古川奈々子のレビュー一覧
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匿名
購入済み面白かった。
よく聞く話ではある。
舌を肥やしてはいけないという話にも通じるし、よくわかる。
人に対してお金を使うという領域にはまだいけない。 -
Posted by ブクログ
タブー視されがちな人種における知能の差について、誤解なきよう、たっぷりと前段に時間を割き、後半一気に核心に触れていくような構成。進化の過程により、肉体の差は生じ得る。知能も例外では無い。アシュケナージ系ユダヤ人のIQは高い。IQは完璧ではないが、客観的に有効性の高い指標である。アシュケナージ系ユダヤ人の進化論的特異性とは、何だったのか。本著が解き明かす。
現生人類が約50,000年前にアフリカから各地に拡散したときに人類の進化は止まったとされた。これが意味するところは、人間の精神はどのような場所でも同じであると言うこと。人類の精神の斉一性という。これが誤りだと本著は指摘する。斉一性とは、社会 -
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就活本は色々買ったが、振り返ると結局、この本に書かれた知識や考え方が一番、来年度の転職内定に役立ったという本。
著者はアメリカ人であるため、日本の実情にはややそぐわないところもあるように思うが、その分、日本の就活本には書いていない情報が多く載っているところが本書の魅力である。
本書の情報で何が一番、参考になったかというと「第3章 職探し―最良の方法と最悪の方法」の箇所になる。
この章を読んで、「あ、インターネットで求人を見つけて履歴書を送って面接するだけが方法じゃなくて、本当に色々な職探しの方法があるんだな」と、視野が開けたのが一番大きかった。
具体的には様々な職探しの方法について、それ -
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ネタバレお金を稼ぐことより、使い方を変えることで幸福度が増えるという話。5つのテーマに沿ってわかりやすく、調査や実験結果も踏まえて解説されている。理屈ではわかる。なるほどと思う。どのように実践するか。いつもそれが課題だ。
以下、自分の備忘録的に書いたもの。これだけ読んでもあまり意味がわからないと思いますが。
1 経験を買う
家を買うことで幸福が増すと言う証拠はほとんどない
家に対する満足度は上がるが、生活全体の幸福感は全く向上しない
経験を買う方が物を買うよりずっと幸せになれる
50歳以上の成人の支出で幸福度にとって重要なのはレジャーの項目のみ
2 ご褒美にする
まだしていないことに焦点を合わせる -
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Posted by ブクログ
8000年前頃、ヨーロッパ人の中で乳を分解するラクターゼの継続的な生産をもたらす変異が起きた。ウシの乳を飲むことによって、ウシの肉を食べるよりも5倍のカロリーが得られるため、人口が増加し、穀物農業がうまくいっていない北ヨーロッパのステップ地帯に広がっていった。インド=ヨーロッパ語族の拡散が始まったのは、BC3000年頃と考えられる。歩くことができるウシは盗みやすいため、互いに盗みあい、争うことで、戦闘的な社会になった。移動性が高く、数で勝り、栄養状態がよく、戦いに勝つことが多かったため、より好戦的になったのだろう。
明るい色の皮膚をもたらす変異は、農業開始の後に起こったらしい。ヨーロッパ人と -
Posted by ブクログ
友人から借りた本。
想像してたのと違って、行動経済学的な要素もあり、すんなり読めました。
普段の行動をちょっと変える。それを快く感じてみる。そんなのを後押ししてくれるかなと思います(つまりそれにより考え方も変わって行くんだと思います)。
友人は、この5つの原則の3つくらいを新たに実践。
・経験を買う
・ご褒美にする
・時間を買う
・先に支払って、あとで消費する
・他人に投資する
自分の消費をこれで分類してみて、その割合をどう変化させると、自分の幸せがどう変わるか。面白い会計処理方針だなと思います。
僕は、最後の部分が中心かな。
レクチャー1は、仕事にも関係してくるかも。
喜びを与え -
Posted by ブクログ
タイトルの邦訳はすごくいかがわしく思えるけど、どちらかというと「幸せを感じるお金の使い方」の方が近いかな。幸せを感じるには、経験を買う、ご褒美にする、時間を買う、先に支払ってあとで消費する、他人に投資する、という5つの使い方がある。お金を使うときに「これから使おうとしているのは幸せになるためのお金の使い方だろうか?」「これから使おうとしているお金によって、最大の幸福を得られるだろうか?」と考えて使うのが良いらしい。国が国民の幸福度を上げるための税金の取り方も、日本みたいに先に大目に支払ってあとで源泉徴収で返した方が幸せを感じるらしい。確かになんか得したような気になるよね。あと寄付するときは自発