鍋島テツヒロのレビュー一覧
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ネタバレマグダラを求める錬金術師 クースラが様々な困難に挑みながら目的のために進んでいく物語。
今回クースラが挑んだのは死者の蘇生、クースラの相棒であるウェランドが捕らえられ、彼のカザンへの移入が不可能となる。解放条件として提示されたのは錬金術師を証明すること、そのためにクースラは試行錯誤を繰り返していくが…。
今巻の見所はクースラが圧倒されるほどのある分野におけるフェネシスの知識と彼女の成長だと個人的には思う。また今巻はフェネシスがクースラに一杯食わせるような場面があり、両者の関係性に変化が訪れているなと感じる。
今巻のラストではカザンへと向かう途中である問題が発生してそこで終わったので次の巻ではどんな展開になるのか楽しみである。 -
Posted by ブクログ
くっ,鎮まれ俺の右腕!
呪い?の影響で勝手にエロいことを始める右手.
そのせいで仲間ができない少年がなんだかんだします.
しかしアレだな.
メートル法云々の語りにはげんなりだな.
ファンタジー世界でメートル法だけど気にすんな.
とか言われたら逆に気になっちゃうじゃないか.
黙ってれば大多数の人間は気にしないんだから.
(俺も含む)
そんなこと言われたらなんで
文化も風習も伝承も違うはずの世界なのに
地球の神話とか英雄譚に出てくるのと同じ名前の
伝説の武器とかあるんだよ,って話になるんだから.
え?なんでクラウ・ソラスになったの?
そしてこっちの伝承と同じ系の能力なの?とか.
そんな問題に対して僕は一つの答えを持っている.
こことは違う何処か別の世界の物語を
日本語訳にする時に
あっちの伝説の武器の名前がこちらでは発音不能だったのだよ.
で,能力などを鑑みて似たような武器の名前を宛ててるんだ.
僕ら読者が発音に困る武器名で困らないように.
ということにしておこうぜ.
「彼らにチームプレーなどというものは存在しない.あるとすればスタンドプレーからくるチームワークだけだ」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めてから、はや10ヶ月以上経過してるという……。
色々あったなぁという近況報告はさておき。
前巻の包丁さんのうわさと比べると、ちょっと読みにくいかなぁという印象。
今回のは、一応包丁さんの1人稲が語ってる(書いてる本?)というものなのですが、そうなってるかと言われるとそうなってなさそうな感じですね。
まぁまぁ……稲主観であるならば、椿がどうなって、葵がどうして死んだのかがわからないですからね。だからまぁ、稲が語る物語と考えると読みづらいです。
とはいえ、妹から聞いたことのあらすじを語るような口調で物語がずっと書かれても読みにくいですからね。なんとも言えない読みづらさではありました。
内容としては、そうですね。
包丁さんの誕生物語は、一般的によくある悲しい生まれ方でした。
しなければ、誰も助からない。
椿が最後に壊れた感情で、『どうして力を持って生まれたのか』
そう嘆いている場面が、とても悲しい。
人を癒す力なのに、どうして人を殺す力になってしまったのか。
それは、包丁さんになってもかわらない。
それは包丁さんのうわさもそうでしたが、結局人の業。
憎しみや、妬み、復讐、人であるからこその悲しみなのかな。
生まれることも、使うことも、人のつながりや、場所で変わってしまう。
優しい世界というのは、ほんとうにただ一瞬でもあれば、幸せなんだなって、稲姉妹が再会した時に思いました。
稲の椿への感情は複雑ですね。
しなければよかったのか。
でも、そうするとやはりはやり病で全滅してた可能性もある。
「もしも」は「もしも」。
一番のもしもは、おそらくはやり病なんてこなければということになるのでしょう。
結局、殺されてしまった彼はなんのために死んだのか。
あの人は何の儀式を完成させたのか。
次回作とかがあるなら、そこらへんも知りたいですね。
包丁さんたちは救いはないけれど、救われた生命も彼女たちのおかげである。
また呼ばれなければ、彼女たちはあの世界で人として生き続けられる。
あの時、殺されてしまった彼だけは……。 -
Posted by ブクログ
新しい(実際は過去の遺産と言った方がいいのかもしれないが)技術を試行錯誤の末導き出す様子が、いかにも錬金術師という感じが出ており、読んでて楽しかったです。あらゆる新技術・知識もこうやって発見に至ったんですかね。他にはスピンオフからフィルが登場。歳月の流れは酷なもので…(主に挿絵を見ながら)。最後の逆転劇はワクワクして読む手がドンドン進んだ。この巻でケリ付けてくれて何より。当初はそんな素振りもなかった状態からデレはじめてややヘタれ気味だったクースラさんだけど、決めるところはしっかりと、ね。他の人も触れられてるけど挿絵の構図?に誤植ありなのが残念。