【感想・ネタバレ】オズのチクタクのレビュー

あらすじ

船が難破して荒海に投げ出されてしまった、ちょっぴりおてんばな少女ベッツイとロバのハンク。一晩して彼らが漂いついた先は、美しい〈バラ王国〉だった。そこで出会ったのがボサボサ頭の男モジャボロ。行方不明の弟をさがしに悪人ノーム王の洞窟へ行くと聞いて、ベッツイは危険をかえりみず、いっしょに冒険の旅へ出た。ゼンマイ仕掛けのロボットのチクタク、可憐な虹の娘ポリクローム、世界征服を企むウーガブーの軍隊、おかしな龍クオックスなどの仲間も得て、勇気百倍。はたしてモジャボロの弟を救い出せるか? シリーズ第6弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なんかこれまでの作品と少し雰囲気が違うところがあって面白い。少しだけではあるけど作者がメタに作品に関わるところとかドロシーやオズマとは性格の違うベッツィやポリクローム、アン女王などの個性豊かな女性たちとか(薔薇のオズガ姫はあまり活躍しないけど)。訳者あとがきにもあるけど過去作との矛盾上等で筆のノリで書いているようなところも感じられる。ポリクロームとモジャボロはオズへ続く道で会ってるのに初対面になってるとか、モジャボロの愛の磁石が磁石なのにちゃんと見せなければ効果がないとか。ノーム王はエメラルドの都で記憶が消えて悪人でもなくなったはずなのに前以上の悪人になって再登場とか。
でもそんな細かいことは置いておいて次から次への展開で楽しく読める。最後のみんなの疑問への答えもニヤリとさせられる。
調べてみると舞台の脚本が先にあってそれを元に小説化したんだな、それで以前との作品の繋がりとか雑になってるのかもしれない。

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

面白いー久々に子供向け?ファンタジー読みました。そうそう、なんとも言えないこの展開がたまらないよね。海外の童話は。笑笑

あ、そうきちゃう?っていう。ありえないことが普通に起こりまくってみーんな仲良しめでたしめでたし。笑笑

オズシリーズは是非、今後子供たちにも読み続けて欲しい一冊。オズの魔法使いからの派生本だから少し繋がりがあるし、ドロシーなんかも出てくるし。ドロシーなんて女王ばりにオズの重鎮と化してるし。

あれ、ドロシーちゃんとカンザスに帰ったような気がするんですけど、なんでオズにおりますか?

エメラルドの都も健在だし、オズの魔法使いも帰ったはずだけどまだいたし。
まさか戻ってきた?笑笑

オズの魔法使いとこのチクタクの間に何冊か挟まってそうなのでそっちも読みたいなーと思います。

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2018年12月11日

Posted by ブクログ

『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第8作目。
(早川書房ではシリーズ第6弾として出版されています)

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2011年01月27日

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