小松成美のレビュー一覧
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いろいろ苦労したのね。学校、家庭と。自分を振り返るためにもこういった自伝を書くのも良いのかも。その上で両親に関しては思うところを綴り、友達に関しても本音をさらけ出すことで過去を反省している感じでもあったのが印象的。
そんな中、学校の先生、ミュージックスクールの先生らは一刀両断したまま。Adoさんは、自分を勝手に型にはめようとする人、自分の名声を利用しようとする奴らがよっぽど嫌いなのね。そりゃそうか。
ボカロPが好きなだけあって色んなアーティストを称賛しまくってたのがちょっとクドかった。称賛するのはいいんだけど内容に具体性がなく何が凄いのかよくわからず、それが伝わらず残念。 -
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自伝的小説、このタイプの本は初めて読んだ。途中に出てくる歌詞や曲名が記載されてる部分では実際にその曲を流しながら読んだりして、ドキュメント番組を観ている様な感覚も覚えつつ、楽しく読めた。
色々と苦悩を抱え生きて来られたんだな、弱いというか卑下する面と頑固というか確固たる信念の面がどちらも強く共存しておられて、でもその中で強い気持ちが勝っている、早くからこれだけの気持ちを持って人生を歩んでいるのが凄い。
安易に辛い感情やその経験が必要だったと言うのは凄く失礼だけど、勿論どういう道を辿ってもそこに行き着いたのかもしれないけど、自身が生きていく中で思うのは、本人の性質(生まれ持った性格、物事の捉え方)が軸になり『いい事も悪いこともその時の感情等の内面的圧力や外的圧略が選択圧となって今を形成している』んしゃないかな、ということ。
それにしても、そのタイミングで、千木良さんという方と出会えたのは、本当に凄いことだと、『運命』というのはあるんだと、強く感じる。 -
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浜崎あゆみ、声も歌も好きじゃなかったし、あまり知らないで来たけど、背景を知ると(「事実に基づくフィクション」とあるが、あゆの個人的な視点で見た事実なのでは?と感じる)、今更ながら、改めて聴いてみようかなと思えた。
(実際、最近聴いてみてる)
自分のリアルではなく、創造することこそアーティストだと言う人もいるだろうけど、こういう私的な感情を詩に乗せるのも、私はよいと思う。
ただこの内容が当時出ていたとしたら、中でもそんなこと書いてあったけど、申し訳ないけど、冷めた目で見てしまったかな…と。
いつかその想いを公にしたかった浜崎あゆみにとって、この本は、過去の自分の気持ちをやっと昇華できる助けとなったのは間違いない。
(ほとんど事実なのだとしたら、だけど)
期待してなかったが、読んで良かったなぁと思う。
年齢とか気にせず、これからものびのびと活動していってほしいな、と思えた。
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見えないモノを書き起こすことで、見えるものへと変える。
そうすることで状況が整理されて取り組むべき課題が明確になり、勝率を上げることができる。
書き起こすことは、それ自体がメンタルを安定させる効果もある。
人は見えないものに恐怖や不安を感じる。
であれば、自らそれを紙に書き出して可視化してしまえばいい。
案外このテクニックを知っている人は少ない。
2015年のラグビーワールドカップの日本代表の活躍の裏側を知ることができて非常に面白かった。
一流の選手といえども、一人の人間だ。
苦悩や葛藤を抱えながらそれでも足掻いて懸命に前に進もうとする姿勢は、まさにラグビーというスポーツとシンクロしていると感じた。
とても勇気をもらった。
私も五郎丸さんのように、芯に誰よりも熱い炎を秘めた男でありたい。 -
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愛唄とキセキしか知らないGReeeeN誕生秘話。
4人の生い立ちから東日本大震災以降、活動休止までを綴った長い長いヒストリア。それなのに話の粒が細かく、頭の良い人の頭の中身をのぞいたみたいな感覚。記憶ってこんなにも鮮明に再生できるものなのね。
あ、はいはい歯医者さんで売れっ子ミュージシャンでギフテッドでまーすごいですね。
なんて思ってました私、ホントにゴメンなさい。
途中で何度もYouTube再生しました。
こんなにも多くの人が共感できる歌詞を生み出すパワーが、神様からの贈り物なはずないよね。イチローも大谷翔平も、私がポケモンGOをしている間ずっと野球のことばかり考えていたんだよね。
どうやって取材したんだ?と驚くほど、当人たちの想いがギッチリ詰まっている。好きな人もそうでなかった人も楽しめて、心にロールモデルとして持っておけるような、勇気をもらえる一冊。
なぜかって。
── メンバーの一人一人が、それぞれに寄り添うパートナーのような存在なのだ─
それが5人も!だなんてそれって『奇跡』。(のるな!) -
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ラグビーワールドカップの期間中、五郎丸選手は日記をつけていました。その全文と、本人への取材をもとにワールドカップ期間中や、ルーティーンを構築する日々を伝えるノンフィクション。著者はサッカー中田英寿氏への真摯な取材による著作や硬派な文章で定評のある小松成美さん。去年はテレビに出演しまくった五郎丸選手ですが、インタビューは時間の制限などでなかなか本人の本意をありのままに伝えきれていないケースも多かったように思います。この本には「あの場面ってこういう状況だったのか!」と再発見できることがちりばめられています。南アフリカ戦を振り返って五郎丸選手が後悔の念を抱いた事実。それは勝利が決まった後、敗者となった南アフリカの選手達を讃えることをしなかったこと。それを思い知らさせれたのはサモア戦の勝利の後、サモアの選手が選ぶマンオブザマッチのトロフィーをサモアの選手がわざわざロッカールームに届けてくれた事であった事実など。プレッシャーとの闘いの裏側などラグビーファンだけでなく、今回のワールドカップをご覧になった方なら読んで損はない一冊だと思います。
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ネタバレAdoさんとは少し世代はズレるが、多感な時期に私もニコ動やボカロ、歌い手文化に染まってきたので自分の当時を思い出し、読みながら色々と自分語りをしたくなってきた笑
父親が娘は自分の所有物と意識しているところがあり、事務所や娘から注意を受けても、Adoは俺の娘だ〜とあちこちに触れ回っているなど問題行動があり、Adoとしてはアオ(本名)の父親ではあるけどAdoは私だけのものだと反発している。
子供は難しいと言われていた中でようやく授かったわが子なだけに、幼稚園も嫌なら行かなくていいよ、通信や専門学校行きたいの?いいよ、と比較的寛容な家庭。
株式会社クラウドナインの千木良氏に声をかけられたことをきっかけに、うっせぇわデビューやONEPIECEの曲担当やワールドツアーなど盛りだくさん展開に。
学校では不登校など挫折する場面はあったものの、母親や千木良さんなど応援し手伝ってくれる縁にも恵まれたり、それにしてもやはり東京在住という強みもある。本人の努力や才能も勿論ではあるが、それでもやりたいことをさせてくれるそんな環境が羨ましい。
個人的には、幼稚園に行かなくていい、人がいるスタジオで歌わなくてもいい、という選択肢を選べることが一番の驚きだった。そんな選択肢ありか。 -
Posted by ブクログ
Ado自身の半生をもとに、クローゼットから世界へ向かっていくまでの軌跡と、“自分とは何者なのか”を問い続ける少女の姿を描いた自伝的ノンフィクション小説です。
成功者のサクセスストーリーというより、“ずっと自分に自信を持てなかった人間の告白”に近い作品だと感じました。
Adoと聞くと圧倒的な歌唱力や華やかな活躍を思い浮かべますが、その裏には孤独や劣等感、自分自身との終わらない葛藤があり、その部分がかなり率直に描かれています。
特に、“歌うことが救いであり呪いでもある”ような感覚で、認められたいのに目立つのは怖い、自分を表現したいのに自分が嫌いという矛盾がずっと続いていて、読んでいると成功の物語というより、不器用な成長物語として心に残ります。
自分の居場所が見つからずにもがいた経験のある人なら、どこか共感してしまうものがあり、“才能の凄さ”よりも、“それでも前に出ようとした勇気”の方が強く残る一冊でした。