福田和也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大正から昭和にへと、関東大震災を境に世界的な大不況下で
日本の政治はどのように変質し、日中戦争へと突き進んで行ったのか。
自由選挙が行われ、平民出身の宰相、リベラルな政治家が出現し、
民主主義としては進化したはずの日本で、なぜ外交上の失策や
軍部の独走が続いたのか。
筆者はあとがきで、自由選挙による、
軍事や政治のエリートの不在を招いた事を理由に挙げる。
いわゆる衆愚政治に陥ったという事だろう。
日本人が初めて手に入れた自由を使いこなすまでには
習熟していなかったという事か。
また当時のヨーロッパ諸国、ソ連、アメリカの状況にも翻弄された。
明治の先達が日英同盟を結んで日露戦争に勝利したような
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Posted by ブクログ
ふたたびテレビ画面に映し出されたスタジアムに目をやると、チュニジア戦の勝利の余韻のなか、日の丸の旗と共に「神風」と書いたハチマキをして声をからしている者がいます。私にはそれが、ピアスをし、髪を染めた若者たちが、自分と親身になる日本という国を見出して、素直にそれを愛する姿のように見えます。この情念がある限り、まだまだ日本は大丈夫だと思うのですが。
またまた福田和也+歴史で、題名のとおり昭和史。今回も年代順に出来事を並べてるだけだけど、ほんの少し「言いたいこと」が混ざっている。その「言いたいこと」がちょっと日本寄りだから、著者は右翼だと言われているんでしょう。でもこの本が伝えてくれることは、