岡田斗司夫のレビュー一覧
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スターウォーズ、DC/MARVELコミックス、ハインラインで学ぶ政治。
筆も軽いし、1時間ぐらいで気軽読めるし、「政治」について学べます。高校の公民での教科書では、政治の仕組みは説明しても、何故政治が必要なのか、何故政府があったり、政府が無い方が良いと言ったりする人がいるのかは余り明確に教えてくれませんが、この本では簡単にややぶっきらぼうにそこだけ、政治とは何かだけをを説明します。
政治や政治家は何のためにあるんだとか考えている中高生や、中二病から抜けられないおっさんにお勧め。読んだ後は、池上彰の説明がちょっと違って聞こえてくると思いますよ。
余談ですが、SF読もうぜ。特に古典となってい -
Posted by ブクログ
著作権を守る事を職業にしている方と、著作権で収入を得ている方の対談を綴った本。
著作権を頑なに守る事に焦点を絞っているのかと思ったら、ユーザーの視点に立って意見を述べている事の方が多く、その点にまず驚いた。
「技術が進歩するほど著作権は守られていく」「著作権の期限を伸ばすことは必ずしも創作活動にプラスにならない」「プラットフォームを握られることの怖さ」など、今まで気がつかなかった事が多く含まれていた。
また、音楽好きの自分にとって「自分たちが好きなバンドを支えているという喜びに対してお金を払っているのであり、コンテンツに対してではない」という下りにはまったくその通りだ、と感じた。
全メディアア -
Posted by ブクログ
昨今、ネットの普及で今まで敷居が高かった作品の発表が容易にできるようになり、ネット上には素人、セミプロのさまざまな漫画、小説、映像、音楽等の作品が溢れていて、初音ミクなど独自のムーブメントを起こしているものもある。
今後コンテンツで飯を食える人は非常に少なくなるので、一握りのプロ以外は兼業で作品を作っていけば良いというのが岡田斗司夫の考えである。確かにCDやDVDとか買わなくなったし、雑誌や本も売れてないもんなあと納得する部分が多かった。
両名ともコンテンツを愛している人たちなので、著作権を守ろうとする利権者のちからが強くなり過ぎたら、面白いコンテンツが生まれなくなることを憂いていて、その部分 -
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話し方の本だと思って読み始めたらまさかの考える力を付けるための方法がメインの話だった。そして身につけた考える力を人とのコミュニケーションでどう活かすかというお話。
いつもその場のノリでトップギアしか使っていないことが判明したので面倒くさがらずにロー、ミドルを鍛えていきたいです。
というかまず人と話したり何かしてる時に別のこと考えられないのが大問題なので、考える習慣をつけるところから。スマートノートもこの間読みんだので合わせて頭を鍛えていきたい。
それにしたって最後に書いてた出版社から話し方の本を書いてと頼まれてからユニバーサルトークと戦闘思考力の組み合わせを思いついたって所で、実践してきた事 -
Posted by ブクログ
最新作『君たちはどう生きるか』の公開迫る!
引退宣言を撤回してまで作られた新作はどんな内容になっているのか?
期待に胸を膨らましながら、まずはこれまでの宮崎駿のジブリ長編全10作を振り返りませんか?通称オタキング、評論家・岡田斗司夫はジブリアニメに何を読むのか?宮崎駿をどう見るのか?豊富な資料と知識から迫るジブリアニメ大解剖。すべてのアニメファン、ジブリファン必見必読の1冊です。
稀代の天才アニメーターは、いかにして国民的作家になったのか。ジブリでの長編監督作全10作品を時系列で読み解くことで、宮崎駿が語ってきたこと、愛したもの、またその変化と成長を分析。各作品ともにテーマを設けて岡田斗司夫が