岩本薫のレビュー一覧

  • 独裁者の恋

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    ネタバレ

    同作者の書くロッセリーニ家の息子シリーズと被ってキャラクターが登場していますが、未読のままでも問題ありません。

    わりと王道めの年上×年下・歳の差カップルということであまり食指は動かなかったのですが、お話自体がとても面白くどんどん惹きこまれました。
    映画の版権を巡る交渉や、作品に対する人々の情熱の行方など、ハラハラさせられる場面も多かったです。

    ファーストキスやお互いに恋心を自覚する部分がかなり唐突でおや?と思い、最後結ばれるあたりも入り込めぬまま終わってしまいましたが、それ以外のストーリー部分はとても楽しく読めました。

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    2012年03月01日
  • スパイシー・ショコラ~プリティ・ベイビィズ~

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    怜悧でクールなショコラティエ、パトリックが素敵でした☆
    亨への傷心を抱いてパリに行った彼方がストレス発散の為女装してバーでナンパされまくる。
    適当にあしらって憂さ晴らしをして部屋に戻る筈が娼婦と間違われる羽目にあいますが。
    そのお陰でパトリックと知り合えたのですけれども。
    題名の通り「ショコラ」が全体に散りばめられた少しビターな甘さのお話で、サントノーレにある有名ショコラティエのカレが無性に食べたくなりました。
    今の時期、読まれるとショコラを買う気持ちも高まるのでは~☆
    麻々原さんの描かれるパトリック、すばらしい♪

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    2012年02月10日
  • スパイシー・ショコラ~プリティ・ベイビィズ~

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    読んでる間ずっとチョコが食べたくてしょうがなかった!私の中のプリベビでの彼方はワガママで気の強いはねっかえりという印象しかなかった。でもこうして彼方サイドのお話を読み、小さい頃からずっと想い続けてきた亨への気持ち、彼方から亨を奪った秋守への嫉妬からくる腹立たしさ、でも憎むことはできない心情がわかって彼方がとても可愛く思えるようになった。彼方にはパトリックのように上から目線で押しの強い相手の方があってるんだろうな。あの彼方が振り回されてるのが微笑ましい。ひねた彼方が生き生きとしているのも嬉しいし!

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    2012年02月04日
  • 蜜情【イラスト入り】

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    まさか迅人が妊娠・出産するとは…っ!人狼なんだし、突然変異してもおかしくはないんだろうけど…びっくり。異国の同族に襲われたりと目まぐるしい展開にもハラハラ。無事生まれてきた双子もふもふの可愛さにメロメロ(笑)ちび狼姿のイラストも見たかったー。けど、峻王侑希カプの方が好きなので、この二人にも赤ちゃん出来たらいいなと思ってただけに、正直複雑な所もある(苦笑)こっちは人間だしやっぱり無理なのかな…;;峻王も赤ちゃん欲しがってたし、この二人の赤ちゃんも見たかった〜。

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    2012年01月26日
  • 月夜ばかりじゃないぜ

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    再読。萌えツボが盛り沢山でめっちゃ面白かった〜っ!鳴海みたいなかっこよくてキレイ系なタイプが受けとか、実は昔から鳴海のことが好きだった甲斐だとかもう///こういうハラハラドキドキする展開大好き♪もっとこの二人のお話読みたい!この頃の奈良千春さんの絵はいいな〜。

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    2012年01月26日
  • 蜜情【イラスト入り】

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    ネタバレ

    「発情」シリーズ第3弾(「発情」「欲情」ダブル主役) 

    うーん…設定としては突っ込みどころ満載(笑)
    ストーリー的につっこむなら敵側が「なんでそこまで逸ったのか」。
    確かに一族存亡の危機ではあるけれど死亡者だしてまで一気に事を急いた理由がわからない。
    自分ならまずは身元を調べる。
    パートナーがいるのかいないのか、他に対象者の家族に適齢期の人物がいないのかどうか。
    パートナーがいなかったり、家族にそういった人物がいれば平和的にまずはアプローチすればいいじゃない。
    いきなり拉致未遂となったのかがすっごい疑問です……

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    2012年01月24日
  • プリティ・ベイビィズ

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    梗一が綺麗ー!まさしく美形女王様だ!大人の男のクールなカッコよさも兼ね備えつつという絵柄がとってもイイ!主税のワンコっぷりも漫画になるとさらに増幅でニヨニヨ♪コミクスオリジナルなお話もあって嬉しい!タクミ母子に関してはエピの細部がちょっとぬるい感じはするけどこれがこの話のメインではないので気にしないことにするwちみ梗一が可愛い!でも魔性なのか(イイ!)若かりし頃のパパがこれまた美形で、梗一はパパ似なのねw岩本さんの書き下ろしSSも嬉しい。ほっこりしました。ペーパーの耳付き主税も可愛くて笑ったー♪

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    2012年01月09日
  • プリティ・ベイビィズ

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    梗一さんが美しい。
    こんな美しい神父様がいましたら毎週ミサに出かけたいです。
    梗一さんの運転される車に傷をつけてしまい、その代償に一夜を過ごしてしまった新米刑事の沢木がその一夜にして梗一さんに惹かれてしまうのですが。
    あの美しい顔と冷たい態度とは裏腹な表情を見てしまったら逃れられません。
    このようにカソックの似合うお方はもう一人の方を除いて梗一さんしかいないと断言いたします♪~

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    2012年01月09日
  • 求愛者の恋

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    「誘惑者の恋」の続編です
    前作は舞台がマラークで、アラビアンな雰囲気がとっても良かったですが
    今回はアシュラフが和輝に会いに来ます

    「誘惑者~」では二人がくっついた所で終わってしまって、少し物足りなかったので、続きが読めて良かったです
    ただイチャイチャしてるだけじゃなくて、遠距離とか立場の違いとか色んな問題に揺れる二人が良かったです

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    2012年01月15日
  • 求愛者の恋

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    濃密な3日間でした。和輝にとってもアシュラフにとっても濃密だったでしょけど、3日でここまで展開が広がるっていのがすっごい面白かったですね。すっごく良かったです!マジで面白かったし、ちょっぴり切なくって最後は円満♪このCP一番好きだわ♪ もうちょっとこの二人のお話読みたいな~♪

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    2011年12月18日
  • 蜜情【イラスト入り】

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    子どもが産まれちゃいましたね!
    たしかに血筋はどうするのだというのはBLにおいて永遠のテーマかもしれませんが、たまにこのような裏ワザにでる作品にお目にかかります。
    とにもかくにもみんな丸く収まり幸せになるようですのでよかった。よかった。

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    2011年11月14日
  • 蜜情【イラスト入り】

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    久しぶりにモフモフ楽しんだ♪モフモフ描写がないのはちょい寂しいけど(笑)前作までの流れで気になってたのが、絶滅の危機に瀕した人狼という点。本作を読みながら、もしや?と思った通りの展開になり、個人的好みの問題から微妙な心理にはなった。でも、これだからこその一族の救済と、断裂していた家族問題の解決となったから納得(笑)ネタはどうあれ、英国人狼を絡めてのお話はスリルがあって面白いし、2カプの愛情もしっかり確認できたし、とても楽しく読めました。そして、英国人狼の行く末も気になる。彼らにも幸せをと願う。

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    2011年10月25日
  • 蜜情【イラスト入り】

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    前作で日本から離れてイギリスで暮らす賀門と迅人。二人の蜜月はある日突然見知らぬイギリス人に迅人が拉致されそうになり終わりを告げる。
    謎の男達は迅人達と同じ、人狼だった。
    迅人を「イブ」と呼びその手中に治めようとする彼らを前に賀門は帰国する意思を固める。
    弟の峻王とそのパートナー侑希に再会し、その存在を組や父親達に知られないように暮らす迅人の身体にある変化が起こってしまい。
    家族の絆を感じるお話でした。
    一族の血を残す、という問題もあったのですが、まさかの展開ですね。
    イギリスのゴスフォード一族は迅人を諦めません。
    困難な状況で一致団結した事により最後には全て上手くいった気がします。
    愛は強し、

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    2011年10月24日
  • 花嫁執事

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    子供の頃、名家である九条家に父親が家令として使えていた悠里は18年ぶりに請われて執事として使えるために日本の地を踏んだ。
    懐かしい屋敷で待っていたのは当主の九条ではなく、昔慕っていた二つ年上の幼馴染海棠隆之だった。
    「たかちゃん」と呼んでいた頃の面影はなく高慢で不遜な態度で悠里に「今日からお前の主人だ。偽りの花嫁になれ」と強要されて。
    隆之の生い立ちは別れてから凄惨な物がありましたが、偏に九条氏への復讐ともう一つ手に入れたいものがあったからこそ成り上がりと言われるまでになり九条家を手に入れられたのでしょう。
    悠里も高慢な中に昔の面影を見つけて傍を離れがたかったのでしょうね。
    華やかさはありませ

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    2011年10月12日
  • だからおまえは嫌われる

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    クールな敏腕美人秘書・奥村は、俺様で暴君なカリスマ写真家・入間と仕事をすることに。酔った勢いで体の関係まで持ってしまい…!?
    写真家x美人秘書 下品でワイルドな暴君ぶりが新鮮でよかった。ここまで下品な攻めは初めてだったなぁ。でも強引で男らしくてグッときた。

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    2012年06月12日
  • 独裁者の恋

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    王道年の差ストーリー。
    初めは嫌いやら苦手やらな感じが、いきなり相手にメロメロ(笑)、最後は激甘でした。

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    2011年07月30日
  • 恋愛志願

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    岩本さんの作品は殆ど読みましたが、これは何となく食指が動かずに買わないでいたのですが、よかった。激しさはありませんでしたが読み終えて気持ちがほわっとしました。
    コアフードプランニングに勤める天宮真末美がかつての大学の講師で憧れの陶芸家だった片桐と仕事で再会して、恋心を募らせていくお話。
    片桐はゲイだと告白し、上海に渡って男の恋人ができ、妻とも離婚して実家からも勘当。その後は流転のような生活をして偶然、元教え子である真末美に巡り会った。
    自分の容姿が男らしくないと気に病む真末美に「こういった容姿に生まれついたことにはきっと意味がある。」
    と告げる。それは後半に分かりますが。
    お話事態はよくあるよ

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    2011年05月23日
  • 不遜で野蛮【イラスト入り】

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    熱情シリーズ第3弾
    2006年1月刊同タイトル作品の新装版 
    イラスト追加なし

    ◆初出一覧◆ 
    不遜で野蛮 /書き下ろし 
    ※本書は2006年1月にビーボーイノベルズ「不遜で野蛮」として刊行されたものに、以下の作品を追加収録しました。 
    One and only /書き下ろし

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    2011年04月20日
  • プリティ・ベイビィズ(3)

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    待っていたプリベビ続編。

    同じ養護施設で育った子供のうち、洋菓子店に引き取られてパティシエとなった亨と肉親が迎えに来て今や財閥の跡取りとして暮らしている秋守がお互いの気持ちを通じ合わせる話。

    秋守の父親を知る、という人物が現れしかもその人物はヤクザで秋守の立場を脅かす。秋守は苦悩し。


    秋守に告白されたあと最初は戸惑いでも大切だと思い、それだけでなくその気持ちは秋守に対する愛という気持ちなのだと思い至るまでを、ゆっくり亨気持ちの変化を描いていて良かったです。
    ほぼ2冊強というページ数を使えたからこその細かい描写になってます。


    当然ですが文体が“岩本節”(笑)
    状況描写に()書きや、気

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    2011年02月07日
  • 誘惑者の恋

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    「支配者の恋」のスピンオフ。桂一の弟が主人公です。
    ラシードと桂一のイチャイチャに萌えつつ…
    今回は舞台が完全にアラブなので、読んでいてアラブ旅行をしている気分でした。
    砂漠!ラクダ!王宮!民族衣装!
    個人的に、和輝受けが萌えたので楽しめました。
    ラストだけ、少し不完全燃焼な気がするのが残念…この先二人がどうなるのか気になります。

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    2011年01月24日