福田和也のレビュー一覧

  • ―教養としての歴史―日本の近代(下)

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    大正から昭和にへと、関東大震災を境に世界的な大不況下で
    日本の政治はどのように変質し、日中戦争へと突き進んで行ったのか。
    自由選挙が行われ、平民出身の宰相、リベラルな政治家が出現し、
    民主主義としては進化したはずの日本で、なぜ外交上の失策や
    軍部の独走が続いたのか。
    筆者はあとがきで、自由選挙による、
    軍事や政治のエリートの不在を招いた事を理由に挙げる。
    いわゆる衆愚政治に陥ったという事だろう。
    日本人が初めて手に入れた自由を使いこなすまでには
    習熟していなかったという事か。
    また当時のヨーロッパ諸国、ソ連、アメリカの状況にも翻弄された。
    明治の先達が日英同盟を結んで日露戦争に勝利したような

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    2010年01月10日
  • ―教養としての歴史―日本の近代(上)

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    「坂の上の雲」ブームになんとなく乗っかってしまっているのかも
    知れないが、明治維新〜第二次大戦に至る日本人の生き方、考え方に
    関してはいろいろ考えてしまう。
    それを通じて今の日本を再定義したいという思いが強い。
    これは知人から勧められて読んだのだが、非常に分かりやすく
    この時代の流れが解説されている。
    上巻では開国から大正時代まで。
    明治の人間の確固たる信念と献身によって
    わずかの間に主要国の一員に躍り上がった、
    痛快な歴史を振り返る流れになっている。

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    2010年01月10日
  • 人間の器量

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    戦争など死の臨場感が足りていない

    覚悟がない

    歴史上の器の広い人物の紹介

    伊藤博文や田中角栄

    妾の話など多数。そういう問題あっても能力は高い。

    現代においては状況は変わっているのでそのまま適用はできない。

    その時代背景を考えながら読む。

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    2009年12月17日
  • 魂の昭和史

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    ふたたびテレビ画面に映し出されたスタジアムに目をやると、チュニジア戦の勝利の余韻のなか、日の丸の旗と共に「神風」と書いたハチマキをして声をからしている者がいます。私にはそれが、ピアスをし、髪を染めた若者たちが、自分と親身になる日本という国を見出して、素直にそれを愛する姿のように見えます。この情念がある限り、まだまだ日本は大丈夫だと思うのですが。

     またまた福田和也+歴史で、題名のとおり昭和史。今回も年代順に出来事を並べてるだけだけど、ほんの少し「言いたいこと」が混ざっている。その「言いたいこと」がちょっと日本寄りだから、著者は右翼だと言われているんでしょう。でもこの本が伝えてくれることは、

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    2009年10月04日
  • ―教養としての歴史―日本の近代(上)

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    この本も歴史書だけど、今回は江戸時代から明治天皇崩御ぐらいの歴史。古すぎるんで知らないことばっかり、日清、日露戦争とか。あまり楽しく読めなかったけど、鎖国解禁以降からすでに今のような世界との価格競争はあったらしい。よく考えてみれば先進国の中で日本は唯一の島国。その土地柄が文化意識の違いを作ってるんでしょう。そして、それが日本史の面白無さの理由なのかもしれない。

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    2009年10月04日