あらすじ
鳥声(とりごえ)は、あらゆる人間の声を真似る“声色遣い”。相棒のまだらと他人を演じる商売を営む中で一人の女性の依頼を受ける。毎朝ある家の二階から聞こえる歌声を真似るという仕事…そこに隠された秘密と淡い想いとは──? 「隣家の住人」「オモヒユリ」も収録。
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賢いまだらくん
花とゆめ本誌で読んだ記憶がありますが、2021年に購入。
「モリエサトシ」の描くストーリーの幅、とにかく広く、深い。
コドモの描き方も素晴らしく上手く、かわいらしい。
まだらくんと鳥声の関係が、親子でもなく、兄弟でもなく、でも絆がある。
賢いまだらくんは、その賢さがあったからこそ生きる術を得たが、その賢さ故に傷つく事もある。
鳥声がまだらくんに見せた優しさが、温かくも切ない。
Posted by ブクログ
どうもこの方のは話が好み。
まだらくんのお話がとても好きでした。やさしくて哀しい。けれどそのやさしさはきっと彼女にも届いているんじゃないかと思います。
Posted by ブクログ
やっぱりモリエさん愛してる。
全体的に物悲しい雰囲気だったんだけど、それだけじゃないのが素敵だった。
隣人のお話は前に雑誌で読んでて、怖かったんだけどすごく印象に残ってたお話だったので、コミックスになって嬉しい。
Posted by ブクログ
まだら可愛いよまだら
連載でもいけそうな、このまま終わりでもいいようなそんな感じですね。
設定の特性上、終始幸せな雰囲気は難しいのかな?基本哀しい雰囲気が漂っている。
そう考えると第4話はよかった。
Posted by ブクログ
地元の小さい書店に置いてなくて、早く読みたい気持ちを抑えるのに大変だった。
切ない話が多かったんだけど、それだけじゃなくてちゃんと希望もあって温かかった。
あと、鳥声とまだらの馴初め(?)が気になる。
巻数表記はなかったけど、最終話とも書かれてないし続きがあったらいいのにな—。
何気に世界観がせつげつかと一緒っていうね。
月光の登場は地味に嬉しかった。
また読み返したくなったよー。
併録されていた「隣家の住人」はミステリーっぽくておもしろかったけど怖かった。
そして切ない。
もう一つの読み切り、「オモヒユリ」は ・・・ちょっとアレだね、絵がね・・・。
ユリすごかった・・・。
悪い意味で。
今のモリエ先生からは想像できない。
話の方は非常にらしかったです、はい。