モリエサトシのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
本好きで、気がつけばいつも物語の世界に浸っている少女・綾乃と、わけあって断筆中の小説家探偵・能見啓千。
ひょんなことから啓千の身の回りの世話をすることになった綾乃だが、やがて二人に次々と数奇な事件が降りかかり――!?
「もしかして すべての事件はその探偵のせいで起こっているのかもしれないよ」
本好きで、気がつけばいつも物語の世界に浸っている少女・綾乃と、わけあって断筆中の小説家探偵・能見啓千。ひょんなことから啓千の身の回りの世話をすることになった綾乃だが、やがて二人に次々と数奇な事件が降りかかり――!? 「もしかして すべての事件はその探偵のせいで起こっているのかもしれ -
購入済み
キュンキュンきます!
大人の色気を醸し出す先生がいい感じ。年のわりに幼いヒロインもかわいい。年の差カップル好きな人におすすめです。
先生が大胆で、校内なのに…?と少々非現実的な点は気にならなくもないですが…。2巻楽しみです。 -
購入済み
滾った!
少女漫画で囲碁の話を描いているのを初めて知り、大人買いしました。
八巻で完結する為、比較的手に取りやすいと思います。
何より、少し早いぐらいの話のスピード感と、碁の緊張感のようなものが感じられたのが、とても良かったです。
主人公を応援したくなり、他のキャラ達も応援したくなる。
主人公の恋愛を中心に、色んな人たちの努力や気持ちが伝わってきて、久し振りに誰かにオススメしたい少女漫画に出会いました。
ありがとうございました。 -
Posted by ブクログ
あー、やっと読めた。これ、世に出た、いつだっけ・・・2016年の1月25日・・・一年近く、こんなグッとくる少女漫画を積み読してたのか、私
『星空のカラス』の完結巻の感想を書いて、燃え尽きてしまっていたってのは、モリエ先生に対しての弁明にすらなりゃしねえな
モリエ先生、ほんと、すいません。そんで、(2)はいつ頃、読ませていただけるんで?一年ばかり経過してるってコトぁ、そろそろ、出ますよね?『花とゆめ』編集部さん。こんなイイ作品の続刊が出ないとなったら、ファンが大人げもない態度で抗議しちゃいますよ(笑)
しかし、強烈だった。少女漫画だけでなく、青年向けの漫画もそれなりに読んでいる私ですら、ドキドキ -
Posted by ブクログ
やっと読めた
溜めに溜めた甲斐があったなぁ。きっと、あと一日、本棚の肥やしにしてしまっていたら、感動で心のデトックスが叶わなかった
文句なしの殿堂入りである
たった一手で神の領域にすら到る囲碁を、こうも真っ直ぐに熱く描けるものなのか、人間が
正直、ジャンルは決められない、鎬を削る頭脳戦のようでいて、胸焼けしそうなラブコメでもあり、また、ぶつかり、支え合う事で互いの成長を促す友情ストーリー、男も女も大人も子供もなく、ひたすらに人間の限界突破の可能性を突き詰めたドラマの一面も持つ
こんな最高の作品を読ませてくれたモリエ先生に心底から感謝する一方で、またも、不安に駆られてしまう、この先生も自分の命を -
Posted by ブクログ
囲碁色は強いものの、それ以上に少女漫画らしい恋愛色が濃くされていた四巻目
意見は様々だろうが、個人的にはあり
将棋にしろ、囲碁にしろ、それ一色だと、ルールがよく理解できてない人間にとっては読んでいるのが辛くなってきてしまう
しかし、時々、少しだけ、作品の軸になるテーマとは異なってはいるが、大きくも逸れていない要素を前に出しているストーリーを挟んでもらえると休憩が取れて、次のガチで熱い対局に、深いトコまで理解できないなりにググッとのめり込んで行けて、その作品をもっと好きになれるのだ
この巻では、ようやく、和歌が総司と、どんな関係になりたいのか、自分の気持ちとちゃんと向き合い、悩んで、もがいた末、 -
Posted by ブクログ
最早、この少女漫画に関しては、ダラダラ(と思われかねない)した感想は書けない
どう、自分が感じた、この漫画のイイ所を力説しても、他の人には100%伝わらない、判りきっていた事が今更、怖くなるほど、内容が厚くて濃い、そして、重い漫画
ただ、これだけは言いたい
息をするのをつい忘れるほど、空腹感も尿意も感じなくなるほど、読む事だけに没頭できる漫画を読みたいなら、この『星空のカラス』を読めばいい
モリエサトシ先生が魂を削いで心血を注いで描き上げている、この少女漫画とは思えないほど激しいぶつかり合いが収められた漫画は、その漫画中毒者らしい願望を必ず叶えてくれる
少女漫画なのに、でなく、少女漫画だからこ -
Posted by ブクログ
この表現が正しいか、それは私には判らない
ただ、誤解を招いてしまい事態も承知で、自分に素直になるのなら、「ここまで暴力的な、少女漫画は今まで読んだ事がない!!」と言うしかない
むしろ、少女漫画のジャンルに入れるのが間違っているのでは、と思ってしまうほどの、火花散る激戦が繰り広げられている
私はほったゆみ先生の『ヒカルの碁』を一度しか読んでいないので、こう断言していい立場じゃないのだが、それでも、「こっちの方が明らかに面白い!!」と訴えたい
改めて、思い知らされた
感動的な絵画(私にとっては天野喜孝先生や、KAGAYA先生、SHU先生のそれ)を目にした瞬間は鳥肌が立つものだが、衝撃的な漫画を読ん -
Posted by ブクログ
ブワッ、と顔面に強烈な風をブチ当てられたような錯覚を覚えた、久しぶりに
烈しい漫画だ。激しい、ではなく、烈しい、と表記するほうが似合う迫力に満ちすぎてる漫画
囲碁、と言う題材を選択したことに対しては驚かない。他の漫画家さんとは違ったテーマで描くのは、ごくごく普通であるから
驚いたのは、囲碁でここまで熱い漫画を生み出したことだ
かつて、WJで大人気となった「ヒカルの碁」、私も目を通すだけは通したが、残念ながら面白いな、と思うことは度々あったが、作品内にグッと引きずり込まれるような感覚には一度たりとも陥れなかった
しかし、この『星空のカラス』のページを一枚ずつ捲り、どんどんと読み進めていくと、鬼気