河原和音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ものはいいようだね」ホントその通りです(笑)
まるちゃんなんであんな人好きなのホントに!!
一波乱あった夏合宿ですが、水島くんとも本音をぶつけて、うーん…結果オーライ?
合宿が終わると、ついに内容はコンクールへ。
最近結果を残せていない吹奏楽部に対して、顧問の杉村先生は校長からたくさんの嫌味を言われています。言いたいことは山ほどあるが口には出せない。だって大人ですから。
そして今年のコンクールの結果もダメだった。それまでは言葉を濁していた校長の言葉も先生個人に対する批判に変わるのでした。
しかし、それを聞いていた生徒たちは黙ってられない。
部員だけじゃなく先生も、一致団結して再スタートです。 -
Posted by ブクログ
部活を休んで学校にも来なくなってしまった森先輩。
周りの人はもう何もするな、と止めるが、それでもつばさは森先輩に戻ってきてほしくて行動を起こします。
熱い。うん。こういう熱血的なの大好きです。
春日もまた良い事を言います。さすがパートリーダー。目力も強いです(笑)
そして、念願かなって戻ってきた森先輩に「成長ではない。進化しろ」と言われるつばさ。副顧問の先生も味方につけてより一層頑張るつばさですが、夏休みに入り始まった夏合宿にて、またしても一波乱…。
水島~…!!言ってることが間違ってないだけに!!
そしてまるちゃんもただニコニコ笑ってるだけの女の子ではないとわかって思わず笑ってしまいました -
Posted by ブクログ
入部が他の人より遅かったから部活に一人も友達がいないつばさ。なのに始まる合宿。
うーわー・・・このいたたまれない感じすごくわかるわー。読んでて胃が痛くなるとはこのことです。
でも、不安だったのは最初だけで、やっぱりここでも大介に励まされながらつばさはちゃんと頑張ります。
合宿が終わると、今度やってくるのは定期演奏会。その本番直前のリハーサルでつばさは思わぬミスをおかします。怖くて結局ふけなかった。同じパートの同級生からは責められるし、自分でも情けないって思ってしまうつばさ。でも、そんなもんですよね。人間ってそんなもんです。最後は思わず感情移入しすぎてホロリとしちゃいました。 -
Posted by ブクログ
話題になっていた吹奏楽部のお話。
高校デビューの作者さんと同じと聞いていたのでどんなもんかなぁと思っていましたが、全然雰囲気が違う!
話の内容は、吹奏楽部の強豪校として有名な高校に入り、ずっとやりたいと思っていたその吹奏楽部に初心者のつばさは入部します。そりゃあ周りは「何考えてんだこいつ?」という顔をしますが、自分のことを応援してくれる友達、大介に励まされて頑張るつばさ。
高校生だった頃の自分は、はたしてこんなにも頑張っていただろうか。こんなにもキラキラした学園生活を送れていただろうか。
そういう思いがあるからか、頑張れ頑張れ!とつばさを応援する自分と読んでいて辛くなる自分がいます。まぁなん -
Posted by ブクログ
河原和音の初連載作品であり、出世作。私が学生の頃、リアルタイムで読んでいた河原作品にあたる。あの頃の著者は、漫画ファンの間で注目の若手実力派と目されており、1990年代後半から2000年代前半における「別マの冬の時代」において、神尾葉子(「花より男子」)と2人で別冊マーガレットを支えていた。当時から「別マ」らしい王道少女漫画をストイックに追及し続けており、今では、別マ連載陣の中で神様のような存在になっている。ちなみに、本作の内容はタイトルの通りで、女子高生が先生に恋をするというストーリー。このテーマで丁寧に王道少女漫画を描き通したのは、やっぱり凄い。マーガレットコミックス全20巻。