川渕圭一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
川渕さんが医者になるまでのモラトリアム期を綴った自伝的小説。
堕落した大学生活、大学院のドロップアウト、パチプロ時代、引きこもり、うつ病…。
遠回りばかりの20代。
しかし、その遠回りがあったからこそ、気付いたことも多いはずだ。
川渕さん自身も本に書いているように、「他人の反応なんて気にすることはない。自分の思うようにやれば、それでいいのだ。」ということも、回り道があったから気付けたなのだろう。
私にも挑戦しないで諦めた夢、頑張れずに後悔したことがたくさんあり、そのことが私に重くのしかかっている。
しかし、もう一度自分のやりたいことに挑戦して、明るく生きたいと思った。
20代も最後になり悩ん -
Posted by ブクログ
題名が私の心の叫びを代弁してくれていて、絶対に読もうと思った本。
自分を見ているみたいで読んでいて辛かった。
でも、あなたも上から目線のところあるよって思ったし、女性蔑視の視点があるよねって思ってしまった。父母の世代ならしょうがないのかな。
私がポリクリ始まっていちばん気持ち悪いなと思ったのが、学生を「先生」と呼ぶことであった。同じことを思う人がいて安心した。
でもそうか。研修医になっても同じことを思うんだな。むしろ余計辛くなるんだろうなと思うと自分の将来に対する不安が強くなった。
なんか、そんなものだよね。染まらないとやってらんないし、染まりたくなくても染まってしまうし、出る杭は打た