橋下徹のレビュー一覧

  • 政権奪取論 強い野党の作り方

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    政治家を引退したが、この本を読むといつかまた表舞台に出てくるような気がする。いくら素晴らしい政策であっても、それが実行する組織が整っていなければ机上の空論に過ぎない。案の中身より人間力だ。というのが橋下の主張だ。
    かつて橋下と朝日新聞は「週刊朝日」の記事で対立した。それが今朝日新聞出版から発行されたということが興味深い。

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    2018年12月16日
  • 体制維新――大阪都

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    大阪都構想と聞いたことはあるものの、中身をしっかり知ろうとしたことかなかったので、この本を通じて、体制という地味だけど抜本的な改革かできる仕組みの話、政治と行政の違い、大阪市とその他の市町村のアンバランスさが詳しく分かった。

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    2018年11月28日
  • 体制維新――大阪都

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    橋下知事(当時)と堺屋太一による大阪都構想を始めとする体制改革についての考えを書いた本。今まで漠然としかわかっていなかった橋下氏の考え方がよくわかった。考えには全く同意であり、官僚機構の特徴をよく理解していると思う。同じような内容が何カ所かに出てきており、冗長な感じはある。
    「新聞は、もっと話し合いをしろ、議論を尽くせと書きます。もちろん議論すべき問題は議論を尽くすべきだと思います。しかし権力の再配置に関しては、話し合いでは絶対に決着がつきません」p74
    「あれだけ「市町村別(試験の)結果の公表をしたら過度な競争が生じる、不当な学校序列が生じる」と主張していた文科省や教育委員会、そして有識者

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    2018年11月12日
  • 政権奪取論 強い野党の作り方

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    やはり橋下徹の文章は極めて読みやすかった。そして言いたいこと言ってるので清々しい。どんだけインテリ嫌いなんだ(笑) まぁでも、ああいう人たちはテレビで言いたいこと言ってるだけで、あなたは何してるの?って最近自分も思わなくもない。ああいうところに急に出てこれるのは日頃の仕事がない言ってしまえば一流でないヒマな人たちで、豊洲市場問題では同人たちのデマ情報が拡散された……的な話を思い出しました。
    話が反れたけど、何よりこの本、書いてあること全てに納得しました。外形的公平性とか。ルールに基づく政治とか。この本を参考に、日本の野党にはもっと強くなって欲しいと、一国民として心から思いました。

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    2018年10月25日
  • 政権奪取論 強い野党の作り方

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    非常に読みやすくとても勉強になりました。民主主義における野党の重要性を再認識。自民党の批判屋さんではなく、日本の新しい道を示すような政党がもっと出てきてほしいと思います。

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    2018年10月13日
  • 体制維新――大阪都

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    大阪都構想を述べた書。日本に東京以外にも引っ張っていくエンジンを!という発想は分かる。器を変えなくては、システムを変えなくては、そうでなくては政策だけでは革新ができない。

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    2018年10月20日
  • 政権奪取論 強い野党の作り方

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    政治初心者でもとてもわかりやすく、読みやすい内容。
    自民党に対抗できる野党がどうするべきか?が的確に明記されている。
    このような強い考えの人が政治の一線から退いていることが残念と思う。

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    2018年09月29日
  • 橋下徹の問題解決の授業―大炎上知事編

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    彼の媚びることのない意見、物言いについては常に賛否両論の的であることは今も変わりないであろう。この中でも本書を通じて「自信」というものを考えさせられた。自分の考え方、結論、自分自身に自信を持つというのが私の一般的な理解に対して、彼の場合は一貫して過程・プロセスに対して自信を持っているということ。これは驚きと新たな観点を与えてくれた。プロセスへの自信という点を意識すると、結論に至るまでの過程や苦悩、政策変更に対する違った見方が生まれる。

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    2018年01月13日
  • 橋下徹の問題解決の授業―大炎上知事編

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    とても平明に書いてあるのは流石、伝わってこそ意味があり、話を前に進めるプロだなと思う。
    今の政治状況の橋下さんなりの解決方法。

    批判しっぱなしではなく、ここがポイントでそこをどうするまで書いてくれている。
    どうするか?その方法、問題点など平たく書いてはくれているけど現場での折衝や議論、その為の勉強など大変だっただろうなと伺わせる。

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    2017年12月24日
  • 体制維新――大阪都

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    非常に面白く読んだ。今となっては夢物語ですが、確かに地方分権とは何ぞやを考え直せる良書だと思います。

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    2015年06月01日
  • 体制維新――大阪都

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    橋下さんが日頃から言っている大阪都構想についての内容や、なぜそうすることが大事かということが書かれている。最近大阪維新の会の活動を耳にしないが、基本的には橋下さんの考え方には全面賛成で、むしろやっとこういう人が現れたかという感じ。
    どの政治家も、できるできないといったレベルの議論ばかりしていて、話が進まないことが多いが、橋下さんの言っているように、できやすくするための仕組みや体制を整えることがまず大事だということは、昔からよく思っていた。基本的に橋下さんの言うことに反対の人間というのは、話の内容が理解できていない人か、ミクロの視点でしかものごとを見ていない人かメディアに煽られている人のどれかな

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    2013年03月20日
  • 体制維新――大阪都

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    橋下さんの考えがよく分かるような気がする本です。
    現在は橋下さんの言っていることは少し複雑な気がします。そこであえてこの頃の構想を読み返してみると、当時の橋下さんの言っていることもあながち間違えではないのではないかと思えます。
    かなり大きな改革なので、批判は多いのは分かりますが橋下さんのような人が出てきてもおかしくない世の中ではないでしょうか。

    湯浅誠さんの『ヒーローを待っていても世界は変わらない』にも記述されているように、国民の意識が変わらないと橋下さんがいなくなっても、ポスト橋下が出てくるだけだと思いました。

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    2013年02月14日
  • 体制維新――大阪都

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    ネタバレ

    橋本さんが、堺屋太一さんと共同で「大阪都構想」について、書いた本です。

    著書の中で、いくつか印象に残っている部分を紹介します。

    ・本当の改革とは、人事の交代や政策の変更ではなく、体制(システム)を変えること

    ・国は国の仕事に専念して、日本の国際的プレゼンスを高めることに注力する

    ・都市間競争を促し、都市が世界と勝負をする

    ・トップに必要なのは組織マネジメント。組織が機能するように仕事の割り振り、役割分担を決めること

    ・政治マネジメントで最も重要なのは、議論を尽くすべき問題は徹底的に議論し、既に判断に機が熟したされるものは思い切って判断を下すこと

    いろいろ賛否両論もありますが、個人

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    2013年01月14日
  • 体制維新――大阪都

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    橋下現大阪市長、前大阪府知事の大阪都構想についての説明を、橋下徹と堺屋太一との対談で挟む構成になっている。堺屋さんが元々橋下さんをバックアップし、道州制などにも賛成の立場だと思うので、問題提起の対談→解決に関する論説→論説を補強する対談、という形となっていい構成だと思う。単に対談をまとめるだけよりもよほど工夫も感じられていい。

    元大阪市民(=大阪府民)として、気が付いていなかったが、二重行政の弊害はあるんだろうなと思う。

    この本が出た後、維新の会を結党して国政選挙に打って出た橋下氏。
    国からも変えなくてはという意識であったのかと思うが、今こそ都構想に集中してもいいのではないかと思う。小選挙

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    2013年01月06日
  • 体制維新――大阪都

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    橋下さんがやりたいこと、主張していることが読んだらよくわかる本。ただし、一方のサイドの視点で書かれているので、鵜呑みにはしずらい。大阪で起こっていることは簡単には理解できた。

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    2012年12月29日
  • 体制維新――大阪都

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    大阪都構想について勉強になった。ここで述べられてる橋下氏の考えにはほぼ全面的に賛成、今はどうなってるのかよくわからんけど。
    人を替えるとか政策いじるとかでなく、システムを変えることが政治家の仕事だとか、広域行政体と基礎自治体の異なる役割りだとか、日本の首相が内政に手いっぱいで外回ってないとか、マネジメントの経験に欠ける日本の政治家は政策を語れても実行させることができないとか、大阪の二元行政よ弊害だとか、ホントそうだなと思います。問題は今の維新の会が何やろうとしてるかですがね。

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    2012年12月18日
  • 体制維新――大阪都

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    日本維新の会の橋下徹さんの国・府・市の構想について書かれたもの。
    主に大阪都構想についてかかれ、現状と構想での問題点など橋下さんの考えについて書かれている

    これを読むと府知事から市長、そして国政に打って出た理由がわかる気がします。
    ちょっと繰り返しが多くて後半の方は結構飽きてしてしまうのが難点だが、それだけ人に訴えたい部分なんだろうな。
    これらの考えで大阪府の赤字財政を立て直したんだからそのあたりが今後の世に何らかの形になってくれることを祈ります。

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    2012年12月09日
  • 体制維新――大阪都

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    大阪府と大阪市の二元行政の弊害は明らかだと感じる。大阪都構想の議論とは別に、犯罪率、生活保護費用、教育レベルの低さなど大阪市そのものの問題も顕在化しており、もう既存の政治の枠組みの中では大阪市の改革は無理なんだろう。
    水道やその他の公共サービスの二元政策の無駄に疑問の余地は無い。
    大阪市(および大阪市の役人)が大阪市のことのみを考えるのはある意味当然ではあるが、その大阪市が大阪府全体を顧みず、口ばかりの”連携”を繰り返す当時の平松市長の反論は弱い。
    大阪市の区と東京の区が全くことなる行政体で、大阪市の区長は選挙で選ばれず市長の任命だったとは知らなかった。
    ダム建設中止の件は中止の理由が弱く(筆

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    2013年04月09日
  • 体制維新――大阪都

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    ネタバレ

    大阪府と大阪市の二重行政・二元行政を解消するために掲げた「大阪都構想」について、橋下徹氏自らがその構想の内容を語っている。
    氏は政治と行政の役割分担を明確に著している。政治は勘と情、行政は理性と論理で行うものだと語り、政治家は方向性を示し、公務員はその選択肢を示すことが役割だとしている。この両者の役割の違いはよく解る。そして、政治と行政が両輪として機能することが地方自治にとって重要だとも思う。
    一方で、大阪都構想のメリットばかりが列挙され、デメリットが全くないかのような論述になっている感は否めない。例えば、大阪都構想では「大阪市を解体し、8~9の特別自治区を作る」としているが、当然ながら区議会

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    2013年06月19日
  • 体制維新――大阪都

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    大阪都構想の概要、その目的がよくわかる。また、橋下元大阪府知事の政治家としての行動指針も窺い知ることができる。

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    2014年01月15日