友野詳のレビュー一覧
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今でいうと、なろう的な空気感を持つ超マイルドファンタジー(まあ戦闘するし、敵キャラは死ぬんですが)
友野詳は、なろう作家の居るところをこの時代から通過していた!?
でもこれ、TRPGリプレイが原作なんですね。通りで会話シーンがそんな雰囲気だ。
女魔術師タリアの「わたい」キャラが可愛いなあ。それ以上に...続きを読む -
四姉妹編完結。謎の解明に戦いさらに戦いと最終巻にふさわしい密度だった。とはいえまだ双子の物語は完結せず、むしろ始まったといえる。実際そういう締め方であったし……。この先の発刊予定は未定のようだが、せめて『完結編』は出してほしい。というのも記憶にある展開とかなり違っていて非常にモヤモヤしているからで...続きを読むPosted by ブクログ
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いよいよ大詰め。戦いは激しさを増し、パーティーメンバーも生きてはいるが”そのまま”ではいられない。5巻では異色の存在である<多足のもの>が登場。実際にキャラクターを作ってプレイしたこともあるほどルナルでは好きな種族。銀の月の種族だけのキャンペーンをやった時に作ったはず。どういうシナリオだったかは忘...続きを読むPosted by ブクログ
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なぜ旅をするのか、何をしたいのかを始まりの地でもう一度見つめなおし、新たな旅立ちが始まる。これまでは元のリプレイも含めてどこか世界観の紹介という側面があったが、ここからはまさに双子の物語。ここからはあっという間に終わってしまってあっけにとられたような記憶があるが、はたして再読してどう感じるか楽しみ...続きを読むPosted by ブクログ
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面白かった。人間関係とか色々複雑なことになってるのに相変わらずのノリで突っ走るし、ラスボスも主人公パーティー以外は真面目なのがまた面白い。次は続編のティルト・ワールドと行きたいところだが、どうやら復刊未定でしばらくお預け。Posted by ブクログ
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本当はものすごいシリアスなことをやっているはずなのだが、キャラクターの言動のせいでそうは感じないが、それでもシリアスな展開で物語が進んでいくという絶妙なバランスが凄い。こういうことをやられるとたいていは滑ってしまい読んでいる方はつまらないのだが、物語のポイントとして押さえるべきところはきっちりと抑...続きを読むPosted by ブクログ
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長いプロローグも終わりいよいよ四姉妹編に突入。あれの伏線はここだったか。もう少し先だと思っていた。そして書き下ろしはラナークとアードの出会い。これはこれでよかったけど、終盤のあのシーンの中に織り込んでも良かったかなとも思う。そしてあれの伏線がある本編にこの書下ろし。もしかして狙ってた?Posted by ブクログ
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魔法合戦のくだりで、そういえばGURPS MAGICにはえげつない魔法がたくさんあったっけ、「空気破壊」とか、などと思いだしたりしてちょっと違う方面から懐かしさを覚えた。そしてやっぱりこの『青い聖堂』が印象に載っているのはみんな同じかと妙に安心したりもした。この一巻だけで十分にひとつの作品として成...続きを読むPosted by ブクログ
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登場人物がいい。
ストーリーがいい。
涙あり情けあり、久しぶりに面白い小説にであった。是非、是非 テレビドラマかして欲しい。
友野さんって時代物ずっと書いて欲しい。
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コクーン・ワールドに続いてまた懐かしい作品を読むことができるとは。当時ガープスで遊んでいたこともあり、思い出深い作品の一つ。話の面白さよりも懐かしさのほうが先に立つ読後感が心地よかった。Posted by ブクログ
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作者さん、話作りが上手いですね?
世界観はSF。BLを臭わせるバディ。かわいい女の子と出会う一話完結の人情もの。
ただ文章が少々読みづらくて…ラノベってこういうことがあるからなぁ。
スオウさんの絵柄に合わせた小説を書くという企画だったそうで、バックに落ち着いた空気が流れているのはそのためだろう。『キ...続きを読むPosted by ブクログ -
リィズちゃんは昔のほうがかわいかったと思う。
あざとかったとも思う。イラストは。
理想を語るギスカールを、論破していくところが今も昔も好きですね。まったく違うテンションの両者だけど、
相手にはしてないんだけど、結果論破になっているという。
真剣な相手を、ゆる~く流す、っていう態度が好きですね。
や...続きを読むPosted by ブクログ -
地下世界での冒険も終幕。続きのティルトやアビスも出てほしいけどね。
いや、旧盤で持ってるんだけどさ。
語り部がラストで登場人物と交錯するという形が、昔は衝撃だったんだよなぁ。今でこそ、漫画や小説の登場人物が、自らに突っ込みを入れるというのはよくある手法だけど。
自分としては、初体験だったのですよ。...続きを読むPosted by ブクログ