志村貴子のレビュー一覧
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まめちゃんの1人をずっと思い続ける気持ちって中々すごい事だな。その間に相手が何を見てるのか何を大切にしてるのかもわかってしまうのに。変わらないってすごいですね。
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兄と弟
さまざまな『兄と弟』をテーマに描かれるオムニバスBL作品集の第一巻。
久世晴臣は兄が結婚する予定で婚約者を家に連れてきたのを見ながらあることを思い出していた。
兄には昔男の恋人がいたはずだったからだ。
趣旨変えかなと思っていた所、兄の婚約者から興信所で兄の事を調べて知ってしまったらしい。
彼女からその相手の居場所を聞いた晴臣はある整体院を訪れる……。
廉は5歳の時に両親が離婚し父方の祖父母が長男を手放したがらないため父親に育てられ、当時2歳だった弟の陸は母親に引き取られた。
その12年後父親の死をきっかけに再び母親と弟と共に暮らすことになるがそれから陸の熱い視線を感じるようになった……。
かつて3歳年の離れた兄と一年にも満たない同居の中で兄に対して思いを募らせていた陸は高校生になった。
大学進学と共に家を出て寮生活になった廉が友人の畑野を連れて帰省してきた。
久しぶりの兄弟はかつてのことが頭の中にあるからかぎこちなく……。
兄の恋人が気になる弟、兄に想いを寄せる弟、弟からの想いに勘づきながらも友人への片思いが止められない兄など切なさとときめきがたくさんあるお話しだった。
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Posted by ブクログ
この巻の終盤にある162-163頁の見開き、複数の橋が架かる都市の川の鳥瞰図が印象的でした。
恋愛ものなので、相手と自分を隔てる川(障害)があって、それを渡るか渡らないかという葛藤が出てくるのは、当然といえば当然です。
しかし、そうした葛藤は、主人公の綾乃と朱里だけなく、小学生から義母まで、登場人物の多くが日常的なものとして抱えており、群像劇的に描かれます。
ストーリーが日常的なので、悪く言えばダラダラした感じがするところもあります。
しかし、それは例えば131頁で急をつけるための緩として機能しています。
登場人物が多く、小学生など人によって姓で呼んだり名で呼んだりするので、分かりづらいです。
しかし、それが日常性を支えるためのリアリティラインの保持一役買っています。
もう一つ印象的だったのが、驚きの顔の描写が多いことです。
例えば87頁では綾乃が朱里に驚かされ、120頁ではその逆。
綾乃も朱里も、急にポンコツになって、相手を驚かせたり。
意志で障害をわたって、相手を驚かせたり。
絵には、そうした描写のためのコミカルさ、柔らかさ、綺麗さが共存しています。
志村貴子先生の作品はとても好きなのですが、いつも感想をまとめるのが難しいと感じます。
それは、こうしたいろいろな要素がギュッと詰まって解きほぐしにくいところに惹かれているからかもしれません。 -
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ギャグ感たっぷりの掛け合い漫才が本当に面白かったです。受けちゃんが徐々に攻め君い落ちっていくのが楽しみでした。ちょっとエロは物足りないけどとにかくおもしろかったです。
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人間関係入り乱れ
姉のゆめが帰ってきて銭湯を手伝ってくれる事になったので聡ちゃんから離れるため心機一転一人暮らしを始めるまめ。
実は昔も聡ちゃんから離れるという理由で一人暮らしを始めたが家に迷い込んだ飼い猫がきっかけでその飼い主の男からストーカー行為をされ実家に戻ってきたのだった。
その当時まめの物件を担当した河田さんがもう一度お部屋探しを手伝う事になる。
ストーカーされていた当時優しくしてもらっていて少しよろめいたが左手の薬指に指輪があったが現在そこに光る物がないことから彼が独身だと知ったまめ。
前一人暮らしをしていた時と同じレストランで働くようになったまめの職場にごはんを食べに来たり仕事帰りにスーパーでばったり会う回数が増えた事をきっかけにもっと親密になろうとするがやり方がわからない。
聡ちゃん相手だと幼なじみの特権をフルに使えるが河田さん相手にどうしていいかわからないまめは食事に誘うはずが勢いあまって家でごちそうすると言ってしまう。
しかし肝心のおうちデートはまめの腹痛で途中でお開きになってしまう。
しかしまめと関係を進めようと思った河田さんからある事を告げられた。
好きな人を思い続けるのもいいが新たなスタートを切るのもまた一つの手だと思えるような話だった。
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長い初恋
主人公の大原忠実(まめ)は31歳の独身女性。
実家が銭湯なので家の仕事を手伝っている彼女は小学生の時からある人がずっと好きだ。
その人は近所に住む5歳年上の赤井聡太、通称聡ちゃんだ。
中学高校と告白したが結果としてはフラれ続け、成人式の時に告白しようとしたらデキ婚を告げられるというヘビーな人生を送っている割には30過ぎてもまだ聡ちゃんが好きなまめ。
しかも奥さんの春さんは病気で一年前に亡くなったがそこに入り込む度胸はないし、何よりまめの気持ちを知っている聡ちゃん自身が彼女を妹通り越して娘のように見ているためどうすることもできない。
聡ちゃんにはまめと同い年の弟の駿がいて彼を好きになった方がいいのにまだ引きずっている彼女はある日、歳の離れた姉のゆめがブラジルから帰ってくる事を知る。
聡ちゃんがかつてお姉ちゃんの事が好きな事を知っているまめはなんとも言えない気分に。
しかもまめは聡ちゃんがお姉ちゃんと一時期付き合っていた事をまだ知らないのでこのこじれた微妙な関係にまだ気づいていないのだった。
一人の人を思い続けるのもなかなかエネルギーのいる事でそれを続けられるまめが今後どうなっていくのか気になる。