渡部泰明のレビュー一覧

  • 新版 超訳百人一首 うた恋い。 1

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    大河の「光る君へ」の予習&復習のため再読。
    以前あんなに熱心に読んだのに悲しいほどに忘れている。大河のキャストを想像しながら読むと、イメージが異なるキャラも多いが、「あー、あの人が」と相互に補い合って面白い。
    道隆の孫の恋……。道隆はイケメンのイメージだけど、ワイルドな風貌。

    歌の背景は、創作なのだろうか?作った背景までわかっているのだろうか。

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    2024年02月07日
  • 新版 超訳百人一首 うた恋い。 3

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    大河「光る君へ」の予習というか復習で再読。
    私、清少納言と紫式部の記憶がごっちゃになっていた……(ショック)!
    清少納言と藤原行成の友情が切ない。
    この巻を読むとすごく『枕草子』が読みたくなる。

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    2024年02月07日
  • 古典和歌入門

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    万葉集や新古今和歌集などから和歌を四季、恋、雑、祈りのジャンルごとにピックアップし、現代語訳を付して解説したもの。とてもわかりやすいし、歌人のバックグラウンドや歌が詠まれた状況の説明なども丁寧で、おかげで和歌がますます好きになる。

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    2024年02月06日
  • 新版 超訳百人一首 うた恋い。 1

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    超訳が分かりやすくて、ただの呪文(自分にとって)の意味がやっとわかった気がする。
    和歌物語もどれもちょっと切ない。
    詠まれた背景が想像できるのが良かった。

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    2023年07月07日
  • 和歌史 なぜ千年を越えて続いたか

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    和歌史を、時代を代表する歌人にスポットを当てて解説する。和歌は詩であり祈りである、そして集団的な思いが刻印された社会的な詩である。現実と理想といった境界の表象は和歌にふんだんに登場する。
    額田王、柿本人麻呂、山上憶良、大伴家持、在原業平、紀貫之、曾禰好忠、源氏物語、和泉式部、源俊頼、西行、藤原俊成と定家、京極為兼と前期京極派、頓阿、正徹、三条西実隆、細川幽斎、後水尾院、香川景樹。
    実際歌集を読んでみようかな。

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    2023年06月14日
  • 国語をめぐる冒険

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    面白かった。二章の歌占の話や、三章の物語の裏を読む読み方が、正当な読みの際ぎりぎりを攻めるテクスト論の限界って感じ。歌占はむしろ自分に引きつける点でアウトかもしれないけれど、テクストを自分のものとしてあそぶのは面白い。

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    2022年05月04日
  • 国語をめぐる冒険

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    山月記、走れメロス、
    そんなふうにも読めるのか!
    普段の授業では、オモテの読み方しかしないから、
    ウラの読み方、新鮮だったなあ。
    しかも、有難かったのは、
    授業でやるオモテの読み方も尊重してくれているところ。

    文学を受験で扱うのは難しい。
    でも、文学を授業で扱うのは、やっぱり意義があると私も思います。

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    2022年02月04日
  • 国語をめぐる冒険

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    国語に関する本は多くの数があるが、この本は出版が2021年8月とあり、その中でも新しい本である。英語を学ぶべき、という風潮は日本の社会に、とりわけ若手の社会ではとても力のあるものとなっている。そんな「当たり前」を打破するにはもってこいの本。

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    2021年11月19日
  • 和歌史 なぜ千年を越えて続いたか

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    外国語で書かれた文学を読みこなすように特別なリテラシーが必要とされる自国の文学、あるいは歌会始や新聞の歌壇や同人誌のように高齢の人々のコミュニティのような文学…和歌は馴染んていない人にとっては「関係のない」文学であったりします。新年号の選定に万葉集が関係したニュースは、単なるニュースとして多くの人のナショナリズムを満足させただけに終わった感もあります。それは現代の問題だけでなくいつの時代でも和歌は国民文学になったことはないのではないか?とも思います。それでも本書の副題にあるように「なぜ千年を超えて続いたか」?その謎についての作者の持論を展開する本です。先ずは「和歌を作る人と味わう人は、必ず重な

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    2021年02月11日
  • 天皇の歴史10 天皇と芸能

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    天皇と和歌との関わりを中心に歴史的に遡って記述している。明治以降の論考がないのと、それ以外の雅楽や舞踊についても、ほかに触れる書物が少ないだけにあればよかったと思う。

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    2019年03月12日
  • うた恋い。和歌撰 恋いのうた。

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    ネタバレ

    多くの恋の和歌を、そのシチュエーションで、誰に詠んだのか、また本歌はとわかりやすく解説をしてくれている。

    万葉から新古今の時代まで、時代順に説明してあるので、率直な和歌から、より複雑な構造、修辞を和歌が得ていく様子もわかる。

    時々挟まれるマンガも面白く、文章の内容を深めている。

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    2019年01月18日
  • 「君の名は。」で古文・和歌の読み方が面白いほどわかる本

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    古文や和歌を詠む手順を学びたい、という人にオススメの参考書。
    まず古文を読むためのシンプルなステップが示され、詳しい文法事項が述べられています。
    短い文章で読み取りの練習ができるので、苦手な人にも取り組みやすいです。
    さらに、君の名は。の場面でその文章が想像しやすくなっています。
    見開き1ページでワンステップです。

    また、和歌の読み取りの手順も描かれていますが、和歌を扱った参考書はあまりないので、重宝するかと。
    和歌の読み取りも非常にシンプルな手順がしめされています。

    ある程度読める人にとっては基本を確認するのにもいい本ではないでしょうか。
    君の名は。が好きなら、映画の場面と一緒に学べて、

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    2018年04月08日
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】 うた変。

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    百人一首の歌をモチーフにした、うたこいのスピンアウト版ですが、うたこいより笑えます。

    両方全巻読破しました!

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    2015年05月10日
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

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    スピンオフ的なの第2段。
    本編読んだあとに読むと、また本編を読み直したくなる。
    特に義孝さんは本編よりもいい味を出していて、ますます好きになった。
    巻末の百人一首を見てみると、まだ描かれていないラブもたくさんあるので、本編もスピンオフも続編を期待したい。

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    2015年01月23日
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

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    ネタバレ

    このうた恋い。で枕草子と源氏物語急に全部読みたくなりました。清少納言と藤原行成がどんな書かれ方してるのかとかが気になって仕方なくて。千年後まで恋仲なのか議論されるとは…
    清少納言と藤原行成がいいコンビすぎて好きです。でも藤原義孝も好き。行成に負けず劣らず素晴らしい性格しているので。
    主なエピソードごとに参考書を教えてほしい。(卒論のごとく。大変すぎて無理だと思うけど)撫子の君の面影とか。

    壬生忠岑もかなり好きなのだけれど、手持ちの資料が少ない…。忠岑がどれくらい卑官だったのかがいまいちわからないのがちょっと不満。
    わが魂を君が心に入れかへて思うとだにも知らせてしがな は知ってる和歌だったけれ

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    2015年08月14日
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

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    やっぱりこの人の作品は面白い、と思わざるを得ない。コメディなんだけれど、その中にその時代にありそうなところを織り込んでいく。流石である

    やっぱり貞明と綏子のやりとりがほんと可愛い。いじり倒したくなる。可愛い。この二人が好きなだけでも読むべき。
    ほんと可愛い。可愛い。可愛い。

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    2014年10月09日
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

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    ネタバレ

    うた恋い4巻までのキャラ&サブキャラのお話。
    どのお話も良いけど、中でも陽成院と綏子のエピソードにニヤニヤ。
    ホントにこの二人いいなぁ。
    p65では現代verで描かれていたので、この設定のお話も読みたい!
    描いたりしないのかなぁと期待中。

    表紙がつながっているのに今気づいた…伊勢さんの右にある手は当子ちゃんだよね??

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    2014年09月23日
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

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    いやあもう、ほっんとサイコーですね。どの話もきゅんとしたり笑い転げたり切なくなったり、素晴らしかった。本編も大好きだけど、うた変ならではのギャグ路線も良いです。著者がキャラクターたち皆に愛情たっぷりなのがよく分かる作品。これからも続編待ってます!

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    2014年09月23日
  • 超訳百人一首 うた恋い。【異聞】うた変。2

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    うた恋本編のフルキャストによる短編番外編集。

    文屋康秀のような友達がわたしもほしい。三人で川の字で寝るときも烏帽子は取らない、それが大人のマナー(?)なんですね。
    香と藤子の妄想劇、多くの子どもが似たようなことやる(やってきた)よなぁ。笑えるしなつかしいし、癒されます。

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    2014年09月20日
  • 国語をめぐる冒険

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    偶然にも、同じく、ジュニア新書の『読むという冒険 イギリス児童文学』と同時期に読む。
    こちらは五人の著者による共著。ゆえに、やや語りがとっちらかっているが、国語と中高生をつなぐ新書を読んだのは久しぶりなので、新鮮に感じた。
    1章…導入にふさわしく、軽くて楽しく読みやすい。
    2章…突然の占いの話。和歌占いの世界って、タロットカードなんかと同じですね。
    3章…メロスおよび、みんな大好き山月記。著者の隠したいものとは。まさに国語の授業です。
    4章…中高生への文を作るテクニック講座。なんの説明もなく、さくらももこのエッセイの一部を読んでからの解説。わかりやすい。読みやすい文、印象に残る文、共感しやすい

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    2022年08月31日