尾田栄一郎のレビュー一覧
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ネタバレ四皇暗殺とか主人公側がそういうのを計画するときは、まず絶対に成功しないというのが創作物の当たり前のように、もちろん成功せずに終わるというところまでがこの巻。あまり進んでないです。マムの過去を含めても。以下、色々感じた点。
シーザーが紹介欄でも偽名のガスティーノで通しているのは遊び心でしょうか。そんな彼も結構長い間色んな人にこき使われ、3枚目のような役どころで情が移ってきたのか、ナミに2回もクズ呼ばわりされてかわいそうだな、と思ったりする。まあ、反省もしてないし正真正銘のクズなんだけどさ……というわけでナミへの好感度がまた下がりました(えー)。ちなみに、自分のワンピース最大のクズはスパンダム( -
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やっぱり麦わら一味がまとまってるとお話が進みやすいしわかりやすいな~なんて思いました。でもそう言えば・・・ロビンとかウソップとかどこ行ったんだっけ?
プリンちゃんもそのうちほだされそう。そしてサンジの兄弟の武装がえらいカッコイイ。ジンベェもめっちゃカッコイイ。
ママの子供時代を読むと教育って大事だなぁと思う。彼女はハナから巨人族に育てられた方が良かったのかもしれないけど…巨人族も手に負えなかったからああなったのか。どうすれば良かったんだろう?と思うと結構悲しい話だ。力のある者がないものを理解するのは難しいし、力のないものが力あるものを恐れるのも仕方ないといえば仕方ないんだよねぇ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレついに実行される陰謀渦巻く結婚式。色々な思惑が同時進行で描かれるため、それを消化していく面白さはやはり大きい。こういう状況だと、誰の思惑通りにもいかない展開が一番面白くなるところだが、そういう点はやはり綺麗にやってくれた印象。わずかな未来を見通せるキャラクターを置いたこともそこに良い影響を与えている。本編内に「先がわかる奴」がいると読者的にはかえって「先が分からない」。
しかし、色々描かなければならないだけに、作戦の開始時点ではよかったテンポが段々と悪くなっていった読後感だった。最初のトップスピードな感じのまま色々起きて欲しかったところ。いつもの回想もここで挟まなくてもなぁ、と個人的には思う