ひかわきょうこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
※5~6巻までの感想をまとめてこちらに。
第5巻は前巻から引き続き、寺から戦死者名簿を盗んだ犯人を追う一行。その先でとある商人一家と出会い、この一件がその家族によって引き起こされたものだと気づく──。
なんとも切ない話だった。お互いもっと早くに歩み寄れていたら良かったのにな、と。(≧ヘ≦ )
でも、人って傷ついてるときほど周りがどんどん見えなくなっちゃってて、全然報われないなーって思って、また傷つく…っていう流れに飲み込まれてしまうものだと思うんだよ。
だけど今回茶釜たぬきが見守ってたみたいに、報われない報われないって思ってる自分を見ててくれる人はどこかに絶対いて、それに自分が気づけないだけ -
Posted by ブクログ
※1~4巻までの感想をまとめてこちらに。
なんと!いつの間にやら夫婦になって、すずと新九郎が帰ってきた!!
というわけで、続編のはじまりはじまり~。
3~4巻にかけて、これまでの新九郎の道のり&前作の総ざらいがあったおかげで、二人が夫婦になった経緯も分かってスッキリ。+(´∀`〃
新九郎は女子供にも素直に感謝の意や尊敬の念を伝えられる素晴らしい人だと思うけど、あまり甘い台詞とか言いそうになかったんで(てゆーか時代的に?)、プロポーズの場面がすごい納得だった。笑
すずは甘えた気分になった時ついつい“ととさま”が出てしまってたけど、巻を重ねるごとにその回数も徐々に減っていって…ちゃんと夫婦にな -
Posted by ブクログ
※全5巻の感想をまとめてこちらに。
1巻無料試し読みをして気に入ったので、続きを読むことに。
単純な妖退治の冒険譚~というわけではなく、そこに政治的な思惑が絡んできたり、複雑な恋心や友情が潜んでいたり…で、とっても面白い!!
そしてなんといっても絵が可愛い。時代設定(室町時代中期)がしっくりくるような、ちょっと懐かしい感じがする絵で、なーんか安心するんだよねぇ~。(´∀`〃)ゞ
すずの護法のもののけ達も、シンプルな顔かたちなのにやたらと可愛いしw
もちろんキャラクターも魅力的☆
すずは優しくて芯のある子で、10年ぶりに再会した“ととさま”こと新九郎が「尊敬すべき一人の女人だ」と言ってたの