川渕圭一のレビュー一覧

  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    サラリーマンを経て、37歳で研修医。
    誰でもやれることじゃないけど、いつになっても諦めずにチャレンジしてみたいと思えた。
    私は医者じゃないけれど、人と接することで何歳になっても成長できるんだなぁと思うと、素敵だなと思えた。

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    2018年10月12日
  • 〈小説〉東大過去問・現代文

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    小説というより参考書?
    自分も国語が苦手だったのですが、あまり意地悪な問題が出てこなくて、とても楽しく読ませていただきました!
    あの頃の自分に読ませてやりたい。(笑)

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    2012年05月14日
  • ボクが医者になるなんて

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    川渕さんが医者になるまでのモラトリアム期を綴った自伝的小説。
    堕落した大学生活、大学院のドロップアウト、パチプロ時代、引きこもり、うつ病…。
    遠回りばかりの20代。
    しかし、その遠回りがあったからこそ、気付いたことも多いはずだ。
    川渕さん自身も本に書いているように、「他人の反応なんて気にすることはない。自分の思うようにやれば、それでいいのだ。」ということも、回り道があったから気付けたなのだろう。

    私にも挑戦しないで諦めた夢、頑張れずに後悔したことがたくさんあり、そのことが私に重くのしかかっている。
    しかし、もう一度自分のやりたいことに挑戦して、明るく生きたいと思った。
    20代も最後になり悩ん

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    2012年04月25日
  • ふり返るな ドクター 研修医純情物語

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    ネタバレ

    白い巨塔はドラマ見ただけだし、今人気あるK堂氏の作品も読んでないんですよ。でも、医療ものは面白いし、やっぱりこの作品の気に入ったところは『青春小説』だったからかな?と、読み終えて気づきました。医療物のラノベみたいな感じ、と言ったら失礼かな。
    教授のあれは、わー、最後にやっぱりこの展開か!?でもちょっとひどいかも…と思ったら、さすがに現実だはなかったんですね。でも、溜飲が下がったのも確か。

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    2011年11月17日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    ほぼ本人の体験談??と思う程、作者の経歴と主人公の経歴が酷似してます。一部フィクションが含まれると思いますが、研修医の生活のリアリティがすごい!

    楽しく読めました。

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    2022年10月23日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    題名が私の心の叫びを代弁してくれていて、絶対に読もうと思った本。

    自分を見ているみたいで読んでいて辛かった。
    でも、あなたも上から目線のところあるよって思ったし、女性蔑視の視点があるよねって思ってしまった。父母の世代ならしょうがないのかな。

    私がポリクリ始まっていちばん気持ち悪いなと思ったのが、学生を「先生」と呼ぶことであった。同じことを思う人がいて安心した。

    でもそうか。研修医になっても同じことを思うんだな。むしろ余計辛くなるんだろうなと思うと自分の将来に対する不安が強くなった。

    なんか、そんなものだよね。染まらないとやってらんないし、染まりたくなくても染まってしまうし、出る杭は打た

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    2021年11月30日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    著者自身の実経験がもとになった小説。

    限りなく患者目線のお医者様。
    こういうお医者様が、病院にひとりはいてほしい。

    医者である偉大な父への反発や想い、自身の医師としてのいろいろな葛藤などが描かれています。
    とても人間っぽさがあり、医者という職業が題材になっていますが、親近感や共感があります。
    又、病院に対して疑問や苦言を呈すると同時に、患者にも賢い参加する患者になってほしいというメッセージが強く心に残りました。特に「T夫人の怒り」が良かった。

    続編もあるようなので読むのが楽しみ。

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    2019年10月07日
  • 窓際ドクター 研修医純情物語

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    おもしろかった。
    読み始めるとすぐ読んでしまうことがわかっていたから、長い間積読していた作品でした。

    医者には受診時以外に接点のない私にとっては、医者が何を考え、どんな生活をしているのかただ単に興味深い。
    医者が書いた作品、医者が主人公の作品、病院でのミステリーなど非常に興味をそそられる。
    で、読み終わると大概「医者も同じ人間だわ…」と妙に納得する。それでどうなのかと言われても、それだけのことで、せめて身内に医療従事者がいれば何かと心強いが…とかなわぬことに思いを馳せる。。。

    若い人に対する先輩の思いや、その伝え方にも心を動かされた。

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    2018年07月05日
  • ボクが医者になるなんて

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    著者の大学時代から30歳までの経験が書かれたノンフィクションだけど、嘘でしょうと思うような出来事が連続しながらも何とかやり過ごしていく。1980年代の日本企業の文化や習慣には閉口したが、今も余り変わって無いような気がしてますます閉口した。日本経済が成長を止めたのはバブルのためよりか、社員の犠牲を前提としている特殊性にあると言える。欧米のような企業文化が日本に浸透していたら、現在のような閉塞感は無かったに違いない。

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    2017年03月08日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    研修医を取り巻く環境や、医療の現場が筆者の目を通して語られる。非常に考えさせられる物語いや随筆だった。

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    2014年06月21日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    病院で働くわたしにとって非常に身近でらわかりやすい。医療の中で生じている矛盾はたくさんある。日々の医療に対する教訓ともなり得ると思う。

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    2013年06月30日
  • 吾郎とゴロー 研修医純情物語

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    吾郎は、ゴローの残された家族の為に…。ゴローは、吾郎に大切なものを気付かせてあげて…。
    前の2作とは違ったけど、良かった。
    人は自分を取り巻く現状に不満を持ったり、他人のする事に苛立ちを感じたりするけど、それって、結局は自分自身なんだよね。

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    2012年10月14日
  • ボクが医者になるなんて

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    20代を凄くハードに送ったんだなって思った
    あとは、語り手が第三者的になったりとちょっと混乱してしまうところがあったけれど、全体的にはとても面白かったと思う

    ナンパ生活のときは一番千夏さんがよかったと思うし彼を一番好きだったんじゃないかと思う。浮気は絶対によくないよ~

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    2012年07月28日
  • ボクが医者になるなんて

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    かー35ー4…
    幻冬舎での文庫4冊目ですね。
    前作は少し軽すぎる感じというか…大変失礼ながら『え?書くこと無くなっちゃったの?』という感じでしたが…(でも、面白かったです)
    今作では、少し作風が変わったかなと思いました。なんというか、大人っぽくなったというか。すみません。
    相変わらずドラマは見ていませんが、本だけで構いません。
    次回作、楽しみにしています。

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    2012年05月10日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    大学病院の日常を描く。
    主人公の医者に診てもらいたい人はきっと多いと思うけれど、私はパス。内科医で良かったけれど、ノロくて優柔不断で不器用な医者が救急当直だったらなんて想像したくない。
    旧態依然の医療界にはびこる非現実的な様々な習慣をさりげなくやり玉に上げているのは面白いんだけど、その旧弊がなくなったら医者は患者を診るようになるのだろうか? 教授が患者に接する機会はさらに減るだろうし、結局出世が大切である大学病院の機構の中で、作者が欲する患者のための医療をする医者の比率が増えていくのか、その辺もっと突っ込んで欲しかった。

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    2012年04月25日
  • ふり返るな ドクター 研修医純情物語

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    脱サラして医者になった主人公が大学病院での無意味な教授回診や会議に反発したり、医療過誤を起こした教授がなぜか出世する不思議な世界に友人となった先輩医師と共に立ち向かっていく。持病を持つ身としては、出世競争しか見えていない医師に診てもらうのが恐くなりました。

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    2012年04月22日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    大学病院の現状、研修医の過酷な労働が実体験をもとに書かれていて、とても興味深く読みました。専門知識ももちろんですが、著者のように病気だけでなく患者自身に目を向けてくれる医師に出会えたらいいなぁと思います。

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    2012年04月17日
  • 〈小説〉東大過去問・現代文

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    ネタバレ

    国語の苦手な受験生の親として、藁をも掴む思いで買った本である。
    作中人物に一緒に問題を解いてみて、我なりに息子に授ける策に思い至ったが、問題は息子が親のアドバイスを聞いてくれるかだ。聞いてくれなければ、1年間の浪人は無駄になるだけである。

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    2012年04月06日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    ドラマの原作ということで読み始めましたが、そんなことは忘れて読み耽りました。「患者のための医療」…重い言葉ですね。本当は、医師には腕も人格も兼ね備えたスーパーマンでいてほしいところですが、私たち患者の側が主体的に関わることも大切ですね…。ドラマ化が楽しみです!

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    2012年04月04日
  • 研修医純情物語 先生と呼ばないで

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    脱サラして医師を志し、37歳で研修医になった主人公の奮闘記。

    文章や構成が秀逸というわけではないのだけど、主人公のちょっとひねくれた性格が面白くて、するすると読めてしまいました。
    システムの中で医療の本質を忘れ、患者より学会や研究が大事になってしまった医師たち、患者をほったらかしてアルバイトに明け暮れる研修医たち、そんな彼らにいらだちを感じつつ、自分なりに「患者と向き合う」ことを大事にしてきた主人公の姿が、なんというか、青臭いんだけど心強くて、いいなあと思いました。

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    2012年03月11日