橋下徹のレビュー一覧
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集団的自衛権を容認する安保法の改正がなされたとき,立憲主義に反するとの主張をよく聞きましたが,この本は立憲主義とは何かの理解に役立ちました。
もちろん,立憲主義と言っても,色々な見解があるとは思いますが,1つの見方として,お二人の対談は大変興味深かったです。
憲法改正をめぐっては色々な考え方がありますが,その時代時代の立法事実を検討しなければならないという点については,深く同意します。
権力を行使するにあたり,何が正解かは誰にも分かりません。そこを,適正手続を踏むことによって,一応の正当性を担保するという視点も,強く印象に残りました。
あと,日本の民主主義が成熟していくためには,知って -
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何かと世間を騒がす元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏と、気鋭の若手憲法学者の木村草太氏の憲法を巡る対談。
本人達も言及しているように、意外にもこの二人の対話が噛み合っていて驚いた。まさに法と論理という共通の基盤に基づくインタレスティングな議論だと感じ、憲法を考えるのに一読の価値があると思った。
「何を憲法に書くべきじゃないか」という問題設定による議論や、集団的自衛権を巡る憲法9条解釈についての議論、憲法改正国民投票の意義付け(国民意思の発露の機会としての憲法改正手続き)についての議論などが、特に興味深かった。また、二人いずれも「適正手続き」という考え方を非常に重視しているのが印象的だった -
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正直、東京に住んでいると、大阪都構想が実現すると何がよくなるのかピンとこなかったんですけど、これを読んで非常によく理解できた。
主張されていることはごくごくシンプルなんですよね。
中央が号令かけて地方を画一的に統制し、恣意的に分配するやり方はもう時代に合わない。
地域地域で、最適な形を自ら選択できるようにすることで活力を生む。
シンプルかつ真っ当な考え方です。
それと、政治と行政の役割分担について。
政治家はビジョンと方針を示し、行政は実務が回るよう細部を組み上げる。
お互いが衝突する際は、とことん議論を尽くす。
これもまたシンプルかつ真っ当。
そして、組織マネジメントの大切さ。
政治家は -
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大阪都構想のことがよくわかります。
堺屋氏が書いている 一章「大阪の衰退、日本の衰退」で大阪都構想の必要性が明快に書かれています。ここだけ読めば本質はわかると思います。
対談部分は同じことの繰り返しな感じがしたので読み飛ばしてもよいでしょう。
橋下氏の執筆部分は具体例、府知事時代の体験話もあり面白かったですが、あらゆる反対意見に反論・論破しようとしているので、本として冗長な部分が多いかと思います。
政治と行政の役割分担についてよくわかり勉強になりました。
大阪都構想は日本全体の構造的問題を指摘しているので大阪府民以外も読んで役に立つと思います。 -
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橋下知事(当時)と堺屋太一による大阪都構想を始めとする体制改革についての考えを書いた本。今まで漠然としかわかっていなかった橋下氏の考え方がよくわかった。考えには全く同意であり、官僚機構の特徴をよく理解していると思う。同じような内容が何カ所かに出てきており、冗長な感じはある。
「新聞は、もっと話し合いをしろ、議論を尽くせと書きます。もちろん議論すべき問題は議論を尽くすべきだと思います。しかし権力の再配置に関しては、話し合いでは絶対に決着がつきません」p74
「あれだけ「市町村別(試験の)結果の公表をしたら過度な競争が生じる、不当な学校序列が生じる」と主張していた文科省や教育委員会、そして有識者 -
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やはり橋下徹の文章は極めて読みやすかった。そして言いたいこと言ってるので清々しい。どんだけインテリ嫌いなんだ(笑) まぁでも、ああいう人たちはテレビで言いたいこと言ってるだけで、あなたは何してるの?って最近自分も思わなくもない。ああいうところに急に出てこれるのは日頃の仕事がない言ってしまえば一流でないヒマな人たちで、豊洲市場問題では同人たちのデマ情報が拡散された……的な話を思い出しました。
話が反れたけど、何よりこの本、書いてあること全てに納得しました。外形的公平性とか。ルールに基づく政治とか。この本を参考に、日本の野党にはもっと強くなって欲しいと、一国民として心から思いました。 -
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橋下さんが日頃から言っている大阪都構想についての内容や、なぜそうすることが大事かということが書かれている。最近大阪維新の会の活動を耳にしないが、基本的には橋下さんの考え方には全面賛成で、むしろやっとこういう人が現れたかという感じ。
どの政治家も、できるできないといったレベルの議論ばかりしていて、話が進まないことが多いが、橋下さんの言っているように、できやすくするための仕組みや体制を整えることがまず大事だということは、昔からよく思っていた。基本的に橋下さんの言うことに反対の人間というのは、話の内容が理解できていない人か、ミクロの視点でしかものごとを見ていない人かメディアに煽られている人のどれかな -
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ネタバレ橋本さんが、堺屋太一さんと共同で「大阪都構想」について、書いた本です。
著書の中で、いくつか印象に残っている部分を紹介します。
・本当の改革とは、人事の交代や政策の変更ではなく、体制(システム)を変えること
・国は国の仕事に専念して、日本の国際的プレゼンスを高めることに注力する
・都市間競争を促し、都市が世界と勝負をする
・トップに必要なのは組織マネジメント。組織が機能するように仕事の割り振り、役割分担を決めること
・政治マネジメントで最も重要なのは、議論を尽くすべき問題は徹底的に議論し、既に判断に機が熟したされるものは思い切って判断を下すこと
いろいろ賛否両論もありますが、個人 -
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橋下現大阪市長、前大阪府知事の大阪都構想についての説明を、橋下徹と堺屋太一との対談で挟む構成になっている。堺屋さんが元々橋下さんをバックアップし、道州制などにも賛成の立場だと思うので、問題提起の対談→解決に関する論説→論説を補強する対談、という形となっていい構成だと思う。単に対談をまとめるだけよりもよほど工夫も感じられていい。
元大阪市民(=大阪府民)として、気が付いていなかったが、二重行政の弊害はあるんだろうなと思う。
この本が出た後、維新の会を結党して国政選挙に打って出た橋下氏。
国からも変えなくてはという意識であったのかと思うが、今こそ都構想に集中してもいいのではないかと思う。小選挙