田辺千幸のレビュー一覧

  • 家政婦は名探偵

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    ヴィクトリア朝コージーミステリ。まぁコージーなので当たり前と言われればそれまでですが、思ってた以上にライトで、もうちょっとガッチリ組み上げられた構成を期待されてるとちょいと残念な部分もあり。
    使用人それぞれに得意分野を生かしながら探偵活動をしてたりと各登場キャラがそれぞれに好感度が高いので、そういうノリを気軽に楽しみながら読む感じですかねー。

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    2015年10月25日
  • 家政婦は名探偵

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    英国ヴィクトリア朝コージーミステリ。
    人はいいが推理力のない警部補に仕える使用人たちが、力を合わせてご主人様のために事件を解決する。
    にぶいご主人様に時折イラッとしながらも、プライドを傷つけないように真相に誘導していく家政婦が面白い。彼女が聞き込みにいくと関係者がすぐ喋ってくれるのがちょっと都合よすぎ、という気はするが、そのへんは深く考えずに右往左往する警部補と使用人軍団を楽しむ本だと思う。

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    2015年08月31日
  • ハーフ・バッド ネイサン・バーンと悪の血脈(上)

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    ネタバレ

    読んで良かった。でも、これ、ヤングアダルトに分類されてるんですよね。「ダレンシャン」にしても「混沌の叫び」シリーズにしても、結構えぐいですよね。欧米の10代ってこういうのが好きなのですね。なるほど。でも、日本でもヤンジャン→東京喰種/ヤンマガ→彼岸島あるし、なるほど、とは思う。私は好きだ。ヒロインが特に好きだ。

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    2015年07月30日
  • 鉄の魔道僧 2 魔女の狂宴

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    この作者、いろいろ調べているなあと思うし面白いとは思うのだが。どこかこう、一抹足りないものを感じるんだ。むしろこの作品、シリーズドラマで見た方が楽しかったかな~。ビジュアル向きだと思うのだ! サービスシーンもあるしw

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    2014年12月25日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

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    良くも悪くもラノベだなぁ、と。好き嫌いも分かれそう。

    物語が主人公であるアティカスの視点から描かれていることも、なおさらその感を強めているような気がします。
    あと状況説明が若干くどいかも。シリーズ1巻目なので、どうしてもそうなってしまうのかな??
    次巻もこのノリだと個人的には厳しいです。

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    2013年05月06日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

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    ・ケヴィン・ハーン「鉄の魔道僧1 神々の秘剣」(ハヤカワ文庫)、 「鉄」はくろがねと読む。最近よくある、いかにもそれらしいタイトルと物語である。さうして次の一文がその雰囲気をよく表してゐる。「わお。短縮ダイアルにグールを登録している。おれの弁護士は実にクールだ。」(181頁)グールは一般的に食屍鬼とか屍食鬼と書かれる。HPLなどのお得意とする存在である。ただし、この物語ではグールの活躍はない。かうして現れるだけである。もちろん食屍はするが、さういふ場面はない。問題はこの弁護士にもある。彼はヴァンパイアなのである。吸血鬼であるから夜間担当、昼間の弁護士は、何と、人狼である。この2人が主人公の弁護士として働いてゐる。その主人公が「鉄の魔道僧」であつた。魔道僧とは何か。ドルイドである。巻末の「『鉄の魔道僧』小事典」には、「ケルトの祭司。自然を愛し、自然の力を使った魔法を操る。体の刺青を通し、大地の力をとりいれる。動物の姿をとることもできる。」(417頁)とある。魔道僧とはいふものの、正邪で言へば正であらう。Wikiに見 えるドルイドも似たやうな者であるが、いづれもキリスト教伝来以前の、ほとんどケルト神話の存在である。主人公の年齢が2000歳になる所以である。いや、こんなことを書く必要はあるまい。昨今の多くのゲームに見られるドルイドが、この物語のドルイドであると言つて良からう。それが、ケータイの短縮ダイヤルを持つヴァンパイア弁護士を雇ふのである。これはいかなる物語か。ごく簡単に言つてしまへば、主人公の持つ秘剣をある神が取り戻さうとするといふだけ の物語である。。それをめぐつてケルトの神々はもちろん、吸血鬼や人狼、魔女等が入り乱れる。普通の人間の出番はあまりない。しかし時は現代、場所はアリゾナのテンピ、古代アイルランドではない。だから、短縮ダイアルもグールも存在しうるのである。ちなみに、この世界、フェアリーも存在するが、「ディズニー映画に出てくる羽のついたかわいらしい生き物のことではなく、フェイあるいはシーのことだ。」(11頁)主人公は「フェイたちにあまり好かれていな い」(同前)らしい。この物語、基本はケルトの神々にあるが、そこに所謂ファンタジー世界の住民達をみんなまとめて入れてしまつたといふ感じのものであら う。もしかしたら、それはほとんどゲームの世界であるのかもしれない。
    ・さうは言つても、この主人公の存在は特異なものであらう。ドルイド、祭司である。神ではなく、神々を祀る祭司、魔法を使ふことはできても大地とつながつ た自然の魔法しか使へない。直に大地、地面と接していないとダメなのである。しかも見た目は若い。21歳である。100分の1の年齢に見える。これは努力の賜物、とは言ひすぎだが、主人公が「死なん草って呼んでいる。」(300頁)薬草を毎週「お茶にして飲んでいるから」(同前)若さを保てるのである。さ うしてもちろん強い。剣もできる。だからこそ神をも相手にできる。主人公は人にして人にあらざる存在である。ここでは人非人ならぬ超人である。ゲームでは やはり人は人であらう、たぶん。ところが、ここではそれよりも進んでゐるといふか、ひねつてあるといふか、とにかく並みではないのである。それを軽い乗り で行くところがおもしろい。米国人の作物と言ふべきであらう。そんな感じでこの先、まだまだ展開していくらしい。そこでもかういふ主人公の基本的なキャラクターは残つてゐるのであらう、もしかしたらケルトの世界も。ならば楽しめるのか。問題はここである。だからこそ楽しみに第2巻を待つとしよう。

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    2013年05月05日
  • 鉄の魔道僧 1 神々の秘剣

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    活劇よりも、会話を楽しむはなしです。
    少し込み入った会話が好きならば、ファンタジーは好きでなくとも読めます。

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    2013年03月23日