山口真美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「顔」の心理学~一般的傾向として大人は親近化選好(古いものに固執する)を持つが赤ちゃんは新規選好(新しもの好き)を持つ。自分の写真を見て馴染みが持てないので皮肉なことに違和感を持つ。人の顔を見る時、向かって左側で判断する。顔認識は30歳まで成長し続ける。顔を覚える時には感情が伴い、顔で表情を作ってみせることで、感情も育まれる。日本人は相手の顔を見ることを失礼だと感じて、目許の小さな変化を読み取ろうとするが、西洋人は顔全体を見る。こうした日本人の文化の特性は生後8ヶ月後の赤ん坊の人見知りから始まる~どうやら表紙の絵は著者のようだ。子ども時分に美人の概念が解らなかった。日本赤ちゃん学会の事務局長。まイイや!
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Posted by ブクログ
タイトルと内容が違うというのが第一印象。
本の内容は「顔学」について。そういう内容と知って読めばまた違うのかもしれないけど、裏切られた感が残る。
本書の内容は以下の通り;
1.顔学のトピックス
- 顔でない物が顔に見えるのをパレイドリアという。
- 骨相学では顔は骨格、脂肪、筋肉から成っている。
- AKB48のようなアイドル集団に対して日本人は全体に魅力を感じるが、欧米では集団の中の一個人に魅力を感じる。
- 選挙は顔で、それも一瞬で選ばれる。
2. 顔の魅力
- かわいい顔とは酔形化=ネテオニー。保護したくなる欲求が生ずる。
- 美人とは健康な遺伝子を残せる魅力があるということ。化粧で頬や唇を赤く強調するのは血色よく健康の証だから。
3. 恐怖の顔
- ホラー映画の怖いポイントは、欧米は音やインパクト、日本は陰湿な恨みで女性がうつむいて立つシチュエーションが怖い。
4. 顔の記憶
- 他人種の顔の記憶は曖昧。よく知る人とそうでない人の顔の記憶方法は違う。
- 相貌失認とは顔を認識できないこと。先天性の場合は本人がそうであることに気がつかない。
- 顔を覚えるコツは感情的なエピソードと絡める。
5. よい印象の作り方
- 黒目の大きさ。
- 静止画でなく、筋肉の動きに伴う動きの表情がポイント。
6.異文化の違い -
Posted by ブクログ
発達障害、具体的には自閉症スペクトラム、ADHD、LDの特性が起こるメカニズムを、
脳科学、特に視覚の発達を軸に解釈した論である、という解釈をした本だ。
と、いう言い方をしたのも、乳児期の視覚の得手不得手が発達障害の原因だ、という論は、果たしてそうなのだろうか?という素人ながらの疑問を持ったわけで。
原因ではなくて、その裏に潜む原因があって、その結果の表出の一つに過ぎないのではないか、と、思った次第。
しかし、発達障害の特性と脳みその部分的な得手不得手の関連付けというのは、関心を誘われるところではある。
わたしのあの苦手な部分は、脳みそのこの辺によることなのか。
ってことが分かったところで、脳みそを叩いたり揉んだりしごいたりできるわけではないのだけれど、単純に興味深い。
放射線や重量子線とは真逆の事象を起こすことができて、特定の部分の細胞を増やしたり、特定の機関の働きを賦活化することが出来たら、ハッタツも改善出来たり、アトピーが治ったり、免疫機構で対応できるたいていの病気は治ったりするのかしら。
わからんけど。
発達界隈の人々が生きやすくなるヒント、的なものは特にないような気がするのでそれを期待して読むのは無しですが、40億年の生物史の結果つくられた摩訶不思議なメカニズムの一つが、手のひらで包むことが出来る頭蓋骨の中で繰り広げられている、ということに思いを巡らさせてくれる一冊でございました。
ぎゃふん。