土井哲のレビュー一覧
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あまり好きではないタイトルであったが、目次を見て購入した本。
ビジネスの基本的考えを結構わかりやすく書いてある。
特にPDCAの説明はコンパクトにまとめてあり、新入社員には是非とも読んで身につけて貰いたい。
◇プレーヤーとマネージャーの役割
◇PDCAの本質と各々のポイント
→1日に3度くらいの高速回転を望む
→基本に帰る…守・破・離の思想
◇着眼対局/統合思考・着手小局/分析思考
◇コミュニケーションとは「伝える」事ではなく、「伝わる」事である
◇論理的に話すとは?
◇仮説を持つと言うことは、アクションが明確になり、迷路に迷いこまない
◇仮説と検証をワンセットで繰り返すと、精度の高い答えを導 -
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読んでみたら、とても自分にマッチする本でした。
プレゼンテーションという題名の枠をにとどまらず、幅広く記載されており、書かれている内容も分かりやすく、腹落ちできる内容が多いです。
内容の概略。
良いプレゼンテーションとはコンテンツとデリバリーの二つの要素で評価ができる。
コンテンツでの重要な点は、ストーリーラインとビジュアルの大きく二つ。1.ストーリーラインではキーメッセージが明確で、主張の根拠がそろっており、頭に入りやすい。
2.ビジュアルでは、メッセージが目に飛び込んでくる、オーディエンスの理解が深まる、ポイントが印象に残る。
デリバリーで重要な点は、相手の関心、理解に併せて説明がされて -
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戦略人事・HRBPの全体像を理解できる本。
これまで、戦略人事をするには「人事業務内」の、例えば採用・労務・教育等を横断的に企画実行する必要があると考えていた。本書を読んで、より事業サイドの付加価値の高い業務や業務プロセス全体像の理解をしないと戦略人事としてのレベルが上がらないことを理解。
人事はあくまでも事業戦略遂行、顧客価値最大化のためにあるものであり、その目的から逆算すると事業戦略や業務プロセスの深い理解が必要なことは確かに当然かもしれない。
この数年後に自分の興味が人事から、経営企画や事業戦略立案の方に移るかもしれないと感じた一冊だった。 -
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ネタバレ- [ ] 感想
人事企画に係る人、事業運営に関わる人はこの本で観点を学びl具体的に考え始めるのが大事だと思いました。
- [ ] メモ
- [ ] プロダクトアウトとアウトサイドイン
- [ ] プロダクトアウト:日本型。5カ年計画を立てて、それを重ねていく。
- [ ] アウトサイドイン:もっと先の10年後の未来を描いて、そこから逆算して現在の戦略を立てる(バックキャスティングという)
- [ ] 人事担当者の役割
- [ ] 人事権をもたない。コーチングをして、耳の痛いことも良い、名参謀役となる。社内コンサルト参謀の違いあ -
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何らかの相手の疑問や質問に答えるのがプレゼンテーション
相手の「役に立つ」話を「面白く」話すこと
コンテンンツ作成の流れ
1. キーメッセージを決める
2. キーメッセージを支える論理を構築する
3. 各サブメッセージを証明する根拠を揃える
4. 話す順番や強調すべきポイントを考えてストーリーを設計する
5. 揃えた証拠をビジュアル化し、ストーリーに合わせて並べる
キーメッセージの種類
・事実メッセージ 「当社の売上げは昨年比5%減少した」
論証方法:演繹法や帰納法を使って論理を構築することができる。
・評価メッセージ 「当社の製品は優れています」
論証方法:論証が難しいので、まず言 -
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プレゼンテーションのための論理展開を如何に構築し、資料にまとめ、プレゼン本番でどのように振舞うのか総合的に解説した本。プレゼンという切り口でまとめたロジカル・シンキング系の本という言い方もできると思う。
基本的にはバーバラ・ミントの考える技術・書く技術で示された論理のピラミッド構造、すなわち、最終的な結論(=キーメッセージ)を頂点に、その結論を証明するためのいくつかのサブ・メッセージがあり、それぞれのサブ・メッセージを証明するためにさらにいくつかの小さなメッセージに分割され、最小のメッセージはそれぞれ事実によって証明されている、という構造を採用している。
その上で、「あなたは(御社は -
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ネタバレ同様の本を複数読みましたが、ハイパフィーマーの人の仕事術・思考法などを知ることができました。
・ハイパフォーマーは、自分の仕事の相手は誰か?その相手はどんな結果を求めているかを常に考え、役割に徹している。
・スピードを優先することで結果はついてくる。①期限厳守②早期着手③手際の良さがスピーディーな仕事に必要。
・仕事を進めるにあたっては、自力突破(ドリブル)orコンビネーションプレオ(パス)の2通りがあり、場面や相手に対して使い分ける必要がある。
・優先して考えるべきは、手段/プロセスではなく、目的/ゴール(結果)。ゴールを明確に示す伝え方が重要。手段はその次に考える。
・振り返りの深さの差 -
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原書2014年。翻訳2020年。
人気書良書程間隔が狭い、と考えると、この6年という微妙な数字が本書の評価を象徴しているような。。書いてあることは元々実効が難しそうな内容なのだが、日本の会社に適用するとなると更にハードルが上がる気はします。
以下は、巻末の格言から、その通りと思ったものを抜粋。
成功要因1
- 戦略は未来に向けたもの、能力は過去のもの
- 現在までの能力と、未来に向けて必要な能力との差分を理解すること、これこそアラインメントの核心
- 日々の業務が変わらなければ、出せる結果は変わらない
成功要因4
- 人から始めて組織を設計していては戦略を実現できない
成功要因7
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組織システムの各要素は1.業務プロセス、2.構造とガバナンス(統治)、3.情報と指標、4.人材と報酬、5.継続的な改善、6.リーダーシップと企業文化
1. 組織の構造化へのアプローチ
阻害要因:ボクソロジー(組織の箱いじり)
成功要因:システム全体のアラインメント
2. 最適な組織を設計する
阻害要因:ありものの選択肢(ベスプラ等)の中で満足
成功要因:自社の戦略に合わせたテイラーメイドデザイン
3. 誰をアラインメントプロセスに巻き込むのか
阻害要因:秘密会議(上だけで決め、実際に組織を動かす優秀な部課長を巻き込まない)
成功要因:コ・クリエーション(共創)
4.人材配置の意思決定