次第であり、今後丹念に真実を証明し、訴え続けていかなければならないのも、私たち日本人である。

    どんな非常識であったにせよ、一時的にであっても一国の総理大臣、官房長官がしてしまったこと、言ってしまった事は重い。原発事故対応をみても、国民が背負ってしまう負債の大きさは非常に大きいものであることがわかる。その間違った行為、歴史を正す努力をし続ける必要があると思う。

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    2014年06月19日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    改めて、国際社会での関係づくりの困難さがわかった気がする。1個人の意見ではあるが、歴史的見解として、客観性も十分にあると考える。

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    2014年04月20日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    日本が正しかった事を、簡明に主張してくれている。英国人が著している事はある意味重要。ただ、日本の重鎮に会ったという自慢話は余計では。

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    2014年04月03日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    むっ茶偏っている。
    アメリカがいかに日本を追い詰めて行ったかというのは面白いが、日本は誠の国とか、人種差別をしたことが無いとか、気持ち悪い描写も多い。

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    2012年12月22日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    ヘンリーストークス氏、中立の立場で書かれている。三島由紀夫、石原慎太郎等の著名人との自慢話はもう少し少なくてもよかったのでは。

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    2019年08月12日
  • 外国特派員協会重鎮が反日中韓の詐偽を暴いた

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    本人がそうなのか訳者のせいなのか、ストークスさんの本は熱いですな。
    もともと、日本に滅ぼされた大英帝国の方だけに、入口は否定から入って、いろんなことを調べておられるようだ。
    鵜呑みにせず自分でももちろん調べないといけないことはあるんだろうけど、少なくとも後半、東京裁判に関わった人物たちの言葉は、嘘ではないだろう。

    日本人が知らないこと自体が、間違っていると思う。

    どこかで、この戦後体制が見直される日が来るんだろうか。平和的に。
    その時うちらはどうしてるんやろう。

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    2018年05月06日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    第二次世界大戦の位置付け、その後のいわゆる平和、そこの人種戦争やら何やらの要素が絡んでいるのが現在の世界。
    日本がやや独特な立ち回りをしたことはおそらく間違いないが、この辺の本を読んでいて一番感じるのは、たかが数十年でこんなに見事に骨抜きになるのかってこと。
    それとも根は変わっていないのか。
    この先間違いなくなんらかの意味で日本は有事に巻き込まれるわけで、そのとき生き延びられるのか。

    東京裁判、慰安婦、日本国憲法等に関する主張は大凡同意。
    南京大虐殺も、事実はこっち寄りなんだと思うが、そもそもこの文章自体が著者の書いたのもんではないという情報もあってやや微妙。

    三島由紀夫の話も、一部だけだから結局なんだか判らないし、アジアのリーダーも、だからなんだって。本のテーマからすると唐突感があって、締まらない。
    金大中がクソ野郎だったってのも目から鱗だが、事実関係があまり示されてない。

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    2018年05月06日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    幼少期に見た王者のように振る舞う若い米軍人と戦車へのルサンチマンから書かれたような気のする本。
    いわゆる修正主義者の史観をイギリス人が言っているんだけど、なぜそうなるに至ったのかの丁寧な描写は好感。一時期もてはやされていた白洲次郎が尊大であるということでガッカリする。

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    2018年02月18日
  • 欧米の侵略を日本だけが撃破した

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    元ニューヨークタイムス東京支局長の英国人による。

    結果的に自分の力で独立できなかった半島と、唯我独尊、国ですらない近隣の大文明が西洋列強にボロボロにされる中、「自衛/自立」のために戦い抜いた日本。

    前半はそんな感じで、世界の流れとかをあまり深くはないが説明していて判りやすい。
    本のタイトル通りだ。

    が、後半その理由を日本人の精神性という、神の国と言い出す辺りからあらら、と感じた。
    別にそういう主張があっていいとは思うし、嫌な気はしないが、別の書に分けた方が良かったんじゃないかなあ。

    日本人の価値観が、正邪や、好悪、ではなく、美醜であるというんはなるほど。その美醜も、精神的な美醜をどう感じるかやなあ。

    そうであった国も、今はどこへ。

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    2017年11月25日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    50年日本に在住する英国人ジャーナリストが、敗戦国の劣等感を持ち続ける必要はないと日本人を鼓舞し、彼が会った近代の有名人などの印象を記した本。
    前半書かれていることは、田中正明の「パール判事の日本無罪論」と同じで、東京裁判の不条理を厳しく追究するもの。白人が有色人種に初めて負けた日露戦争は、西洋世界にとって衝撃だったようで、その悔しさや有色人種への侮蔑が根に残っていると主張している。一方、日露戦争の結果は、アジア各国にとって別の意味で驚きを持って受け止められ、日本がアジアの手本とされるようになったという。欧米で太平洋戦争で日本はアジアを侵略しようとしたと思われているが、著者に言わせると、日本は植民地だったアジア各国を独立に導いたという。
    有名人と実際に会った印象も興味深い。著者は三島由紀夫と親交が深かったといわれ、三島への憧憬が行間から読み取れる。他には、シアヌーク殿下についての記述も面白かった。
    本書を通して、著者の日本への愛情が感じられる。

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    2017年11月20日
  • 欧米の侵略を日本だけが撃破した

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    このタイトルを冠した本が日本人によって書かれていれば、私の目に留まらなかったと思いますが、ニューヨークタイムズに勤務されていた英国人によるものであったので、思わず手に取りました。終戦記念日あたりに本屋さんで見つけました。

    幕末の頃の世界史を振り返ってみると、列強国によるアジア征服はほぼ完成状態にあり、残すは日本だけとなっていたのが良くわかります。そんな状況にある中で、なぜ日本だけが欧米の侵略を撃破できたのか、今までは地政学的に有利であったからと漠然に思っていましたが、この本を読むことで、独立を保てた要因がより分かることができました。

    今後もこのテーマについては他の著者が書かれたものも読んでみたいと思っています。

    以下は気になったポイントです。

    ・マッカーサーは1945年に日本統治下にあった朝鮮半島を「解放」したことによって、日清戦争を1950年にもう一度戦わなければならなくなった。その時に初めて、日本の戦争が自衛戦争であった、と自らの体験から理解できた(p58)

    ・1943年11月のカイロ宣言で、朝鮮半島は自由独立の国と発表したが、1945年2月のヤルタ会談では、4か国統治(アメリカ、イギリス、ソ連、中華民国)とされた(p60)

    ・8月15日に日章旗を下して太極旗を掲揚視させたが、9月8日に南朝鮮(韓国)に進駐してきたアメリカ軍は、総督府に掲揚されていた太極旗をひきずりおろして、再び日章旗を掲揚させた。アメリカは、朝鮮をあくまでも日本の一部として扱った(p61)

    ・9月11にはソウルでアメリカ軍が、16日には平壌でソ連軍が、それぞれ軍政を敷いた(p64)

    ・ソ連は、抗日独立運動の英雄「金日成将軍」に対する朝鮮人民の尊敬心を利用して、33歳の抗日運動家・金成桂少佐に「金日成」を名乗らせて、北に送り込んだ。1946年の2月9日には、北朝鮮臨時政府の委員長に就任、3月に土地改革、6月に労働改革、8月には重要産業国有化と、ソ連型社会主義を導入し、北朝鮮の金王朝が始まった(p65)

    ・韓国が独立したのは8月13日(昭和23年)で、首都ソウルにて大韓民国の宣布式が挙行されている(p67)

    ・朝鮮人の志願兵制度は、1938年に陸軍特別志願兵制度、1943年に海軍特別志願兵制度が導入されるまでは、一般の兵卒として入隊できなかった。できたのは、陸軍士官学校を卒業して、士官任官したもの、あるいは旧大韓帝国軍から朝鮮軍人として日本陸軍に転籍したものに限られれていた(p69)

    ・朝鮮人も大日本帝国の国民として連合国と戦っていた、これば歴史の真実である(p71)

    ・黄河文明は、紀元前5000年前くらいから3000年くらいmで、中流域、湖南省あたりで広がった仰韶文化と、黄河下流域の山東省あたりを中心に、紀元前3000~1500年頃まで栄えた龍山文化に大別される。前者が、豚・鶏・犬等の家畜を飼って小規模な集落形成をしていたのに対して、龍山文化は、羊・牛などの家畜を飼って、城壁に囲まれた大規模集落を形成した(p88)

    ・易姓革命とは、王朝は天命によって存在するというもの、「天は己に成り代わって王朝に地上を治めさせるが、徳を失った王朝に天が見切りをつけたとき、革命(天命が革まる)が起こる」という孟子らの儒教に基づく思想である(p89)

    ・易姓革命は、禅譲といって君主(天子)がそのときを悟って、自らの地位を有徳者に譲るあり方と、放伐といって武力によって先の君主を倒す方法があった。堯、舜、夏という神話時代の禅譲を除けば、すべてが放伐で、禅譲とされるものも力を背景とした支配者の交代劇に過ぎなかった(p90)

    ・孔子(紀元前551年に生誕)は、仁という徳と、その「仁」の具体的な実践である「礼」を説いた。説いた理由は、そこで説くような理想や徳が実践されていなかったから(p96,98)

    ・ユダヤ、キリスト、イスラム教で「愛」が実践されるのは、神を信じる者どうしの間であり、異教徒は「殺せ」と神は言う。儒教の「仁・義」が実践されるのは、支配階級どうしでのこと(p98)

    ・当時の秦の外側=化外の地、には東北に「扶余」北側に「東胡」「匈奴」、西に「月氏」「尭(ぎょう)」等、非漢民族がいた。その他にも、チベット、タイ、苗族など、いくつもの部族に分かれ、習俗・言語を異にした(p103)

    ・始皇帝は、万里の長城の建設以外に、文字を「小篆(しょうてん)」という新しい文字で統一、法家以外の諸説を禁止し、実用書以外の書物を焼かせた。また儒家ら460人を穴に埋めて思想統一もした。これらを、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)という。貨幣は、半両銭とよばる銅銭を鋳造した、度量衡・車軌も統一(p104)

    ・五胡十六国時代とは、304年の漢(前趙)から439年の北魏による華北統一までを指す(p107)
    ・聖徳太子の文書(遣隋使が持参)に対して、煬帝は不快感を示したが、隋と対立している高句麗と日本が結びつくことを恐れて、問題にしなかった(p108)

    ・日本は630年から894年まで、遣唐使を20回派遣しているが、702年の遣唐使から、唐の資料は、倭国から日本国へ書き改められている(p109)

    ・東アジア諸国につくられたシナの柵封体制が崩壊したのは、1894年に日本が日清戦争に勝利したときとされる(p109)

    ・モンゴル帝国は、大英帝国と同等以上の大帝国を築き上げた、この連合国家は14世紀になると解体に向かった、モンゴル帝国最後の皇帝は、北元の第14代、トゴル・チムル・ハーンだったが、北限は1634年に滅亡した(p112)

    ・シナで圧倒的な多数を占める漢民族が少数の満族の支配を受け容れたのは、清が武力で明の皇帝に取って代わったという態度をとらず、明を滅ぼした李自成を逆賊として討伐した形をとったことにあった、明を継ぐ、正当な王朝であるという姿勢を前面に押し出した(p117)

    ・1813年には、イギリス東インド会社による、インド貿易の独占権が廃止されて、1833年にはシナ貿易の独占権も廃止された。その後は、マセソン商会が中心的役割を果たした。シナ貿易の赤字を回収するために、インドの阿片を清に売って銀を回収した、このために清にはアヘンが蔓延した(p119)

    ・アヘン戦争に負けた「清」は、1842年の南京条約以降、1844-1885年にかけて、その他の列強(米、仏、ロシア)と不平等条約を結ぶこととなった(p119)

    ・三国干渉を日本に迫った、フランス・ドイツ・ロシアは、その代償として日本には賠償額の増額をす勧めた。それによる財政悪化に借款供与を申し出た3カ国は、その見返りに、ロシアは満州からモンゴル、ドイツは山東省、フランスは広東省、広西省を獲得、イギリスは長江領域、ロシアは旅順・大連・関東州、フランスは広州湾、ドイツは青島・膠州湾、イギリスは九龍半島・威海衛を租借した。乗り遅れた米国は、機会均等を訴えて門戸開放宣言を発した(p120)

    ・1949年には国民党は、首都を南京、広州、重慶、成都へと移し、ついには台湾へ追いやられた(p134)

    ・1854年に再来日したペリーは3月に条約を締結、英国も8月に締結した、10月に来日したロシアと交渉中に、大地震が本州全土を襲い、下田は完全に破壊された(p160)

    ・アヘン戦争の結果、アモイ・広州・上海・寧波・福州は開港することになったが、広州だけが条約に反して開港しなかった、英国国旗を引きずりおろすなどしたので、広州の街は英国艦隊の砲撃を受けて、灰燼に帰した(p162)

    ・ハリスの日記に書かれていること、日本がアメリカとの条約に調印すれば、合衆国は日本に対するアヘンの禁輸を保証する(p163)

    ・1868年1月4日、明治天皇は仁和寺宮嘉彰親王に、錦の御旗・節刀を賜り、征討大将軍に任じた。これにっより、嘉彰親王に敵対する者は、朝敵になることを意味した。徳川慶喜はかねてより、戦闘の相手は朝廷ではなく、薩摩藩であることを強調してきた(p171)

    ・マセソン商会は、前身は東インド会社、広州に設立された会社で、主な仕事は、アヘンの密輸とお茶の輸出、香港上海銀行は、その資金をイギリス本国へ送金するために設立された銀行、長崎のグラバー商会は、マセソン商会の代理店である(p179)

    ・日本が優れていたのは、日本の「国体」と独立を保ちながら、欧米の先進技術や制度を取り入れていったこと。ここが、当時のシナや朝鮮とは全く異なっていた。これができたのが、日本のみ(p181)

    ・日本の歌会始で、歌が二度繰り返して詠われるのは、それがもともと「宣る」ものだから。二度繰り返すことで、言霊の霊力が強く発揮される、念押しである。念(おもい)を押印するということ(p228)

    ・日本の仏教の各宗派の開祖が建立した総本山になぜ神道の神社があるのか、それは各宗派の開祖も日本人であったから。古来「神州日本」に住まわれていた神々を讃えて、開祖たちは総本山の寺院内に神社を建立した(p237)

    ・日本人の祖先は、縄文人であるDNA研究により判明した。最もよく継承しているのが、アイヌの人々で、それに続くのが沖縄の人々、そして日本列島本土の人々である(p240)

    ・遺伝子の継承は、Y染色体によってされるが、これは男性のみが持つ染色体である。日本人のY染色体には共通の特徴がある、世界で見ると、チベット人とインド洋のアンダマン諸島のみが同じ特徴を持つ(p241)

    ・1万年以上にわたる縄文時代の大きな特徴は、遺跡から戦争の武が出土しないこと。動物を狩るための弓矢や槍はあったが、武器は見つからなかった(p245)

    ・炭素14年代測定法によれば、日本の稲作開始は、陸稲栽培で約6700年前、水稲栽培で3200年前に遡ると判明している。朝鮮半島では、水稲栽培は1500年前までしか遡れない。水稲は、日本から朝鮮半島へ伝わったことが判明した(p247)

    ・実在したと考えられる最古の天皇は、第10代の崇神天皇である、これは異称として、肇国(ちょうこく)の諡号を持つ天皇であるから、しかし初代にあたる神武天皇が実在した可能性も出てきた、日本書紀の「神武東征」に書かれた、大阪湾から上げ潮に乗って狭い水路を通って、難波埼についた、という描写が大阪平野の発達史の最近の研究によって明らかにされたので(p254)

    ・2017年は、皇紀2677年となり、キリスト教よりも長く続いていることになる。一つの王朝が2777年も続いたこと自体が奇蹟である(p257)

    2017年9月10日作成

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    2017年09月10日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    イギリス人である著者が主張する分説得力があるような気がするが、まあそれほど目新しい話ではない。「連合国戦勝史観」の方が「自虐的なんとか」よりは聞こえがよい。自虐的何とかは誰が言い始めたのか知らない。ステレオタイプとしては面白いと思うが、真剣にそれを信じている人がどれくらいいるのだろうか。
    友人だったという三島由紀夫のくだりが最も興味深かった。

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    2015年07月04日
  • なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか

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    白人だけが人間だと信じる、キリスト教徒

    アメリカが日本に対してしかけた戦争

    真珠湾攻撃 暗号解読 2隻の最新空母の避難

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    2014年10月08日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    戦勝国の歴史観というより、それを声高く断罪する内容。コテコテの保守政治家のような主張にびっくり。ここに記されていることには多くの事実もあるのだろうけれど、希代の表現者である三島由紀夫との親交を通して「大和魂」を培養してしまった模様。僕のヒーローだった白州二郎の強欲ぶりはがっかり。それにしてもGive me gumっていうのは裸足のゲンの世界だと思っていたら、英国でも米軍兵は同じことをしていたなんて、驚き。聞いた話では不足していたストッキングをあげたりして英国女性をかどわかしていたと、英国人はご立腹でした。

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    2014年09月23日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    「大東亜戦争(太平洋戦争)は、アジア諸国の西洋植民地からの解放が大義名分だった」と、日本人が言えば「戦争を美化している」、「軍国主義の復活」と誤解・歪曲されてしまうが、戦勝国側のイギリス人が言っていることに意味はあるだろう。

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    2014年08月06日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    第2次世界大戦戦勝国が支配する国連。なかでも安保理の常任理事国に日本が加わることは当分のあいだ無いだろう。日本は敗戦国なのだから。しかしながら日本からの主張をもっと行うべきという著者の言葉には勇気づけられる。ただ著者も交友関係からもみられるように政財界の一部の見解に強く影響を受けていて、そのままでは受け入れられない引っ掛かりをかんじてしまう。
    ところで、白洲次郎はヤな奴だというくだりには、ああやっぱりなと . . . 。

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    2014年08月04日
  • 英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

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    三島由紀夫やアジアの指導者達との交流を書いたページの方が多く、タイトルから想像する内容を期待すると少し宛が外れます。
    東京裁判で日本を裁く側であった英国人であり、日本を知るまで、連語国の史観を信じていた作者の言葉には説得力があります。
    なるべく公平に太平洋戦争を見ようとしても、連合国の史観に縛られている自身に気がつき驚きました。

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    2014年07月31日