佐藤高子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第7作目。
(早川書房ではシリーズ第5弾として出版されています)
魔法の水を浴び、石になってしまったナンキーおじさんを救うべく、「不運な」オジョは旅に出た。お供につぎはぎ娘とガラスのネコが加わり、ドロシーやかかしに助けられながら、魔法を解くために必要な5つの品を探す…。
未だに謎の種族が多く住むオズの国。
オジョ達はそんな未開の地へと足を踏み入れます。
タイトルにもなっている、つぎはぎ娘のスクラップスがかなり個性的です。主要キャラから不自然なくらい嫌われてますが、この物語の中のムードメーカーと言えます。
ガラスのネコのバングルも、キラキラとし -
Posted by ブクログ
『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第5作目。
(早川書房ではシリーズ第10弾として出版されています)
ヒゲもじゃでボロボロの服を着た男、モジャボロに道を尋ねられたドロシー。分かれ道まで道案内をするが、そこはいつもと違う、奇妙な道となっていた。家に戻る道も分からなくなってしまったドロシーは、モジャボロと一緒に1つの道を進む。その先では、様々な冒険が待ち構えていた…。
様々な種族と交流しながら道を探していくというだけで特に盛り上がる所も無く、淡々としたお話でした。
ただ、後のシリーズでも関わってくるキャラが作品内で初登場しています。
愛の磁石を持つボジャボロ、間の抜けた迷子の少年 -
Posted by ブクログ
『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第4作目。
(早川書房ではシリーズ第9弾として出版されています)
大地震に襲われ、ドロシーは馬車ごと地面の裂け目に落ちてしまう。
一緒に乗っていた少年ゼブとネコのユリカと共に辿り着いたのは、野菜人間の住む地下の国。野菜人間達に襲われ、大ピンチのドロシー達の前に現れたのは、あのオズの魔法使いだった。
なんとか危機を逃れたドロシー達は、この恐ろしい国を脱出することを決意する…。
前の3作を比べると少し見劣りするものの、ホラー要素があったり結構楽しめる内容でした。
トトとは対照的な白い猫のユリカが出てくるのですが、これがまた凄いヒネクレもの。ユリ -
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Posted by ブクログ
(内容)
グリンダの<魔法の本>にギリキンの国のスキーザー一族とフラットヘッド一族が戦争をはじめようとしていると書かれたのを読んだオズマは、オズの支配者として争いをやめさせようと、ドロシーと共にギリキンに向かう。しかしどちらの一族も素直にオズマに従おうとはしなかった。戦いは始まり、その最中、オズマとドロシーはピンチに!二人を助けようとグリンダも現場に向かうが、手が出せない。
誰が二人の窮地を救えるのか?スキーザーとフラットヘッドは和解できるのか?オズマの支配を受け入れるのか?
(感想)
ハヤカワ文庫のシリーズ最終巻。「完結編」なんて背表紙に書いてあったから、何か大きな出来事が起こるのか?とど -
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Posted by ブクログ
(内容)
立派な真珠の採れるピンガリー島の住人は北のレゴス・コレゴスの脅威に怯えながらも豊かな生活を送っていた。隣国のリンキティンクから王がヤギを1頭連れてやってくる。歓迎するピンガリーのキチカット王。ちょうどその翌日、北からの戦士達がついに攻めて来た。圧倒的な北の戦士達の強さ。
ピンガリーの運命はいかに?インガ王子はピンガリーを守れるのか?リンキティンク王はどうなる?
(感想)
既訳のお話の中でこれだけちょっと毛色の変わった作品。おなじみの面々はほとんどでてきません。でも面白いです。絶望的な状況が次々に襲ってくるのですが、めげずにがんばるインガ王子。ピンガリーの将来は安泰ですね。 -
Posted by ブクログ
(内容)
嵐で乗っている船が難破したドロシーは、にわとりのビリーナと共に、オズの近くのエヴの国の海岸に流れ着く。エヴの国の女王様とその子供達が地下のノームの国に囚われたままになっていることを知ったドロシーは、助け出そうとノームの国に乗り込んでいくが・・・。ノーム王の術中にはまり大ピンチに。
ドロシーは無事にノームの国から戻って来れるのか?エヴの女王や子供達はどうなる??
(感想)
元気のいいドロシー再び登場。やっぱりオズにはドロシーがいなくちゃね。しかし、ドロシーとオズマの少女らしい「正義」がちょっと気になります。悪役のはずのノーム王のほうに感情移入してしまうのは、私が年をとってきたから??