福田和也のレビュー一覧

  • ―教養としての歴史―日本の近代(上)
    「坂の上の雲」ブームになんとなく乗っかってしまっているのかも
    知れないが、明治維新〜第二次大戦に至る日本人の生き方、考え方に
    関してはいろいろ考えてしまう。
    それを通じて今の日本を再定義したいという思いが強い。
    これは知人から勧められて読んだのだが、非常に分かりやすく
    この時代の流れが解説されている...続きを読む
  • 人間の器量
    戦争など死の臨場感が足りていない

    覚悟がない

    歴史上の器の広い人物の紹介

    伊藤博文や田中角栄

    妾の話など多数。そういう問題あっても能力は高い。

    現代においては状況は変わっているのでそのまま適用はできない。

    その時代背景を考えながら読む。
  • 魂の昭和史
    ふたたびテレビ画面に映し出されたスタジアムに目をやると、チュニジア戦の勝利の余韻のなか、日の丸の旗と共に「神風」と書いたハチマキをして声をからしている者がいます。私にはそれが、ピアスをし、髪を染めた若者たちが、自分と親身になる日本という国を見出して、素直にそれを愛する姿のように見えます。この情念があ...続きを読む
  • ―教養としての歴史―日本の近代(上)
    この本も歴史書だけど、今回は江戸時代から明治天皇崩御ぐらいの歴史。古すぎるんで知らないことばっかり、日清、日露戦争とか。あまり楽しく読めなかったけど、鎖国解禁以降からすでに今のような世界との価格競争はあったらしい。よく考えてみれば先進国の中で日本は唯一の島国。その土地柄が文化意識の違いを作ってるんで...続きを読む
  • 文藝春秋2023年9月号

    秋篠宮家の娘たちの擁護記事

    どんな内容かと思って購入しましたが、A宮一家の娘たちがいかに大変で悲壮感たっぷりで辛い目に遭っているかという話がつらつら書かれていただけでした。残念です。皇族の方々が並々ならぬ重圧の中で役目を果たしてくださっているのは最もですが、この一家の人々と他の皇族の方々を並べて語ることは許せません。やたらと、...続きを読む