●情報は必ずどこかでつながっています。つまり、あなたの脳の中の小宇宙はあらゆるネットワークとリンクしているのです。
●豊富なインプットに支えられてこそのアウトプットなのです。膨大なインプットがあればこそ吟味された豊饒なアウトプットが生まれるのです。
●『縁読』ある本を読んだとき、その中で著者がほかの
...続きを読む本を紹介していることがある。これをチェックして追いかけてみる。
●読書するときに大切な姿勢は、すべてを他人事ではなくわがこととして読むことにあります。他人事として読めば、そこから教訓はなにひとつ導き出せません。わがこととして取り組めば、立派なシミュレーションにもなります。
●本は木霊です。小さく叫べば小さく返ってきます。大きく叫べば大きく返ってきます。
●さび付きはじめている脳のアンテナをブラッシュアップするためにも、たまには、致命傷にならない程度のトラブルに見舞われることはかえって健康にとてもいいことです。無病息災よりも一病息災をラッキーと考えなくてはいけません。
●発想のフィルター?それを見たとき、ハッとしたか??いま見たことをあなた自身のこととして考えたいか??それはユニークか??戦略に合致しているか??30年間使えるか?
●ウォームハート・クールヘッドが大切
●Aという成功を観察し分析してBという仮説を思いつき、実験して立証してはじめて事業化できるのです。
●鉄くずの生産は設備投資にいちばん相関関係があります。盛んになればいよいよ設備投資が本格的になったとわかります。鉄くず価格が高騰すれば、景気回復も本格的になりつつあるというメッセージです。
●実学ばかりが才気走ると、ビジネス優先で人の気持ちを無視した人間になってしまいかねません。だから、こういう人の下には優秀な部下が育ちません。本人には商売の才覚しか誇るものがないので、部下は仕事を覚えるとさっさと離れてしまいます。どちらもバランス良くなければいけないのです。不思議なことに、一流の人ほど美学と実学のバランスが整っていることに気づきます。なぜでしょうか?人気と人望の両方が兼ね備わっているからでしょう。「できる人」より「できた人」だからかもしれません。
●しょせん人は哀しい生き物です。その哀しさに温かい眼差しを注ぐ。人の痛みをわが痛みとして感じる。おかげで損ばかりする。「けど、それでいい」と腹をくくれば楽しい人生が送れる。そんな生きる知恵を感じさせてくれる小説『雨上がる』
●とどめを刺さない。なぜなら、どどめを刺したところで残るのは後味の悪さだけだからです。
●「清濁併せのむ」という言葉がありますが、すべてを承知で腹に収めてしまう。ときにはそんな度量も必要なのです。
●「石を投げられたら身体で受けよ。火を放たれたら自分の手でもみ消せ。刀で斬られたら傷の手当てをせよ。殺されたら、耐え難きを忍んだ心を後の世の若者に伝えよ。人の世は短い。しかし言い伝えは長く残る」樅の木は残った山本周五郎
●100冊の自己啓発書より1冊の山本周五郎