いましろたかしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ぼけまん」
現実は、物語によって補強されるものだ
物語を失った現実は、曖昧になりはてる
つまり「ぼけ」てしまう
「ぼけまん」には、神聖なるものの守護者や
此岸から彼岸へと渡る者たちや
土地に根付く死者といった、神話・伝承的モチーフが
次々に登場する
しかしそれらすべて、物語などではありえない
曖昧な「出来事」なんだ
「ぼけまん」連載中、311を経て作者は
「原発幻魔大戦」の物語にはまり込んでゆくのだが…
「第二の人生」
グローバル企業の開発した「性転換薬」を
通販で買ったお爺さんの、いわゆるTSものであるが
性のアイデンティティーすら曖昧になって
政治的な賛否しか残らないという
とてつも -
無料版購入済み
意外にファンタジー?
試し読みした範囲だけでは分かりにくいんですが、壮年男性2人が釣りに行く約束をして1日漁業権の切符を買うまでは良いのですが、その後に山の主⁇が出てきます。けっこうボッタクリっぽいです。
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購入済み
。。。
心に残る面白さの漫画も一部あったけど、ほとんどの作品は、心の中が『ぽかーん…』となる『え?ここで終了なの?え?』ってなるよくわかんないなぁって印象でした。
戦争ってもしかしたらそれだけ訳のわからないモノなのかもしれないなぁ…と自分なりに思ってしまった。イマイチなんだかワカラナイ、得体の知れないモヤモヤしたへんてこりんなナニカ。
よくわかんないけど多分「空虚」に近いモノのような気がしました。 -
Posted by ブクログ
中間あたりに収録されている、初期のいましろさんの絵? の作品がありましたけれども、結構良かったですねぇ…ギャンブル中毒の男が他人をだまして金を取り、その金で勝負するも結局負けてしまう…といった話でして、なんというか、人間そのものを表わしているというか…うまくは言えませんけれども、とにかく「刺さる」話だったことは確かです!
ヽ(・ω・)/ズコー
他は鮎釣りの話とか…特に興味のないお話が多かったですねぇ…(笑)
そして、ラストにはまた…! 原発だのTPPだのそれらに対しての、いましろさんの意見みたいなものが反映されている気がして少々白けた感じが…。
つまりは今は「漫画など描いているバヤイ -
Posted by ブクログ
面白いですけれども、少々政治に対する愚痴が多いかな、という印象…。大事なことなんでしょうけれども、こうも畳み掛けられると読むのがしんどくなってきますねぇ…。
ヽ(・ω・)/ズコー
今はエンタメ漫画なぞやっているバヤイではないっ! というのがひましろ先生の主張みたいです…。
まあ、そうは言っても趣味の釣りなどはやっておられ、遠征で地方に飛んだり…その行動力には驚かされますね! 釣りとかしたことないので分かりませんけれども、ハマれば地方遠征とかしたくなるものなんでしょうか…?
このシリーズ、これから続くみたいですね! それにしても三茶に住んでいたんですねぇ…ひましろ先生…。
ヽ(・ω・ -
Posted by ブクログ
漫画家としてのいましろたかしはもう終わったのかもしれない、とこの作品を読んで更に痛感させられた。
緑内障を病んで漫画を描くのが辛いのは理解できるのだが、それを差し引いても漫画の魅力が決定的に欠けてきているのだ。
漫画家に見切りをつけて養成学校の講師に仕事を求めるスタンスは面白いのだが、それを知ってしまったが故に切羽詰まって捻り出しているような今作はやはり読んでいて厳しい。
絵そのものは仕方がないとしても、性病ネタで二回引っ張るとか・・・もうね。
「化け猫あんずちゃん」で盛り返したと思われたその才気をどうにかまた取り戻して欲しいのだ。
また帯にはろくに面識もないであろう4人もの著名人の