榎宮祐のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
はったりをかましたその後、ふとしたきっかけで
獣人の存在を知ってしまった兄の、当然の選択。
しかしここまで双方に寄りかかりまくって生存している
存在も素晴らしいです。
というのが、最初でくっきりはっきり。
何のために際立たせたのか、というのは
最後までのお楽しみ♪
ですが、一体全体どういう状態になったのか…。
さっぱり分からない最後です。
これは次の巻が手元にないと、非常にきついやも。
獣人という目的の前に手に入れた『知識』の塊。
それを手に入れるために勝負。
当然勝たなければ進みませんから、そこはいいとして
どれだけえげつない方法を取るかと思ったら…。
勝利って素晴らしい☆ と遠い目をし -
Posted by ブクログ
人類(イマニティ)の王となった空白は行動を開始する。世界三位の大国「東部連合」との戦いに向け、空白がまず狙った獲物は…
相変わらずのめちゃくちゃっぷりとしょうもなさ…(褒めてます)。読んでいてステフのいじられっぷりに泣けるとともに笑えてきます。
ゲームについてもよくこんなことを考えるなあ、と作者の榎宮さんの頭脳に感心しきりです。たかがしりとりがとんでもない展開に発展します。
全体としてちょっとふざけた空気はあるものの、国をめぐっての心理的な駆け引き、そして何よりこの巻では一人の人間の思いが受け継がれるシーンがあり、
そうしたシリアスな面や熱い面も一巻と同じように配置しているのがや -
Posted by ブクログ
ボードゲーム、ギャルゲー、オンラインゲーム…あらゆるゲームで頂点に立ったゲーマー兄妹の空と白(通称『 』(空白)。そんな彼らが神と名のる少年に連れてこられたのは全てがゲームで決まるという異世界だった。
ニコニコとKADOKAWAのコラボ企画でアニメの無料配信を見たのですが、これが非常に面白く原作も読んでみました。
読んでみるとアニメ版と大きな差異はないものの、二人の関係性や心理なんかはこちらの方が分かりやすかった印象です。
文章はライトノベルらしい一種のクセがありますが、話のテンポやキャラの掛け合い、メタ的なギャグなどラノベだからこそのノリが非常に読んでいて楽しいです。
し