ジェラルドMワインバーグのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
問題発見の大切さが説かれている本。
そして、その奥深さやトラブルについてをエピソードつきで教えてくれる。
読み物として面白いし、かつ少し大きな視野で「問題発見」をとらえることが出来た。
常に「真の問題は、誰の、何か。それは解きたい問題か?」というのを意識して生きたい。
【心にのこったワード】
- 問題は特より発見するほうが難しく、ずっと面白い。実人生で本当にものをいうのはそこなのだ。
- 問題をかかえてるのは誰か? あなたの問題の本質はなんですか?と聞くといい
- 問題とは、望まれた事項と認識された事柄の相違である
- 問題をもっと重大化しようとしてみることによって解決策を見つけ出すという考え
- ユーモアのセンスのない人のために 問題を解こうとするな
- 解法を問題の定義と取り違えるな。 ことにその解法が 自分の解法であるときには注意
- 問題の正しい定義が得られたかどうかは 決してわからない、 問題が解けたあとでも
- 問題を扱う上で本当に大事なのは、問いは決して答えられることがないと覚悟することなんだ。だがそれは、問い続けている限りは、どうでもいいことなんだ。だまされて究極の解答を得たと思い込むのは、まんまとだまされて究極の問題定義、つまり究極の、真の答えを得たと思い込んだときに限るんだ。で、そう思ったとしたら、それは必ず間違いなんだ。なぜなら『究極の解答』なんてものは存在しないからだ。」
- 正しい問題定義が得られたという確信は 決して得られない。 だがその確信を得ようとする努力は、 決してやめてはいけない
- 他人が自分の問題を自分で 完全に解けるときに、 それを解いてやろうとするな
- 問題の出所は もっともしばしば われわれ自身の中にある
- 世界には2種類の人間がいる。 仕事を する 連中と 手柄を立てる 連中だ。 仕事をする方に入っていたまえ。 その方がずっと競争が少ない。
- 私はそれを本当に解きたいか。
- まず汝自らに対して真実なれ。 -
Posted by ブクログ
非常に有益なことを書いているが、読みにくい
掻い摘んで重要な箇所、ストーリーを復習して読めばokay
われわれは腹の中に問題を解きたいという自然の欲求を持っているため、どうやらせっかちに解答に飛び込んでしまうようだ。多分答えを言う前に、2.3の問いを欲したほうが賢明であろう。
問題解決者であることをやめて、問題群解決者ななってしまっている。
この精神的切り替えの練習をするには
①問題を抱えているのは誰か?
②あなたの問題の本質はなんですか?
を尋ねてみると良い
問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違である
問題の正しい定義が得られたかどうかは決してわからない、問題が解けた後でも
言葉を紙の上から人々の頭の中に引越しさせるためには、社会的過程が必要なのである。そういう過程の一つは言葉遊びである。つまり、問題が言葉の形になったら、それがみんなの頭の中に入るまで言葉をもてああそんでみよう。
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Posted by ブクログ
ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法 からのリファレンス。
ソフトウェア開発コンサルタントである著 者による、ディルバート的あるいはマー フィーの法則的に同コンサルタント業の遂 行上ぶつかるアレコレへの処世が展開され る一冊。
ソフトウェア開発というのは、納めるもの は媒体かもしれませんが、機能や品質につ いて「言葉」で定義していくため、往々に して「思てたんと違う」事態に発展しかね ません。 時計という機能のイメージを 「三針式経過表示装置」や、その他の表現 を用いて表現するような世界なのかもしれ ません。
そういう業種において鍛え抜かれた、本質 的な課題へのアプローチ方法がオムニバス 的に学べると感じました。 -
Posted by ブクログ
名著らしいが初めて読んだ。
さすがに25年も経てば事例は陳腐で技術的・資源な事は進歩しているが、大事なことはだいたい同じ。
要するにプログラミングというのは人の状況判断であって、単純作業ではないということだ。
それも個人としての観点や社会活動としての観点でそれぞれ心理的問題は深い。
チーム・グループに関する話はプログラミングに限定されない話題ではあるが、
いかに理屈で動いているように見えるプログラマー業であっても、集団心理といったものは働く。むしろより強いのではないかと思う。
また、チームに関して言えば、個々メンバーは交換できるものでもなければスキルすら定量化できるものでもないという、当たり前だが大事な問題がある。
だからこそ仕事にチームを当てるのはでなく、チームに仕事を当てたほうが良いというのは、経験者なら誰もが感じていることだと思われるが、そうなると人単価で頭数集められるチームというのは不幸な話だ。
そしてプログラミング言語は言語かという話題も面白い。
全体的に挙げられている問題点は近代的な開発手法で考慮さてて普及してきている。
(TDD的結論があったのは驚いた)
まだ今日はそれも十分ではないが、次なる四半世紀後はどうなるかわからない。
ただ、今日の自分にこの本は価値があった。それは言える。 -
Posted by ブクログ
「人間の側面からみたソフトウェアテスト」についての本です。
ワインバーグはこの本で繰り返し、「テストは情報を得るために実施するものである」と書いています。例えば、
キーを打つかどうかにかかわらず、何らかのアクションに影響を及ぼす情報を求めるものでなければ、テストとは呼べない。
といったようにです。
そして、その情報の質については、例えば、第10章の「テストはキーを打つだけではない」の「よくある間違い」に書いてある、
4. カバレッジテストが何かをテストした証明になると思っている
コードのすべての部分を何らかのテストでふれたことを証明できたからといって、その部分が完全にテストされたとはいえない。また、コードをすべてカバーしたからといって、すべての機能を完全にテストしたとはいえない。そういえるためには、テストの関係性と包括性を分析する必要がある。別の言葉でいえば、考え方を分析する必要がある。
や、第16章の「コンピュータを使わないテスト」の「テスト担当者は貴重なレビューアになる」に書いてある、
1. 開発者にありがちな思考パターンの欠点を観察することで、より良いテストを作成できるようになる。
2. 早い段階から仕様書をレビューすることで、テスト計画のスコープを早く決められる。
3. 設計を熟知することで、より迅速にバグを発見し、その絞込みに協力できるようになる。
4. レビューに参加することで、自分たちのテストケース、テスト計画、テストドライバ、ツールの良いレビューアーになる方法を学ぶ。さらに、関係者からテストするものを渡されるのをじっと待っているだけのテスト担当者にくらべ、はるかに早くプロジェクトのスピードに着いていけるようになる。
の1のように、「思考パターンの欠点を観察すること」の重要性を主張しています。
にしさんの「不具合モード」、智美塾、今回のSSでのWモデルの議論の方向性が間違っていないことを本書で確信しました。
よし、いまやってる活動を自信を持って進めよう!と思える一冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ現在も闘病生活が続く G.M.ワインバーグの、日本最新刊。例によって邦題は意味不明だが、原題は "Perfect Software and other illusions about testing"。
テストは(ソフトウェアに関する)情報を得るため手段であると定義し、ワインバーグらしく、情報を受けとる側の「人間の問題」にまで踏み込んで、テストにまつわる様々な問題や誤謬をあきらかにしていく。もちろん、システム開発をやっている人間には判りきった話なのだが、それを「判っていない人」に説明するためにはワインバーグの助けが必要だ。
特に日本のソフトウェア業界は高い品質が求められ、金融機関や交通機関がシステムトラブルで機能停止するたびに、システム屋は非難の矢面に立たされてきた。台風で電車が止まるのは仕方がないが、システムのバグで電車が遅れるのは勘弁ならんというわけだ。そして、その度にもの知り顔で、ソフトウェア開発のプロセスに問題をがなかったかどうかを語る輩があらわれ、やがて過剰なコストを払って、過剰な品質のシステムを作るハメになる。もちろん、障害を起こしてはならないし、そういうことがないように最善の努力を払うのはもちろんだが、もうそろそろ、一定の確率でシステム障害は起きるものだ(ので、リカバリー手段を考えて行動した方がいい)という認識を世間が持ってもいいころだと思う。 -
Posted by ブクログ
独自のユニークな発想による知恵を習得できる一冊だ。
長年IT業界でやってきた人であれば納得することが多いことだろう。
いくつものユニークな法則を編み出して
法則名も実に頷ける名前となっている。
ラズベリージャムの法則は広げれば広げるほど薄くなるというものだが、
イチゴジャムの法則は、粒があればどこまでも薄くならない
というもの。
また粒の法則は、何か学びたかったら、全て学ぼうとしては
いけない、など。
興味深かったのは、コンサルタントとして相手の発言に対し
どうやって向き合っていくかという問題の解決に
合気道からとった、「集中、入身、転換」というパターンを
エネルギーの調和という観点で取り入れているところだ。 -
Posted by ブクログ
20/5/14
時間
混乱は時間の無駄である
時間の無駄の原因は休暇ではない。計画不足である。
間違いは時間の無駄になる
早くて雑なものなど無い。早く仕事をしたければ、手際よくやることだ。
明日にはやる必要がなくなっているかも知れないことを今日やるな。やろうとも思うな
新しいことを学び、これまでの知識に加え、依頼主とともに試す。
依頼主はつねに自分の問題の解き方を知っていて、その解答を最初の5分間に口にする
不調和を保ちたかったら、完璧な調和を目指せ
相手が奇妙な行動を取っていたら、たぶん奇妙なものに反応しているのだ。それはたぶん自分である。
努力しながら死ぬより、成功しながら生きる方がいい
誰かに死ぬ気で頑張って助けてくれと頼まれたら、助けようとは思わない。
自分が誰かを指していたら、あとの三本の指がどちらを向いているか考えよ
フィードバックは、非難ではなく助言だと考えよう。
白紙の状態から始めてはいけない
クリスマスプレゼントに金槌をもらった子供は、何でも叩きたがる
問題を探しているときは、最初にみつけた問題に目を奪われるな
4年生の算数より難しいことをしていたら、多分やり方を間違っている!
読む価値の無いものはよむな!
やる価値の無いことは、きちんとやる価値もない。ごみにのしをつけるな
やるべきでないことは、いっさいやるべきではない。以上。
合理的であるな。妥当であれ。
痛いのは効いている証拠よ。おいしい料理には時間がかかります。コンサルタントから痛むのは効き目がある証拠だなどと言われたら、別のコンサルタントを雇うべし
差なし+差なし+差なし+・・・は、いつかはっきりした差になる。
皆が見ろという場所はみるな。
絶対にそこにはないと思われているものは、たぶんそこにある。
誰がきめたことか、どこに書いてあることかも知らないのに、慣例に従って仕事をする人たちがいる。