あらすじ
■最強の会話術とは何か?
「なぜ英語を中高6年間学んでも全然話せるようにならないのか?」とは、
しかし、6年どころか何十年と日本語を使ってきて、
それでもなお「話し方」を学ばなければならないというのも、
よくよく考えたらかなり奇妙なことです。
要は、時間・場所・相手などが変わると、
学んだはずの話し方が一気に通用しなくなってしまうから、
「営業トーク」「人に好かれる話し」「雑談力」など、
次から次へ出てくるテクニックを際限なく学ばなければならなくなるわけです。
■本書でお伝えする次の2大メソッドを学べば、もうその必要はありません。
【ユニバーサル・トーク】
どこでも、いつでも、誰にでも伝わる話し方
【戦闘思考力】
頭の回転をコントロールし、時にはさらりと切り返し、
時には相手を答えに導く思考の武道
ふつうの「話し方本」はテクニックに偏っているものがほとんどですが、
本書はそのテクニックを生かすための基盤を学ぶことからはじめます。
本書を読んだら、もう二度と話し方本を買わなくてもすむようになります。
副読本としてなら、十分に活用できますけどね。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
普段からYouTubeで岡田斗司夫さんが話しているのをよく見て聞いているので、この本を読みながらすぐそこで私に向けて話してくれているような気持ちになった。頭の回転が速い=相手を言い負かすと考えて読み始めたが、そうではなく、頭の回転が速いからこそ勝ち負けをつくらない、共感して数ある返答の中から選び応えることができるという平和的な使い方を知れた。私は「こうじゃないか」と思うと自分の意見を何としても押し通す、これじゃないと嫌だというような頑固なところがあるので、そういうやり方ではなく、一度相手に共感し、言い換え、じゃあこうしてみたら?と私の方に寄せる。その中で私に足りないのは、相手の考えを想像し共感し言い換える力だと気づいた。相手が何を考えてその発言をしたのか、質問をしているのか、そこまで考えて嫌味っぽくない言い方で共感できたらいいな。
Posted by ブクログ
誰かを悪者にした瞬間に、僕らの頭というのは途端に鈍くなってしまうからです。
相手の気持ちがわからない場合は、自分の中で似たような気持ちになったと思える思い出を探します。
相手に共感しようとすれば、相手の世界観を通して物を見ることになります。つまり、今までにはなかった新しい視点をもらうのと同じ。
Posted by ブクログ
久しぶりの岡田斗司夫さんの本。
いつ読んでも、読み易い。分かり易い。でも、奥も深い。今回改めて、岡田さんの見つめている視点、奥の深さを感じた。
かつて、島田紳助(紳助、竜助)のDVDの凄さを教えてもらって見たことがあった。岡田さんの話を聞いてから観たこのDVDはまさに今まで見えなかった紳助の笑いへの執念みたいなものを感じさせてくれた。
今回もあらためて、一流の人にはその人が見つめた極みに対してのひたむきな鍛錬が存在しているのを知らされた。
“その幾つかを密かに実践してみることにする。
数年後を楽しみにしてくれ。”
と言いたい。
Posted by ブクログ
岡田斗司夫の講演を聞いているように、スラスラと頭の中に入ってきた。読み終えた後に本書のタイトルを見返すと、「頭の回転の速い人」憧れる人が多いから、こうつけたんだろうなと少し皮肉のようで面白い。
自分はかなりトップギアに近い話し方をしてしまう。共感する力はある方だと思うが、話す相手もトップギアで共感せずに話を通そうとされるとつい正論を言って負かせようとしてしまう。
いざ戦闘思考力にチャレンジしようとすると、かなり難しいと感じた。頭の回転がトップギアに寄ると、まず戦闘思考力について考える暇がない。
後半ではFREEexの戦闘思考力のレッスン方法も載っているので、まずはここから試したい。
納得感があって、どこまでもわかりやすい内容だった。
Posted by ブクログ
頭の回転が遅いし、話し方も下手なので、それを解決したくて読みました。
とはいえ頭の回転が速いからといって、必ずしも話し方が上手いわけではなく、回転を遅くしたり速くしてギアチェンジしながら話すことで、ユニバーサルトーク(誰にでも伝わる話し方)ができるそうです。
この本で良かったのは、戦闘思考という言い返し・分析・考察・発想の能力を鍛えるトレーニング方法が掲載されていたことです。早速やってみようと思います。
「小説を2ページごとに1行まとめながら読む」など時間がかかって大変ですが、騙されたと思ってやってみたいです。実際に岡田さんがやってみた時の感想も、とてもたのしそうで戦闘思考力を鍛えるのに役立ったことが伝わってきました。
Posted by ブクログ
頭の回転が早い人の話し方を得るまでの道筋をわかりやすく、やりやすい所からまとめあげられていてワクワクしながら読み進められた。本当になれるかどうかは別にしてもまずはやってみることに。
Posted by ブクログ
話し方の本ということですが、私にとっては、話し方の方法そのものよりも、今の自分に足りなかったのは伝える力だったということに気づいたことが大きかったです。
周囲の人の無理解を嘆くのではなく、人にきちんと話す努力を心がけたいと思いました。
Posted by ブクログ
話し方を鍛えたい方にオススメの本。
タイトルにもあるよう、頭の回転が早くなる話し方を学ぶことができます。インタビューに答えるとき、意見を求められとき、世間話をするときに役に立つ内容が書かれています。
太文字やカラーが多く、読みやすい本です。
Posted by ブクログ
なぜ、口数が少なくなってしまうのか
→正確な言葉を使おうとしすぎ。
いつもの4倍ぐらい喋る
話が上手くなるというのは「型」を手に入れること
こんなこと聞いたらダメかなとか
あんまり考えすぎない
自分は思ったことを言わずに
そのまま過ごすことも多い
→とにかく思ったことを言ってみる
話すのも練習
最初から上手な人なんていない
Posted by ブクログ
話し方の本だと思って読み始めたらまさかの考える力を付けるための方法がメインの話だった。そして身につけた考える力を人とのコミュニケーションでどう活かすかというお話。
いつもその場のノリでトップギアしか使っていないことが判明したので面倒くさがらずにロー、ミドルを鍛えていきたいです。
というかまず人と話したり何かしてる時に別のこと考えられないのが大問題なので、考える習慣をつけるところから。スマートノートもこの間読みんだので合わせて頭を鍛えていきたい。
それにしたって最後に書いてた出版社から話し方の本を書いてと頼まれてからユニバーサルトークと戦闘思考力の組み合わせを思いついたって所で、実践してきた事じゃないんかいって突っ込んだよ。それに納得させられてるんだけれども。
Posted by ブクログ
頭がいいとはどういうことなのか、本質を突き詰めた一冊。
話し方に焦点を当て、そこから展開されていく。
共感、言語化がなぜ大事なのか、また身につけるには具体的にどのようなトレーニングをすればいいのか。とてもわかりやすく頭がいいということの概念を塗り替えられた一冊でした。
Posted by ブクログ
頭の回転が早い人が賢いと思っていたけど、そうではないという気付きを得られました
頭の回転が速い状態をトップギアとして、じっくり考えるのをローギアとして表現されています
トップギアでバンバン発言していくのも大事だけど、思考の深さは浅くなるし、相手への配慮も弱くなる
じっくり相手の話を聞いて思考するローギアもまた大事
ユニバーサルトークのところでは、相手を負かさない、どっちも得する共通の答えを見つける など仕事に活かせる気付きを得られました
Posted by ブクログ
動画配信でも有名な著者によるコミュニケーションや話し方の助言
観客の反応を取り入れながら展開していく素晴らしい動画配信のその仕組みがまとまっている。
他の話し方の本が、副読本にしかならない。
Posted by ブクログ
立場を図解しているところがすごくわかりやすかった
自分の意見を押し付けるばかりだと解決しないので、頑張りたいと思う
ワークはなかなか重い・・・
Posted by ブクログ
岡田さんの話し方って引き込まれる。
相手に伝えるには工夫が必要だね。
ユニバーサルトーク→誰にでも共通の話し方
戦闘思考力→話し方のロー・ミドル・トップギア
Posted by ブクログ
話し方のメゾットが書かれた本。誰にでも挑戦できる実践的な方法が書かれた岡田斗司夫さんらしい本です。
意図せず、自分の弱点を勘違いしていたことに気が付き、面白かったです。
Posted by ブクログ
岡田斗司夫さんのトークが伝わってくる文章の本です。
誰にでも通じる話し方.伝え方の「ユニバーサル.トーク」では、公共型社⇆家庭型社交、出力⇅入力の概念をベースにしています。
その上で、「戦闘思考力」の言い返し能力、分析能力、考察能力、発送能力のエンジンを使います。
そうして、誰にでも通じる話し方・伝え方、共感能力があるとのことです。
Posted by ブクログ
話し上手になるための具体的なテクニックが書かれていました。
岡田さんは例えが上手ですね。
なるほどなぁと納得するところが多かったです。
最初はまず書くことから始めるのが良いようです。
Posted by ブクログ
よく噛み締めないと内容が薄く見える本。
YouTubeで本人が語っている動画の内容とほぼ同じ。YouTubeで見たほうが伝わりやすいかも。
ただ、文字を目で追う方が、頭の中に内容を構築しやすい。
巷にコーチング本が溢れており「共感」はよく言葉で出てくるが、こちらはコーチングにも流用できるし、「共創」するに大事な要素がつまっているので、ビジネス本として捉えることもできて面白い。
最後に紹介されているサロン・スクールは興味深い。もうやってないっぽい?のが残念
Posted by ブクログ
読みやすく、実践的。まず「頭の回転が速い人」の定義が変わった。相手によってギアを変えられるかどうか。橋下徹や島田紳助を例にした説明が理解しやすかった。公共型社交をベースに「頭に負荷をかける修業」をすれば話し方は上手くなるだろう。
Posted by ブクログ
全体的に読みやすかった印象。特にギアの話は納得する部分が多かった。ハイ、ミドル、ローを使い分けることの重要さを知ることができた。自分は口数は多いので10分の1しか発言しないことを意識し、10個の選択肢から1つ選ぶようなことの大切さも知れた。戦闘思考力でのルール6つ
勝たない、答えを作る、相手を負けさせない、相手を笑わせる、悩ませない、ずっとさせるは普段から意識することであり改めてこのことを知ることが出来たのは良かった。
Posted by ブクログ
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戦闘思考力:行動しながら考える筋肉
★勝ち負けではなく、一緒に答えを作ることが目的
★視野もリスク想定も複数パターンを用意、この数が瞬発力・引き出し力
★知識(知っていること)ではなく、教養(知っているを活かすこと)を増やす
Posted by ブクログ
「ユニバーサルトーク」という考え方が斬新だった。
近しい間柄ではなく価値観を共有していない人が聞き手だと、価値観の相違を認識した上で相手が分かるような言葉選び、話の置き換えといった工夫が必要となる。
社会に出るまでそういったコミュニケーションを身につけてこなかったからこそ、「最近の若者」の話は古今東西分からないのだ。
また、相手に勝とうとするのではなく、一緒に答えを作り出す、という考え方がとても建設的で良いなと思った。論破したところで自分が一時的に気持ち良くなるだけで、相手との間に禍根は残るし、長期的な視点で見ればメリットは少ない気がする。
コミュニケーションの本質について考えさせられた。
Posted by ブクログ
TikTokのレコメンドでよく岡田斗司夫さんが登場するので、どんな本を出してんだっけ、と思って調べた中で、一番本人らしさが感じられそうな本、と思って手に取った。
4章 確実に最適解を生み出す話し方 の6つのルール
1 勝たない
2 「勝つ」のではなく「答えをつくる」
3 相手を負けさせない
4 相手を笑わせる
5 悩ませない
6 すっとさせる
前半はピンと来るが 、5(面倒な宿題を出すな、ということ)が難しい。
逆に、「オレ、いいこと言ったなあ」と悦にいって、嫌がられるおじさんになってしまっているリスクがあるな。。気をつけよう。
TikTokの岡田さんの方がおもしろい。
Posted by ブクログ
YOUTUBEの動画を見て(アメリカとヨーロッパの富の分配に関する話)もっとこの方の話が聞きたく手に取る。
コミュニケーションスキルの話。確かによくある話ではなく、本著者の独特な切り口で(それが私世代にはピッタリわかりやすい)感心。いろいろ勉強になるとともに、本著者の頭の良さも思う。イヤ、岡田氏が定めたターゲットに私がばっちりあったという感じか?40代の世代に漫画や本、芸能人など身近な例でわかりやすく、納得しやすい内容。
■学
・講演のとき、お客の反応を見て温度を一定にするため
→こんな事まで考えているのかと感心
・言い争いの場数を踏む
→自分が弱いところ、大切だとは思う。
・島田紳助、切り返しを復習。あの時こう返していたらどうなったか
→関心
・戦闘思考力
ローギアを鍛える。聞かれた答えにすぐ答えるのではなく、この答えに最適な答えはどれだ?を熟考してからアウトプットに移す。自分の言いたいことと、相手の言いたいことのすり合わせをする。
→私も意識してローにする必要があると実感。
・トレーニング方法
宮部みゆきのミステリーで2ページを1行に要約する訓練。これをすることにより、作者がどの様に読者を振り回そうとしているのかが分かった。
→必要性はわかるが、実際やるとなると。。。やりたいけど。
Posted by ブクログ
岡田斗司夫らしい語り口。あるあると思わせる共感の視点から、ユニークで強引な論理展開。発想が面白い良書。科学的に分析、試験をしたというよりも、恐らく、このやり方で技能が向上するのでは無いか、恐らく、この整理が正しいはずだという本。どうせ世の中主観と仮説だろう、という岡田斗司夫の思想が見えるような気がした。結局、帰納法で話を広げていく。
家族型社交と公共型社交という概念は、特に面白かった。仲間内で会話している中に、その家族の親が入ってくると話題や話し方が変わる。女子会に一人男、同僚の中に上司、など、シチュエーションで話す事、話し方を変えるように脳が作用する。ユニバーサルトークという、誰にでも伝わる話し方を見出せれば良いのだ。そのためには、ネット社会により、家族型であるはずの仲間内が、裏ではネットで公共型に通じている事をイメージすれば良い。
ここまでは言いたい事は分かるが、その後の伝え上手と受け取り上手が対立する点、それを有名人で例えていく所が腑に落ちなかった。
Posted by ブクログ
読みやすい本で話し方の参考になった。参考になった点は以下。
⒈共感して話す。「その考えは間違ってますよ。」というのではなく分かりますよと共感しながら、自分の意見を言う方が相手も納得して聞いてくれる。
⒉戦闘思考力は、自分の譲れない事に対して人と言い争うことで鍛えられる。言いなりになるのではなく自分の意見を言おうと思った。
⒊口数が少ない人は、いつもの4倍多く喋ることを意識する。正確に喋ろうとするから口数が少なくなってしまう。変な喋りでも相手が意図を読み取ってくれ理解してくれることが大事なので、どんどん喋ろうと思った。
⒋思考力を鍛えるために、どんな修羅場からも逃げない。常にものごとを考えながら行動することが大事だ。