和月伸宏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とりあえず最終巻。
「昔…幕末の動乱期 人斬り抜刀斎と呼ばれる志士がいた 修羅さながらに人を斬ったその男は、やがて動乱の終焉と共に姿を消した」
何を隠そう、幕末明治好きのすべてのきっかけはこの漫画。
幕末、長州派維新志士だった緋村抜刀斎。
数多の人間を殺めた過去の罪を背負い、日本各地を流浪していたが、明治十一年、東京は神谷活心流道場での神谷薫との出会いを通して、運命を変えていく。
これはほんとにほんとの秀作。
よくもまあ、こんな設定やらストーリーを思いついたもんだ、といったところです。史実とフィクションをこうも融合するのがすごすぎ。(大久保利通暗殺とか)
作品は大きく2部に分かれてい -
Posted by ブクログ
燃える。
超燃える。
可燃性危険物です。
燃えポイント?
主人公の燃え具合。
ホントによく燃える。前作のGUN BLAZE WESTで描き切れなかった燃えっぷりがジツにベネ
エネルギー散らしながら空へ空へと火渡を吹っ飛ばしていくシーンとか熱すぎましたね。
燃えポイント?
パピヨン
この漫画の初期の打ち切り危機を脱したのはまさに彼の功績。
変態・爆薬・根暗とテロリスト3拍子がそろった彼が、目ん玉の中に泥の河の渦を巻きながら
覚醒して銃弾をはじきながら親兄弟を食う回とか濃すぎてジャンプを何回も読み返したもんですw
パピヨンだけでなく、ムーンフェイスや戦部、キャプテンブラボーなど、ハッタリの効い -
Posted by ブクログ
大切な事は、剣心がみんな教えてくれた…
ってのはちと言い過ぎかと思いますが(笑)それ位に思い入れの深い作品であります。
少年漫画の主人公だけど、敵を(惡を)なんのためらいも無くひたすら倒し、強さを求めていくんじゃなくて、自身の贖罪のために剣を振るい、なおかつ“不殺”。
何が善で何が悪なのか、強さって何なのか、結構、語られているのは難しいテーマだと思います。
また、史実とフィクションの絡ませ方が秀逸です。
全体を通してのお話も、一本、ちゃんと筋が通っていて、あまりぶれていないのがまた良いですね。全28巻で、うまくまとまっています。印象的なセリフも多数。
ただ残念なのは、絵柄が後半変わってしま