【感想・ネタバレ】娘の家出 1のレビュー

あらすじ

再婚した母。離婚して以来、「彼氏」と暮らす父。そんな家族に囲まれて生活する高校生のまゆこはいま思春期の真っ只中。まゆこの「家出」から始まった、さまざまな人生が交差する心に染むランナウェイ・ストーリー。

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購入済み

身近なリアル

志村貴子さんの作品は、どれも身近にありそうなリアルが詰まっているなと感じます◎

なので、どのキャラも自分と被ってるとこがチラっとあったりして、共感できる部分が凄くある。
キャラクター一人一人に物語があって、其々の個性が立って地に足ついているとこが好きです!
キャラクターを色んな角度から見られるのが、志村さんの作品の魅力だと思います!

群像劇が好きな方にオススメ!

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2022年02月21日

購入済み

めちゃ面白い

志村貴子作品は、何があるわけではないという気もするし、何もかもある気もする……今回の作品も面白かったです。今までの作品が好きならこれも好きになるはず!

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2021年10月10日

Posted by ブクログ

流石志村貴子先生面白い。
突拍子もない設定から始まるオムニバスストーリー。
主人公のまゆこが不憫可愛い。

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2015年08月21日

Posted by ブクログ

オムニバスの短編集。
ちまちまと志村貴子さんをようやく読み始める。
綺麗事じゃない、人の関わりが描かれているなぁとぼんやり思った。
でもそれなのに、ひとつひとつの短いお話がどれも本当にまとまりがよくて、読後感が良い。
時系列が入れ替わるのも、キャラクターの視点ひとつでこうなるんだって発見するように読めるから楽しい。

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2015年08月04日

Posted by ブクログ

主人公の女の子が、父の再婚相手に面と向かって「あなたのせいで私は傷ついた」といったようなことを告げるシーンがあって、このことの意味を考えていた。お互い過去には触れずになんとなく許しあうこともできたはずなのに、主人公はあえてその道を選ばなかった。明確に相手を傷つけることで、自らの復讐を果たしている。ただし、ハンムラビ法典のように、相手から受けた傷以上のものを返さないように十分配慮しているのがポイントだ。なるほど復讐というものは、正しく使えば、行き場のない加害者の罪悪感と被害者の遺恨に一つの着地点を与え、健全な対等性を取り戻してくれるものなのかもしれない。

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2014年08月11日

Posted by ブクログ

たまたま掲載誌で6話を読んで気になりコミックスを購入しました。
色々なキャラを主役に置いた話で構成されていて、連載作品なのに短編集の様な雰囲気が好きだなと思いました。
志村貴子さんの作品を初めて読んだのですが、他の作品も是非読んでみたいですね。

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2014年05月16日

Posted by ブクログ

短編集なのかと思ったら連作形式で、個人的には嬉しい喜び。思春期の心理描写をさせたら天下一品の志村さんの力量、本作でもがっつり発揮されてます。
各篇のタイトルが昭和歌謡からとられているところもツボでした。

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2014年05月13日

Posted by ブクログ

中心的な主人公とその周囲の人びとが各小話ごとに主役交代していく連載形式は、『青い花』/『放浪息子』の後期から引き続き。今作はその形式に特化している分、小話ごとのテーマ性の強さとか面白みは増している感もある。彼/彼女たちのコンプレックスとか嫉妬とか後悔とかそれらの克服の物語を通じて、恋愛や家族のあり方、性的指向の多様性を描いている。

あと、キャラクターの性格や描き方には以前よりも幅があるように感じる。こちらは『青い花』の「若草物語」からの発展かと思うけど、中高年が過去を回想するだけでなく今現在の生に思い悩む主人公としてたびたび登場していることはとくに印象的。

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2014年05月10日

Posted by ブクログ

志村さんは、柔らかなタッチで重たいことをしれっと描くから面白い。デブ専の主人公がたとえ痩せてもあなたを愛すわ…って所究極そうに思うけど、私ならまた肥えさすなぁ。

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2014年05月10日

Posted by ブクログ

親って、子供って、兄弟って、家族って…いろんな家族の中でのいろんな想いが、主人公を入れ替えながらそれぞれの視点で描かれていきます。結構キツい状況もあるのだけれど、優しい絵柄と、どこか「仕方ないよ」「大丈夫だよ」と包んでくれるようなムードで、優しい気持ちにさせてくれる作品。誰のどんな物語が描かれるのか、今後が楽しみです。

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2021年07月24日

良い作品 かも・・・

自然な感じが、なぜか "和(なご)む" 作品。
第1巻の "表紙絵" 、素敵です。

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2018年08月20日

Posted by ブクログ

連作短編集。これだけたくさんの単行本を連発しているのに、それぞれが面白いから志村貴子さんはすごいな……!

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2015年08月16日

Posted by ブクログ

離婚した父親がゲイでかつ同棲しているところに家出しに行くというありそうでない非日常から話は始まります。彼氏もデブとかその辺りから話が展開するかと思わせつつ友人たちのエピソードに移っていきます。
地味目な女の子が不倫する話が生々しくて印象に残りました。

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2015年08月06日

Posted by ブクログ

衝撃的!まゆちゃん!肉のお布団気持ちいい~!となるところ、かわいい。

お母さんの素敵な笑顔の話もほっこり。

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2015年03月15日

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志村先生の漫画はいつも性がテーマ。でもいやらしくない。かと言って小難しさもない。普通に重くて、普通に軽い。普通に酷い目に会うし、普通に救われる思いもする。潔癖になりすぎるところがある自分には丁度良いパンチ。
放浪息子と同じく、繰り返し読みたくなる一冊。なんか色々丁度いいんだよなぁ。続きは楽しみだけど、今秋って…!

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2015年01月07日

Posted by ブクログ

父のゲイカミングアウトにより離婚した家庭の女子高生から始まるオムニバス形式の漫画
普通の思春期とかじゃない。デブホモの父。母の再婚相手もデブ。そして彼氏もデブ。そして主人公が変わる変わる。ほとんど親が離婚してる。そして娘は不倫しちゃう。もうむちゃくちゃ。各人の葛藤がよく描かれてる。

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2014年09月30日

Posted by ブクログ

繋がりを持つ複数の人物が次々に中心となって描かれる群像劇。どの人物も、もう一つ何かが足りなくて完全な幸せとなり得ていない中で、でもそれなりの満足を感じて生きているような、とてもリアルな状態が描かれているように思う。どの人物にも共感や感情移入ができないが、それでもその状況を許容する心情だけは理解出来るのである。味わい深いと言っていいのだろうなぁ。デブは嫌いだけどさ。

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2014年07月31日

Posted by ブクログ

貴子最新刊!
なるほど今回はこんな感じか~と思った。
ほのぼのでいいね。やさしい感じ。いつもだけど。絵もやさしい。ふわふわ。

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2014年07月02日

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「青い花」「放浪息子」が終わり茫然としていたところに、こんな連作が。
放浪息子に続き娘の家出かー、なんだか感慨深い。
とはいえ、趣きは結構異なる。この路線も面白そう。

しかし話の厚みとして、一冊くらいなんじゃないかしら。
これからどんな事件が起こりうるのか。

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2014年06月12日

Posted by ブクログ

「青い花」・「放浪息子」の志村貴子の最新刊!
再婚した母と、離婚して「彼氏」と暮らす父。その娘で本作の主人公まゆこ。そんなまゆこの周りのさまざまな人の「人生」が交差しあうおはなし。
誰もに、それぞれ事情があって、しちめんどくさい。だけど、僕は志村貴子の漫画を読むと優しい気持ちになれる。「青い花」も「放浪息子」も当然ですが、最新刊「娘の家出」も当然オススメです!

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2014年05月22日

Posted by ブクログ

母が再婚、父は彼氏と同棲中の女子高生のおはなし。エピソードがどれもチクリときます。個人的には最後の背の高い女の子のはなしがなんかよかった。

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2014年05月09日

Posted by ブクログ

絵が力みのないうまさで見やすい。

親の離婚が共通の友達グループ。
どろどろしがちなテーマをさらっと描いているので読みやすい。
たくましい女子を描きたいのかな。

読み切りから連載に発展したということなので、2巻以降から話に深みが出てくるのかな?と予想。

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2016年12月09日

Posted by ブクログ

志村貴子さんの作品初読み。柔らかい印象の作風なのにヘビーな話をしている。オムニバス形式で「どうなるの?!」と思うと次の話になります。

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2016年01月15日

Posted by ブクログ

 父親と母親が離婚した。
 父親はゲイセクシュアルまたはバイセクシュアル、彼氏と付き合うために離婚した。
 母親はそのことに落胆しながらも再婚した。
 娘は母親の自由だからと思いながらもいったん家出する。
 チャラくてなんにも考えていないギャルとその彼氏。
 不倫してしまったともだち。
 家族がバラバラでイライラするともだち。
 ふわふわした絵柄とは決別したように現実がはかとなく押しつけられていく。
 とにかくみながみな、自分のことしか考えていなくて、高校生たち以外はみなほとんどふくよかな人間で、性のだらしなさがだらだら垂れ流されている部分があってちょっぴり気持ち悪い部分もあって、嗚呼、とぼやいた。

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2014年07月03日

Posted by ブクログ

絵もストーリーも、さすがは志村さん。安心して楽しめる。
…のだが、もう少し核になるキャラたちを描いてから、周辺にうつってほしかったのが正直なところ。
主人公たちに愛着がわく前に、脇キャラにどんどんライトが当たっていくので、追いかけるだけで精一杯だった。

最後の話は生理的にダメでした。

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2014年05月17日

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