杉山美奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
名前だけは知っていたが、読んだことがなかった北欧女子、オーサさんのコミックエッセイ。
日本人でもしっかり説明できない、マナーやお金の慣習をプロに学ぶといった趣旨のもの。
食事の作法や礼儀は自分もウィークポイント…。改めて勉強したくなった。
知らなくても生きていけるけど、大人である以上社会の常識って知っておきたいですね。
知らなかった!と色々な情報に驚くオーサさん。
スウェーデン人のオーサさんだからこそフラットな気持ちでこの漫画をかけるんだろうな。
日本語を学ぶ回でも、敬称について外国の方は難しいのか!と新鮮な気持ち。
当事者の人に聞かないと分からない事ってある。
豆知識的な情報もりだくさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ外国人のオーサさんが日本を学ぶ本。
今までは外国人からみた日本の特徴や他国との違いだったけど、マナーや日本語の使い方や日本の曖昧な表現の対応の仕方などを学ぶ本で日本人でも知らない事が学べる本。
以下個人的に印象的だった事柄
・おしぼりは手を清めて神様、他の生命に敬意を払うものなので手以外を拭くのはNG
・割り箸にも種類と格式がある
・懐石(お茶会の際出される)と会席料理の違い
・敬称は難しい。例外ありすぎ。
・日本語に同音異義語が多いのは日本語の音が少ないから?あと短い言葉を好むから?
・日本人は言語的には太平洋の人達の子孫(縄文系)と言われているがDNA的には大陸系(弥生)の影響が強く、文 -
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Posted by ブクログ
テレビで芸能人が「演じさせていただく」
アスリートが「プレーさせていただく」
政治家が「出馬させていただく」
と言うのに強い不快感を感じていた。
でもこの本によると「させていただく」は、相手に許可を得る場合に限って使う表現なので、
これらの言い方のように許可が必要ない時に使うと、過剰な敬語表現になってしまう。
更に、自分の意思で行動していることに使っているので、この言葉の本来のへりくだった意味をなしていない、とのこと。
こういうのを「過剰敬語」と言う。
つまり「~いたす」でいいのだとわかり、すっきりした。
が、これからも「○○さんと真剣にお付き合いさせていただいております」とかいう芸能人の発言