小鳩めばるのレビュー一覧
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はらださん天才か。
全体的に面白かった!シリーズ化して欲しい。まじで。
女子がキー(ウー)マンというか、攻受の間で重要なキーパーソンになってる作品には名作が多い、と、勝手に思ってるし、というか好きなんだけど。
どれも面白かったけどはらださんのは半端なく面白かったなー。ギャグセン高。
ビッチの話は今まで考えた事なかった展開だったので新鮮でした。
どんなBLでもハピエンっていう表舞台の裏ではひっそりと身を引いていった女達の存在があったよね、
と思うとラスト見開きの意味もぐっと
っていう。
そう、私達が幸せになったらこのお話はなりたたないから!
あと
「なんじゃこら」
くそかわいい。 -
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図書委員の抱井優が一目惚れした先輩・雪野千星は、恋の不毛地帯(笑)である男子校でも一際目立つ存在。誰もが魅了される極上の美貌、深窓の令嬢のような佇まい……だが、彼にはとんでもない秘密があった!友人・益本の計らいで雪野の彼氏になった優は、知らない方が幸せだったであろう事をいろいろと知ってしまい、雪野の問題点を矯正するべく奔走する事に。
本来ならば攻めであろう優が受け、受けであろう雪野が攻めに回るという衝撃の下剋上展開(ただし初回は未遂)ながら、意外と常識人な優が多くの時間を雪野と共有していくうち、次第に雪野の内面を真正面から受けとめていく様子に、人間的成長を見てとる事ができる。なかなかの問題児だ -
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初めて読んだ葵居さん作品。攻受のキャラがかなり濃くて、中盤までかなりな息苦しさを覚えた…。
生物に生まれたのが間違いだと本人も自覚しているほど生きるのが辛そうな達季(受)が、何をするにもとにかくしんどそうで( ;∀;) 近年ネガティブキャラがとても苦手なんだけど、葵居さんの描写がとても丁寧で妙な説得力があった。自分にも小さな頃、いまよりもっと心のヒダが細かい時期があったな~と。他の人は気にも止めないような些細な事に躓いたり悲しんだり、そんな自分が嫌でたまらなかったり。
まぁ達季の方が遥かに強者だったけど(笑) 20代半ばでこのキャラはさすがに周りに居たらドン引きなレベルだわ★ だからひょんな -
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コミュ障で神経質な受けと大らかでセックス大好きなゲイとの恋愛。web連載の頃から追ってましたが、通して読みたいのと後日談目当てで購入。web当初は、ああ、よくあるヘンテコで強引な設定のやつね…と生温い目で読んでいたのですが、これが違っていました。よくもこんな変な設定で、無理なくちゃんと主人公に恋愛させて成長もさせてまとめていたと思う。受けも攻めも人間として欠けた部分のある一癖も二癖もある人物たちにも関わらず、魅力的に可愛く表現されていたし、そんな二人がくっついてラブラブになる流れにも非常に満足しました。可愛くって好きなタイプの話です。
この作家さん初めてでしたが、あらすじさえ合えばまた次の本も -
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気になっていたけど、帯でちょっと手を出してなかった・・・・のが悔やまれる。
すごく素敵なお話でした。
2年想い続けた会社の先輩がもしかしたらゲイかもしれないと知り、コールボーイに成りすまして一夜の関係を持って。
半年後会社のパーティーで先輩と話す機会があってからどんどん距離が縮まっていく。
コールボーイとはバレてないけど、嘘が重なっていくのに辛くなる受け。
でもお互いがホントに大切に思い合う気持ちが伝わってきて、ホント甘い甘いお話。
くっついた後のお話もすごく良かったし、なんだかほんわかして、めばる先生の絵が合ってた。
あぁ、久々にきゅんきゅんした!
☆4.8 -
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高校生もの。未熟さと無謀さが何とも言えず胸キュンでした!
恋かと思って付き合ってみたら、どうも恋じゃなかった…!男子校の図書室で儚げな美形の先輩が画集を眺めていたら、それはまるで一枚の絵のようで。
ところが、ひと目惚れしてしまった抱井の雪野に対するイメージは、実際にお付き合いすることになって徐々に崩壊していきます。
抱井の気持ちもわかるけど、完全に美化しすぎですよね~
きれいだけど雪野は男だし、経験ありそうに見えてもまだ高校生なんで!そこらへんがわかっていない、こちらもまたかなりウブな抱井が、いきなり乗っかられて誘われてドン引く様子が面白かったです。
雪野の天然な大胆行動に、どうしていいかわか -
購入済み
だ〜カワイイ!
川琴さん作品お初でしたが何とも可愛らしくもいんやらし〜お話お書きになる(笑)無垢っぽいハネちゃんが事に及べば意外と色っぽかったりフラフラしてそな割に仕事キッチリこなしたりとギャップ萌え、アホっ子は好きじゃないけどハネちゃんの健気な純情っぷりは可愛いすぎる。ハネちゃんが臆病さと大宮のためにと言う名目で身を引いた方がいいんだと思ってる間はちょっと切ない気分になったりもしますが全般的に甘い空気に包まれててほんわかしたお話。大宮が度量がデカくていい男です。癒された!
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切なくて甘い恋人ごっこから始まる恋物語。コールボーイ・イチゴと己を偽り、片想いの相手である大宮と一夜を過ごしてしまったハネちゃん。実は大宮とは同じ会社の同僚だけど、大企業の中で影の薄い存在である自分のことなど憧れの的である彼の眼にとまることなどありえなくて、それを逆手にとっての一世一代の大嘘だったのですが。
いつも強烈にクセのあるキャラを登場させてくる作家さんですが、今回はなんと淫乱なコールボーイと偽って後に引けなくなる、健気でちょっと抜けてる総務課勤務のハネちゃんという男子が主人公です。このハネちゃんが、とてもかわいかったです。なぜ、コールボーイ?しかもなぜ自らHが大好き設定にしてしまった -
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ネタバレ参った。こりゃ参った。
おバカすぎる受け子はあまり好きじゃないんだけど、この司はおバカでズレてるけど、なんか「ほら、頑張れよ!」って言いたくなるww
バックボーンがにネグレクトという悲しいものがあるからかもしれないけど、いやはや、これは良かった。
暗くて重くなりそうな話を受けのおバカ加減が上手くそれを緩和してて、よくよく考えたらすごく切ない話なのに、母性みたいなのを感じる様な話だったw
愛されたい、求められたい、可愛いって言われたい。
ドブネズミのようだった司を拾ってくれた和貴を「神様」とまで崇め、ただまっすぐに和貴の言われるがままをまっすぐとらえ過ぎてすれ違う部分があるけど、最後はちゃん