森本あんりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近巷でよく聞く「教養を身に着けたい!」という声。
が、その内実をよくよく聞くと知識人ぶって一目置かれたいだとか世界のエリートがやっているから身につけなくちゃというものが多い。
でも、それってホントに教養なの?
という疑問から始まった本書。
本書でいう教養とは
良き市民をつくるためのベースである。
そのため、知識を付ければ良いというものでなく
それらから影響を受けて醸成されて人格を形成せねばならないため必ず時間がかかる。
という内容をベースに様々な社会的潮流について4人の学者と対談している。
教養の意義については手放しで賛成ではあるが、せっかく日本人の議論なのに東洋哲学・思想の出てく -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっとだけ感動した。特に、平和と真理の対立の横にいるのが、言葉を発しない忍耐であることに。
不寛容論、というのは、異文化理解や多様性がキーワードとなった我々の目の前にある「寛容」の矛盾に向き合うにあたり、まず「不寛容」から考えてみようではないか、という取り組みを表す。不寛容の代表例はプロテスタント(ピューリタン)へのカトリックの弾圧である。特に宗教と政治が繋がった時代において、宗教の違いがそのまま村八分と弾圧による死につながる問題であった。その根拠は、異端の存在が、コミュニティの平穏を揺るがす問題であるとの認識にあった。不寛容にもそれなりの根拠はあるわけである。それなりの根拠を持つ不寛容に -
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副題は『アメリカが生んだ「熱病」の正体』となっています。
反知性主義とは、
かいつまんでいうと、
知性と権力とが結びついたものに対する嫌悪や、
それらに反対する心理や行動のようです。
学のあるエリートと大衆的でおおらかな人物とが、
たとえば大統領選挙でまみえると、
前者は知性主義的であり後者は反知性主義的であるので、
後者が勝ちやすいみたいなところがアメリカにはあるようです。
そんな反知性主義はどうして生まれ、
アメリカ人の根底に流れるようなものになったか。
そこには、アメリカという国そのものの歴史、
それも宗教史を考えていくとわかるものがある。
イギリスで起こったピューリタン(清教徒