【感想・ネタバレ】ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜くのレビュー

あらすじ

「20年、30年というスパンで考えたら人間にはどんな仕事も残らない」「アニメやゲームなどすべてのバーチャルキャラクターは、人工知能によって自律的に行動するようになる」。若者が憧れる職業「ユーチューバー」でさえ、AIが取って代わる時代がすぐ目の前に来ている。十分な収入を得て生計を立てられるのは、一握りの才能だけ。「未来格差」を前に、特殊な技能のない私たちはどうすれば生き残れるのか。拡張現実、人工知能の進化、完全グローバル競争で激変する社会と人間の姿を透視する。 【目次】序章 「未来格差」に備える/第1章 未来予測の3大法則/第2章 自分を「盛る」時代/第3章 AIがユーチューバーを淘汰する/第4章 アイドルは新時代の貴族になる/第5章 アマゾンが不動産へ進出/第6章 バーチャルとリアルの恋愛の境界が消える/第7章 AIロボットが家族の代わりに/第8章 人工知能が政治を変える/終章 未来の幸福論

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

オタキングこと岡田斗司夫さんの知識の広さと独特の考察になるほどなーと納得。
YouTubeでジブリ考察を見ても納得させられるのだけれども、いやはや凄い。

0
2025年06月11日

Posted by ブクログ

岡田さんのYouTubeは、とても刺激的で、よく見ます。
この書籍もとても示唆に富む、それより、やはり私には悲観的に思える内容です。
これからは、リアルからの逃避、洒落化、相対化という流れの文化ということ。
生き残るための仕事の見つけ方も、まずうまくやっている人をみつけることです。
考えさせられます。今、自分がしていることは、なんなのかなあ。
なんか、吹っ切れないですね。

0
2025年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未来予知自体に意味はないとおもうが、
岡田さんの言う通りの世界になってきている。
評価経済世界、YouTubeへの芸能人の進出、
個性の乱立、ファクト<オピニオン。

今までは貴族・メディアの特権であったことが、
一般でもできるようになって、敷居がひくくなった。
それによって生き残れるレベルが上がって、本物しかのこれなくなった。
中途半端はいならい。
ただ、それは仕事にしたい場合で、趣味ならなんでもいい。
そのための土壌はある。

仕事はaiに奪われる。人間は不要になってくる。
ただ責任を負うのは人間。
決めること・責任を取ること。そこに価値がある。

0
2024年05月20日

Posted by ブクログ

ほとんどのユーチューバーはAIに取って代わられるというタイトル通りの話にとどまらず、若者の関心が「恋愛」から移ってきている、貴族の趣味は生命創造、どうやったら幸福に生きられるかなど、予想外に幅広い話題に触れられていて、かなり面白かった。

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

 コロナウイルス禍の前に書かれた本だが、本質的な議論は時代を超越するのだと思わせられた。
 時間を置いて再読したい。

0
2023年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

出版されてから5年後に読んだのだが、当たっているところ、納得できることも多くて面白い。
特に印象的だったのが、恋愛はコスパが悪い、子育ては趣味と資産。AIや人工知能の可能性。仕事ではなく人を見つける。
子ども達が大人になる頃にはどんな世界になっているかわからないが、著者のように技術が生活に馴染んだあとの未来を予測しておくことが大切だと思った。

0
2024年01月28日

Posted by ブクログ

おもしろかったです。
この本が2018年に出版され、今2023年。
結構あたってるところがあったと思います。

ちょっと世の中を皮肉った内容ばかりですが、
エンターテイメントととしておもしろいかと思います。

0
2023年08月24日

Posted by ブクログ

岡田斗司夫さんが展開する未来予想が面白い!具体的かつ説得力があって、本当に近い将来起こるんじゃないかと思わされました。やはり、アメリカのIT長者にしろ、本著者の岡田斗司夫さんにしろ、SFオタクの人は、総じて未来を予想する力、先見の明があるなと感じました。先行き不透明、不確実、何が起こるかわからない、こんな変化の激しい時代において、未来を面白がれる人が、結局最強なんだなと思いました。未来を思い、不安になったり心配しても仕方ない、どうせなら、予想できないこれからの時代を楽しめる、面白がれる人間になろうと思いました。

0
2022年12月15日

Posted by ブクログ

岡田斗司夫による未来予測。
日本の現在のカルチャーやエンタメを客観的に分析し、その流れと傾向を明らかにする。その上で今後日本の文化がどう変化していくか、そのトレンドについて述べられる。

現状の分析には納得感があるし、トレンド予測についても、眉唾というか極論すぎるものがあるかと思うものの、示唆的な内容が多かった。

特に、あらゆる文化は現実からの逃避であり相対化であるから、より雑音の少ないバーチャルへの移行が進むという話は興味深かった。「恋人」「家族」「アイドル」「YouTuber」というあらゆる関係がバーチャルに代替されるという。
近年のAIやロボティックス、センシング機器の技術的向上と低コスト化を見ていると、人間の感情や行動を読み取ってそれに合わせることができるAI搭載のロボットの実用化はすぐそこに迫っていると感じている。そしてそこで起きるのは人間関係のリプレイスである。

何より、著者自身がこの社会の変化を楽しんでいる節があり、そのスタンスが良いと思った。本文中にもあるように、「最低限の生活が保障されている日本で、この変化を楽しまないと損」だと個人的にも思う。
変化を楽しみ、精度高く流れを読んで、それを積極的に受け入れて流れに乗っていくことが必要である。

0
2022年11月07日

Posted by ブクログ

・時代の潮流に喜怒哀楽するのではなく受け入れてどう生きていくかという発想
・過去の変化を踏まえた人工知能との付き合い方
・盛りの考察

0
2022年11月07日

Posted by ブクログ

うまくいく仕事を探すのではなく、うまくいっている人の役に立つことが重要。突き詰めると仕事は人の役に立ったり機嫌を良くしたりする事で対価を得られる。これからの時代に照らし合わせて、自分が誰に何を出来るか考えよう。

0
2022年06月05日

Posted by ブクログ

色々と納得のいかないところもあるし、読んでいる最中に「いやいや、これはこうでああだから、そうはならないだろう!」と言い返したくなることや疑問を呈したくなることもしばしば。
つまりは、読みながら一緒に議論している心持ちになってきたんですね。
大抵の本ではこうならなくて、「あっそう。ふーん」で終わるものですから、ここまで読んでいる最中に色々と考えさせられたのは面白かったです。新たな見解も開けたような気も……?

0
2022年05月24日

Posted by ブクログ

2016年から2017年にかけてニコ生岡田斗司夫ゼミで話した内容をベースにした約10年後(2028年)の未来予想。話題はアイドル、AI、仕事など多岐にわたるが、特に社会の価値観の変化を重点的に考えているのが特徴。

テクノロジーの急激な発展により従来の社会や価値観の前提が崩れ去りつつある。従来の枠組みは頼りなく、個人の力を高めなければいけない乱世の時代となった。筆者は「そんな乱世で大切なのは、とにかく生き抜くこと」だと言う。皆が羨むきらきらした自分を目指す道しかないと思わず、自分に乗り越えられるサイズの苦労や不幸を乗り越えることを目指す道を模索すること。これこそが未来格差に備えるということなのだろう。

0
2022年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メモ
岡田氏の考える未来予測の3大法則

➀第一印象至上主義
➁考えるより探す
➂中間はいらない

特に面白かったのは➂で、ここ数年のYouTuber界隈でも見られるように、
「超メジャーな人は生き残り、中間層のプロが食えなくなる」という考えは確かにと思った。
あと、結構目から鱗だったのは「高度情報化社会とは、いろいろな種類の情報が溢れる社会ということではなく、大きな事件の解釈や感想が無限に溢れている社会のこと」というのも面白かった。

0
2021年03月01日

Posted by ブクログ

著者が予想するそう遠くはない10年後の未来像。技術の進歩によって言語の障壁は希薄になり、ユーチューバーもグローバリゼーションの波に呑まれると言っています。曰く一握りしか残らないだろうと。

0
2020年06月05日

Posted by ブクログ

これ、岡田斗司夫ゼミの人がまとめたんだと思うけど、うまく複数の話を一つの流れにしていてその技術がすごいわ

0
2019年05月14日

Posted by ブクログ

★未来を予測する3大原則
1.第一印象至上主義
2.考えるより探す
3.中間はいらない

★ユーチューバーが消滅する理由
・機械翻訳によって言語の壁が溶けてなくなる。日本のユーチューバーが海外のユーチューバーとの競争となり、グローバルでの熾烈な競争が展開される。また日本人ユーチューバーの市場も、これから2,3年でアイドルや芸能人に荒らされることになる。
・AIユーチューバーの台頭

0
2019年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【今の価値観を考えてみたり】
2018年に書かれた本なので、10年後を未来予測しよう、というタイトルなのだと思うけど、今の時代をどう解釈するか、という点が興味深く読めるところだと思った。
AI、機械が人間の仕事の約半分を置き換えてしまうと言われたのは2013年、YouTuberが子どもの憧れの仕事上位ランキングしているのもそんな時期で、
著者は、未来予測には社会的価値観の変化を見ることが大事、と論じる。

今の時代は乱世だ、というお話。
著者は、2011年に出した書籍で、評価経済社会、つまり、評価と影響を互いに交換し合う社会について書かれている。
自己主張することで自分の存在意義を保っている、そして、個々人が自分の好きな世界、現実を選んで生きている。組織の枠組みが緩まっている、悪くいうと、崩れている、とのこと。

そんな時代の今の文化、メディア。
自分を盛ることが流行っている。
現実は不便で、不経済で、面倒で、だからあらゆる文化、エンタメは現実逃避なのだ、と。
コンテンツはいかに「今」をうまく提供するかにかかっている。
たしかにここ5年ぐらいでまた、さまざまな動画オンラインメディアが生まれ、視聴者数を増やしている。この勢いがどこまで続くのかは分からないけれど。
どんどん新しいコンテンツを出すことが迫られているみたいで、
情報が瞬時に流通する中で、私も新しいものを見ようとする傾向にあるなーと思ったり。

SFやオタク文化に私は疎いのだけれど、
そんな世界から社会の傾向を分析するような視点で、
そういう見方もあるんだなーと思ったり。
そういう人だけじゃないけれど、そういう人はこれまでになかったから時代を象徴している、ということなんだろうな。

政治家についても。
トランプ大統領が選出された時期。
社会の複雑化は加速化している中で、一人の誰かが国を治める知識なんて持ちえるとはだれも思っていないはず。じゃあどうやって、どんなリーダーを選ぶのか。
ポピュリズムはたしかにキャラ立ちと被る部分がある。
でもカリスマ的リーダー論か、法治か、という二項対立でもないと思うし。
信頼、ノリ、この人が言ったら、おもしろそうだから付いていく、みたいな、人間性。
平時では側近や官僚や機械が出した答えを人間が伝える。
リーダーにはじゃあ、緊急時での判断力、決断力が求められるのかな、だから勘がちゃんとあるひと、決断経験が豊富な人、肝の座っている人、を選ぶのかもしれない

神の真似事。
欧米の人たちの世界観の理解の仕方の一つとして、エリート層は神の真似事をしようとしている、という話。AIを通した生命創造。
それ以外にもたぶん、不死身になろうとしているところとか、たしかにそんな雰囲気がある。

一神教文化圏にかかわらず、
みんなが世界一になる可能性がある、世界で1番にならないと認められない、そんな世の中だから、
世界一を目指している人がたくさんいる時代なのかもしれない。
世界に一つ、でもなく、自分の周りで自分だからできることで貢献する、
それを大事にできる社会はもうないのかな。

未来格差、人の縁の格差、そんな話もあった。
未来に希望を持てる人、つまり上向きな未来を見ている人と、そうでない人の生きかたには、たしかに差が出てくるんだろうと思う。実際は別として。
人の縁も一つの成功因子、ということについては、
たしかにもう少し注意を払う必要があるなーと思ったり。

生き残るためにじゃあどうするか、という点について、著者は、企業ではなく人を探す、そして、その人に役立つか、その人の機嫌を取ることを進めている。
とてもキャラの立った方で、今の時代を本当に楽しまれているのだろうと感じました。

0
2024年05月25日

Posted by ブクログ

著者の無料動画を補足された部分もあり、いつも通り、この著者の独創的な文化評や未来予想には感心してしまう。
苦手な文化人ではあったが、YouTubeの聞き流ししたところ、2022年一気にハマった有名人。

0
2022年10月19日

Posted by ブクログ

動画で岡田斗司夫ゼミをよく見てるので、岡田さんの頭の良さは織り込み済み。

ユーチューバーの消滅をタイトルにしているけと、内容はユーチューバーだけではない。近未来を予測したさまざまな項目にわたっている。

ただ、将来はすべてAIがやってくれる予測ばかりが多かったかなという印象。
AI万能説だけだとあまり面白くない。

でも、目から鱗の内容もあってよかった。
軽く読めます。

0
2022年09月28日

Posted by ブクログ

primereadingにあったので、流し読みしました。

流し読みしてましたが、根拠のあまりない未来をつらつら書いてあるだけでした。
しかも、少し考えれば、誰でも思いつきそうな内容ばかり。

重要な部分(主に未来予測の内容)は、太字になっており読みやすかったですが、予測の部分が「〜〜かもしれない」「〜〜じゃないでしょうか?」など、断定せず曖昧な表現がされていました。
根拠がなく、思いつきで書いている為、外れた時の保険をかけていると思ってしまいました。(これはあくまで、私の感想です。)

タイトルに誘われて読んでみましたが、タイトル詐欺ですねー

0
2022年03月24日

Posted by ブクログ

2028年って、すぐにやってくる年。2000年を過ぎてこれだけ変わったんだからあと6年ほどで大きく変化するのはうなずける。みんなが同じ方向を向く必要はなくて、それそれが好む場所にいられるようになりそうな未来が見えて面白かった。

0
2022年03月21日

Posted by ブクログ

初見の方で、新鮮な読み口だった。

頭の古い人間なので、バーチャルとリアルの恋愛の境界線が消えるという辺りは想像できなかったが、AIの活躍や、ロボットの活用、なんかはいずれそうなるんだろうなと思った。
そうなると、人の手でしかできない仕事に希少価値が出てくるものなのか?
そもそも人の手でしかできない仕事とは?
手作りの伝統工芸品?教師?人に影響を与える仕事?

あまり触れたことのない文化に触れた様な気分だった。

0
2022年03月08日

Posted by ブクログ

2018年の著者。4年後の2022年の今、方向性的には著書の言う通りに進んでいそう。

個人的には、バレンタインデーなどの恋愛的な行事ではなく、ハロウィンなどのみんなで楽しく遊べる行事が人気、という文があったが、よほどのことがない限り集まって何かをするというのはオワコン化している。

オンラインやバーチャルな空間で、強いキャラを発揮している人の元に集まるというのがトレンド。

0
2022年03月05日

Posted by ブクログ

ニコニコ生放送、岡田斗司夫ゼミ(2016-2017年)をまとめたもの。2028年の未来を予測。自分を盛り現実をデコり、それぞれが別の現実を生きる時代。ユーチューバーは、一般人より知名人、そしてAIユーチューバーに淘汰される。恋愛はコスパが悪い。最低限の生活は保障され、低コストで生きていけるのがたら、面白がった者勝ち。

未来を整然と構築するというより、未来予測の様々なアイデアを、それぞれのポイントから語っています。今の時代の中から、未来の変化につながる兆しを、うまく掴んでいる感じです。

0
2020年10月09日

Posted by ブクログ

1時間の暇つぶしに良い。語りもよく読みやすい。

ただ、読み終えた後に何が残るかと言えば、「まぁ、そうだよね」の域からでない。予測というほどのものでもなく、この方でなくても業界の人なら知っていて書ける内容。というか似た内容を他でも見かける。名前と文才が本を成立させている。
なんとなく、著者もそのくらいのノリで本にしたのでは…、もしくはそんな程度で話した内容を出版社に企画とされたのか…かな。

0
2020年09月06日

「社会・政治」ランキング