岡田斗司夫のレビュー一覧

  • ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く

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    1時間の暇つぶしに良い。語りもよく読みやすい。

    ただ、読み終えた後に何が残るかと言えば、「まぁ、そうだよね」の域からでない。予測というほどのものでもなく、この方でなくても業界の人なら知っていて書ける内容。というか似た内容を他でも見かける。名前と文才が本を成立させている。
    なんとなく、著者もそのくらいのノリで本にしたのでは…、もしくはそんな程度で話した内容を出版社に企画とされたのか…かな。

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    2020年09月06日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ネタバレ

    岡田斗司夫さんが好きな人はいいと思う。コンテンツはフリーで流通させ、マネタイズは別の手法(ライブグッズのように)で行うのが理想という点は納得。余談だが、どうして音楽業界では無料公開のMVで曲を聴かせつつストリーミング等で購入可能にするというモデルが浸透しつつあるのに、漫画や小説で同じことをすると未だに目立つのかなーと思った。あと、消費税や所得税のことを考慮してリアルマネーよりポイントシステムを使いたがるということは大きな気づきだった。絵や本の権利を守るために生まれた著作権が、300年たった今無限にコピーできるデジタルコンテンツまで擬似的に一つ一つの物として扱おうとして機能不全を起こしかけている

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    2020年07月14日
  • 大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ

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    最近、A3!というイケメン育成ゲームを友人の紹介でやりはじめた。いやー、質が高い!僕はサブキャラにもフォーカスを当てるストーリーが好きなので、複数の劇団員が主人公の物語はむしろ好き。サイドストーリーがしっかり見れる。この作りに唸ってしまった。もともと女性向けだから細かい配慮すごい。
    そんなA3!がアニメ化されたので見ていたら三話で一旦打ちきりとなってしまった。 中学時代はアニメ好きだったがその後は離れていたので最近のアニメ関係の本を何冊か読んでみようか思った次第だ。
    それが今回の本、「大人の教養として知りたいすごすぎる日本のアニメ」だ。作者は岡田斗司夫氏だ。氏は、1984

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    2020年03月08日
  • スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」 岡田斗司夫の空想政治教室

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    スターウォーズのことが書かれているのは最初の3分の1くらい、残りはSFもの、ロボットもの関連。パルパティーン議長が贅沢三昧で暮らしているシーンは一切ない、というのはそのとおり。私利私欲で帝国をつくったのではなく、彼なりの宇宙の安定を目指した、ともいえる。単純な正義と悪の戦いではないということ。一見正義の味方のようなジェダイも実はそうとも言い切れないところがある。

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    2019年01月20日
  • スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」 岡田斗司夫の空想政治教室

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     「『××が△△だったら、この世界はどうなるだろう?』という思考実験」(p.164)が行われているSF小説、SF映画を取り上げ、いかにそこには「現実上に政治の本質」(同)が描かれているか、ということを語った本。「中学2年にもわかる政治学」(p.5)の本。具体的には「『ガンダム』は、宇宙時代のコロニーに住む人たちの独立戦争の話」(p.4)として捉えられ、イギリスのEU離脱を重ね合わせて解説されている。「『スター・ウォーズ』は銀河帝国という悪に対して反乱を起こす民衆の話 『バットマン』は、国家や警察には任せておけないと立ち上がった一個人は法を犯して正義を守るという話」(同)という形で、それぞれ共和

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    2018年12月21日
  • スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」 岡田斗司夫の空想政治教室

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    「政治寓話としての「スターウォーズ」」「そもそも政治とは何だろう」「スーパーヒーロー像から見えるアメリカという国家」、第3章くらいまでは面白かったが、英国のEU離脱をガンダムで語るあたりから、つまんなくなった。

     こういう本は、私のような人間には判りやすいのだが、アニメもSFも理解できない人には、どうなんだろう。

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    2018年07月16日
  • スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」 岡田斗司夫の空想政治教室

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    ガンダムの元ネタ「宇宙の戦士」の一場面「暴力では何も解決しない?否、それらなら、話し合いでも、お金でも何も解決しない。暴力こそが最も多くの物事に決着をつけてきた。その現実を見よ。」と言うハインラインの理屈(168ページ)に妙に納得した。これは、日本に薄く広く蔓延している希望的平和主義に対する解毒剤だ。しかし、このような言説を紹介できる岡田氏が「北斗の拳」に出てくる無抵抗主義の村長のような主張をYouTubeに公開している(「憲法9条の本質は関わらないこと」)。人間とは分からないものだ。

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    2017年10月09日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    本来、著作者の権利と利用者の最大化を目的とした著作権が、デジタル社会によって足かせになってきている現状を踏まえ、その打開策として極論を交わしている。話としては面白いが現実味はほとんどない。個人的にはベーシックインカムをクリエイター生き残り策として挙げているところが面白かった。

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    2017年04月06日
  • スター・ウォーズに学ぶ「国家・正義・民主主義」 岡田斗司夫の空想政治教室

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    うーむ…最近の新書にありがちなタイトルだった。
    もっとつっこんでスター・ウォーズを政治的な切り口で解説してくれるのかと思ったら、スター・ウォーズに関する章は全体の1/3ほど。
    ただ、スター・ウォーズ新旧3部作のあらすじ解説は見事。1エピソードあたり5〜600文字でめちゃめちゃわかりやすくまとまっている。さすが岡田さん。
    あとガリア戦記を記したカエサルを世界最古の同人作家と評していたのには笑った。
    しかし、デス・スターを核兵器に例えるのはちょっと違うような気がする。核がもたらすバランスオブパワーの考え方とデス・スターのような要塞兵器とでは戦略的な運用局面に決定的な違いがあるでしょう。気持ちはわか

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    2016年10月09日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    著作権が万能ではないことはよく分かった.
    大義名分を信じてはいけないってことだな.
    コンテンツで食うとかCGMとか結構胡散臭い.
    自然に最適なシステムが出来上がっていくという考え方もできるが,やはりネット社会になって,簡単に国をまたがってしまうので,ちょっと解決は簡単ではなさそうな気がする.
    ここでもTPPが関連するのか.
    アメリカの思うがままに世界が支配されるのかな?

    2回目:自炊に関する考えや捉え方は大きく変化した気がする。意識されなくなったというのが正しいのかも。

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    2018年02月05日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ★『なんでコンテンツにカネを払うのさ?』
    「著作権法の第一人者」と言われている福井健策氏による”著作権”に関する最新の説明を聞きたいと思っていた時に、目にしたのがこの本。根っからの岡田斗司夫ファンの私は、『一挙両得』と思いながら手に取り、読み始めた。感想は『この本で良かった』です。
    福井氏を知ったのは、インターネットニュース番組の「ビデオニュースドットコム」にゲストとして登場した時。論の鋭さと、”著作権”という特化したわかりずらい法律を取り扱う法律家、と言うより、芸術や文化のコンテンツを愛している匂いのする方だという印象を持った。だから、福井氏の著作物を探していたのだが、実際に彼の文章を読

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    2014年05月31日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ただでさえクソ長いと思ってた著作権の保護期間死後50年。これが70年に延長される動きがあると知って愕然とした。またディズニーを嫌いになる理由が増えてしまった…。それ以外にも、疑問を感じるような、いや、正直言ってクソみたいな著作権関連の動きは多い。CCCD、コピーワンス、ダビング10、録画ネット裁判、各種DRM。これのせいで、テレビが故障したら録り貯めた番組が全部見れなくなったり、ネットから家電の動画を再生できなかったり、気軽に貸し借りができなくなったり、時には再生すらできなかったりすることさえある。もちろんマジコンP2P海賊版その他違法サービスに対応する必要はあるとは思うが、そのせいで普通に

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    2018年10月20日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ちょっと縁が遠い著作権の話を深く掘り下げた内容。著作権を厳しくすると逆に売上が減る話など色々ゼロイチでいかない話が多く面白かったです

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    2013年11月06日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    ふつう。
    対談形式で著作権論議を展開。岡田氏の斬新な発想に対し弁護士の福井氏が現実性をコメント,という具合。
    提案自体は面白いものもあれば,共感しづらいものも。

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    2013年10月29日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    著作権とは何か?コンテンツにカネを払うとはどういうことかというその是非を問う話にはじまって、縦横無尽に、それこそあらゆる角度から岡田斗司夫と福井健策の両氏が語りつくす対談本でございます。

    著作権のほうで有名な弁護士と、「オタキング」こと『フリックス』という新しい経済概念を提唱する岡田氏が対談形式で『著作権とは何か?』ということを徹底的に語り合っている一冊でございます。話題は本当に多岐に渡っていて、『自炊』と呼ばれる既存の書籍をデジタル化するということの是非や、コンテンツのマネタライズ。さらにはフェイスブックやツイッターなどの米国発のプラットフォームの絶大な影響力。情報と経済のありように至るま

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    2013年09月15日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    エヴァンゲリオンで有名なアニメ製作会社 GAINAX の元社長で現在は評論等で活躍している 岡田斗司夫 と著作権を専門に扱う弁護士 福井健策 が著作権とコンテンツの今と今後について語り合う対談本。「家族1万人いたら自由に私的複製してもいい?」「プロとして食えるのは日本で1000人」「救うべきは貧乏なクリエイターではない」などなどコンテンツビジネスの最前線を経験している 岡田斗司夫 の大胆で奇抜な発想に 福井健策 が次々に答える。本書を読めば著作権に対する考え方やイメージが変わるかもしれない。

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    2013年05月10日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    インターネットが出現して、コンテンツの在り方がかわった。今後のコンテンツの流通について考えさせられる一冊。

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    2013年04月07日
  • なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

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    岡田氏の人となりはあまり好きになれないのだが、氏の提示するものはブレストレベルと斬って捨てるには惜しい魅力がある。
    どこかで聞いたような、現実味が無い、といってる間に気がついたら仕組みになっているかもしれない。

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    2012年09月10日
  • 大人の教養として知りたい すごすぎる日本のアニメ

    Nao

    購入済み

    最悪

    ただの作者のイチオシ作品レビューじゃんw表紙タイトルのような話は一つも出てきません。果たして日本アニメにおいて、大人の教養たるゆえんはなんであったか全くわからない。そもそも論じる気がないと思われ。一応書籍として出すならもっと文章を意識してほしいです。ずっと口語調なので、きっとこれパワポ使ってやる講義の原稿を書籍にして金儲けしたいんだなと感じました。表紙も黄色で目立つし手にとってもらえる機会は増えるだろうしね。内容量も少なすぎ。2時間あれば読了できますよ。序盤で「すごい」という言葉を多用してる時点で、この著者頭悪いなと思いながら読みすすめてました。何がどうすごくて、自分はこう考えると論じられて初

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    2018年04月06日