橋下徹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
<本のタイトル>
最強の思考法 フェアに考えればあらゆる問題は解決する
<本の紹介>
橋下弁護士の本です。他にも姉妹本が数冊出ています。(交渉力/実行力/決断力等)
本書は物事をフェアに考えてこそ、交渉事でwin-winな結果を導けると述べており、
例えば最近のウクライナ問題、安倍元首相の国葬、コロナ対応をフェアに考えると
どうなるか、実例を交えて分かりやすく解説していく流れの構成となっています。
<感想・気づき>
実例として取り上げているテーマはそもそも難しいものが多いです。
上記で上げた以外にも、国際秩序問題/日韓の関係性問題/大阪市の政治の話.etcなどが出てきます。
時事問題として -
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Posted by ブクログ
対談本というより、橋下徹と堀江貴文、二人の主張を交互に構成している本。周りに流されない意志の力とある種の哲学、思考力と行動力があるから、共に活動的な人生を送っている。その人生訓だから、常人がすぐ真似できる訳ではない。自分達のようになるなら、自分達の生き方をすべきだというパターナリズムである。そして、当然、そのような生き方には理由があるのだと、理由も添えて。
ウェットな人間関係に基づいた組織は多様性に乏しい。政治の世界がまさにそう。橋下徹の話だ。女性政治家をクォーター制で採用すべきだと。確かにそう思う。そして、表情による賛美、人の威圧などによる非言語的人間関係こそウェットだという事になるが、こ -
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無秩序という悪を是正するため、主権国家権力を頑張って打ち立てた。今度はその国家を縛るために憲法が必要になった。この順番が大事。
対談形式だが、お互い忖度なく、反対意見についても論点が分かりやすい。解釈論、実務面での実際性、実効性について、政治の現場を経験している橋下徹の論拠は明確である。
しかし、日本語の解釈を巡った議論は憲法に限らず至る所で存在するが、その調整コストは計り知れない。言葉のニュアンスの違いがどこまで社会に変化を齎らすか。自衛隊を国防軍に表記変更した場合の社会変化のシミュレーションなど、別の観点に興味が向いた。認知社会における言葉の重要性、神話の大切さ、という所だろうか。 -
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Posted by ブクログ
政治に限らず、以下の言葉は答えのない仕事全般に言えること
で忘れずにいたい
■100%正しい政治判断はない
世の中には予想のつかないこと
正解が見えないことだらけです。
後から評価することは簡単ですが、当時の立場では、絶対的な正解など分かりません。まさに暗闇の大海を泳いでいるような状況
だからこそ、プロセス、手続きを踏んで正解に近づく努力を積み重ねるしかない。
知性や歴史の蓄積に対してリスペクトを欠いた政治家には知識人はついていかない。それはリーダーシップの根幹になければならないものです。
→竹中平蔵が改革を進めている時ほとんど心が折れそうなほど消耗していたとき、毎朝小泉首相から電話がかか -
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Posted by ブクログ
ネタバレ・「道を開くには行動しかありません。目の前の階段を上がり続けるしか無いのです。」-p109
・比較優位ー豊洲の下水でベンゼン検出。なら、築地の下水はどうだったの?
▶︎新たな試みは、現状を変える為に出てきた。よって、その試みの欠点を探すのではなく、現状と比べて議論すべし。
つまり、現状と試みのデメリットを比べるべし。
・相手の目線を想像しろ。
ex)小泉総理はA4で2枚までしか読まない
▶︎決定権限者は一つの問題にA4を何枚も読む時間が無い
・いい資料
「この観点ならA案が比較優位」、「この観点ならB案の方が優位」など
▶︎自分の考える案と、その真逆の案、そして両者の中間の案の三つを意 -
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ネタバレ日本の国民は教育をきちんと教育を受けているから頭がいい。
だからこそ、物事を進めると『絶対的な正解がわからない問題』が必ず出てくる。
そんなときに決断を下さなければいけないのがリーダーという存在である。
特に決断をする時には「手続的正義」を大事にすると、決定事項への反対派の人にも納得してもらいやすい。正解かどうかではなく、プロセスを重視する。
例)賛成、反対どちらの意見も言わせるだけ言わせる。ただし、議論後に決定した事項については必ず従ってもらう。
決断の三原則には必ず従う
・立場、意見の異なる人に主張の機会を与える
・期限を決める
・判断権者はいずれの主張の当事者にも加わらない
上司の -
Posted by ブクログ
この本で学んだこと
ホリエモン
非同期型コミニケーションの重要性がコロナによって顕著になったこと。確かにリアルタイムで会議に出る必要はない。自分が出たい時に録画してある会議にオンラインで出るべきだと思う。ズームでも同時刻にみんながオンラインで会議に参加するのは非効率的。ホリエモンが何年も前からアシスタントの人と同じ部屋にいてもメールでやり取りする理由がわかった。一回のコミニケーションで手を止めてしまった場合、取り戻すのに20分かかるらしい。それを考えると時間非効率だ。
橋本徹
彼はやはり教育に熱心。低所得の両親のもとで教育のレベルを落とすのは格差を解消するために高校まで無償教育にした。大阪