沙月のレビュー一覧

  • 平安あかしあやかし陰陽師 三 から紅の都と最後の大祓

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    めっちゃ面白かった。
    自称在原業平が大怨霊早良親王を!!
    これは怖いですねぇ。
    いつものメンバーが雅に内裏の危機に立ち向かう。
    ラストシーンはかなりの大立ち回りで楽しい。
    そして、為頼のボケが冴え渡る。
    美しくて良い!
    もっといっぱい読みたい。

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    2023年05月30日
  • 平安後宮の薄紅姫 三 恋する女房と物語の縁

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    面白かった!!これで完結、だと思うが、が、はっきり書いてない(見落としてるかもしれないが)ので、もしかしたら続くのか??しらんけど。ラストでやっぱり薄紅が菅原孝標女だとわかるのが、やたらスッキリした。潔し。下巻では政治のごたごたもあるが、後輩右近の縁談がらみでの、物語を嫌う人を物語好きにしようと奮闘する薄紅が楽しい。

    ああ、『源氏物語』尊い・・・

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    2023年04月10日
  • 平安後宮の薄紅姫 二 宮廷去りし皇后宮と伊勢物語

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    面白かった!副題の通り、某政治家の横車で中宮にねじこまれた姫と、後宮から方違えした皇后宮の『伊勢物語』を挟んだ謎を解明する。「薄紅の名にかけて!」
    相変わらず捕まえどころのない晴明の孫奉親とアツい髭黒のヲタ義盛が、とてもいい味をだしている。しかし、平安時代は普通の風邪でも簡単に死ぬので、殿上人が雨に打たれるのはどうかと思うが(笑)、そこはキャラ文庫なので良し。あいかわらずの超楽天源氏おたくの薄紅が、非常にええ味をだしている。平安文学や平安事情について、かなりの精通っぷりと、近代的な今風の考え方のまぜこぜになったところが、ものすごくいい味になっている。そして祐子内親王家への出仕となると、やっぱり

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    2023年04月08日
  • 平安後宮の薄紅姫 物語愛でる女房と晴明の孫

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    面白かった!!平安の貴族社会に潜むミソジのヲタ女子(源氏物語/紫式部推し)が、その拗れ具合を持って、謎をとくという、ミステリ?なのか?そういう話。菅原道真の来孫あたりで、源氏物語推し、となると菅原孝標女がモデルなんかねぇ。平安の貴族女性の生態なども、細かく入っており、さらに現代のヲタネタ的な『金田一少年の事件簿』みたいな感じで、作者の推し愛を感じるような気がする。従者の髭黒の右大将ならぬ義盛が、すんごい良い味。晴明の孫、奉親(確かに一説には安倍晴明に息子が2名いたというのもある、奉親は孫ではなく息子という説も?あったか??)。ともかく、微妙にちゃんとある説を混入させつつ、リアリティがあるようで

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    2023年04月08日
  • 青薔薇アンティークの小公女【分冊版】 3

    購入済み

    店で働き始めます。

    いよいよお店で働き始めます。そもそも苦手な上に不慣れな接客業に苦悩します。真剣な雰囲気ですが、軽い笑いもあります。

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    2023年04月03日
  • 青薔薇アンティークの小公女【分冊版】 2

    購入済み

    職を提供されます。

    花売り娘が客に店員の職を提供されます。人付き合いの不得手な主人公に務まるかは不安ですが、物語が動き始めます。

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    2023年03月31日
  • 青薔薇アンティークの小公女【分冊版】 1

    購入済み

    かなり重い始まりです。

    ビクトリア朝あたり、近代のイギリスを思わせる街で花売りをする主人公ですが、かなり厳しい状況で随分と重い幕開けです。

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    2023年03月31日
  • 青薔薇アンティークの小公女2【電子特典付き】

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    ネタバレ

    俯いてばかりだったローザが前を向き、勉強もし、誰かを助けようと勇気を振り絞る姿に成長が表れていてその部分はとても微笑ましいです。アルヴィンはまだ自覚なしでちょっとぽんこつですが。メインの話はなかなか胸糞な展開で、黒幕を市中引き回しにしてやりたくなります。とはいえそれ以外は兄弟のわだかまりが少し解けてこれからが楽しみなところです。

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    2023年03月13日
  • 青薔薇アンティークの小公女2【電子特典付き】

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    ネタバレ

    今回の青薔薇ちゃんは黄色いお召し物。
    ちょっと春を感じました。

    物語はアルヴィンの複雑な兄弟事情から始まり「リャナンシー」を巡る騒動へ。
    最初の紅茶の葉の取り換え事件を伏線に、アルヴィンの実家の事業にも関わるより大きな事件へと二人、そしてアルヴィンの弟は足を踏み入れることに。
    新キャラのクリフォードが、冒頭にいい人ぶりをこちらに見せてくれているので、その後のアルヴィンに対する態度も額面通り捉えなくていいのが分かるという。
    何だかんだで兄好きないい弟である。
    事情が事情なので、素直になれないし、過去のやらかし案件を引きずりすぎているので同情できる部分もある。
    そこをちゃんとローザが見抜いている

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    2023年02月24日
  • 青薔薇アンティークの小公女1【電子限定特典付き】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    妖精、キラキラが好きな人へ

    やっぱり綺麗な作画は良いですね。庶民として育ったヒロインが麗しい謎の骨董屋オーナーによって、磨かれ、自信をもつことを教えられ、花開いていく様が見られて、嬉しくなります。それに、ひらひら可愛いものが実は好きだけど、着られなくなった自分には眩しく、ワクワクします。

    社会的背景知れたり、お茶の文化やアンティークの説明があるのも興味深く、この先も期待してます。

    #癒やされる #アガる #萌え

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    2023年02月21日
  • 青薔薇アンティークの小公女【電子特典付き】

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    ネタバレ

    内向的なヒロインがヒーローと出会って芯の強い女の子になっていくのが印象的でした。ヒロインはブラウニーと呼ばれていて冴えない子なのかと思ってたけど、本当はそうでもなかったんですね。これからヒロインが自信をつけていって欲しいです。後、靴磨きの少年と貴族の奥さんの話が良かったです。続きが読めたらなって祈ってます。

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    2022年07月07日
  • 青薔薇アンティークの小公女【電子特典付き】

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    ネタバレ

    労働者階級で日々を生きるのもままならない生活を送っていた少女が、ある日見初められて生活が一変。アルヴィンさんが見つけてくれてほんとによかった。祝福によって死なない店主とのやりとりがどうなっていくのか、これから本物の妖精に会うことができるのか気になります。ただ、エセルが灯台下暗し感がしますが。。

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    2022年06月01日
  • 青薔薇アンティークの小公女【電子特典付き】

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    ネタバレ

    人はそれを「一目惚れ」という。
    人の感情の機微に疎くなってしまった、ゆえに細やかな観察でもって感情を読み取っていた彼が遭遇したのは、きっとそういうこと。

    『龍に恋う』が和風なお話に対し、今回は固有名詞を変えつつも、厳格な階級社会に燻んだ空、妖精とくれば勿論。
    つまりは、イギリスをモチーフにした物語で、作者さまの作風の広さに驚いた。
    有名な妖精の蘊蓄話も楽しかったし、アンティークとして登場する小物類が個人的に初耳な物が多く、新鮮味もあり、画像検索しながら読むのも楽しかった。

    妖精のいたずらを思わせる事件はありつつも、基本的には現実的な解釈ができる話ばかり。
    但し、アルヴィンが抱えている問題は

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    2022年05月19日
  • 花咲くキッチン 再会には薬膳スープと桜を添えて

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    ネタバレ

    仕事ができる女性ってかっこよくて好き。百花は威圧感もなくいい先輩なんだろうなぁ。薬膳で体整えたい。
    元彼がなかなかのクソ男だったけど、奥さんもおかあさんもしっかり手網を握ってくれてそうで、むしろほっこりした。

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    2021年11月14日
  • 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

    匿名

    購入済み

    拳が好き過ぎる狂犬姫

    表紙イラスト通り、殴る蹴るのバイオレンスヒロインです。
    悪役要素はそこしかないのに、そこが濃すぎるw
    殴りたくて仕方がない。
    「悪を懲らしめるため」が目的じゃない。
    そういう口実で殴る。兎に角殴る。
    兎に角鉄拳制裁(の口実で殴る)
    愉快痛快な一作

    #カッコいい #笑える #アツい

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    2021年10月21日
  • 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか2

    ネタバレ 購入済み

    面白い。でも、王子様がムカつくので、ためずにその都度殴ってほしいと、思ってしまう・・・ナナカは良い仕事をしているので、もっと出てきて欲しいかな。

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    2020年12月13日
  • 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

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    特に理由もなくずいぶん長いこと寝かせてしまってましたがようやく読むことに。
    ラブロマンスではなく、爽快コメディな感じでラブはあるとしたら続編かな?と。
    かなりバッタバッタとその身一つで色々なぎ倒す感じのヒロインなので、
    好みはわかれそうですが、個人的には好きです。
    ほんのりですけど、年頃の女性っぽいところもありましたし。
    続編もありますが、1冊目でもそれなりに達成感のような満足感のを味わえる
    結末にはなっていると思います。

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    2020年05月31日
  • 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

    ネタバレ 無料版購入済み

    面白いが盛り込みすぎ?

    コミカライズからアニメ化もされた人気作。
    一風変わったヒロインで、一緒にスカッとできれば楽しめる。
    しかしツッコみどころが大きい(国の宝と言うべき力を持つヒロインをなんでアホの婚約者にしているのかとか)のと、設定を詰め込み過ぎな気がするのが惜しいか。

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    2025年10月19日
  • 平安後宮の薄紅姫 物語愛でる女房と晴明の孫

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    ネタバレ

    物語の力を信じて。

    物語があれば后になるより幸せ。薄紅は後宮で働く一方で『千字堂』で物語を読んでいる。そこに訪ねてきたのは安倍晴明の孫・奉親だった。奉親が持ち込んだ事件を、物語を読んで得た知識と人の機微から想像して解き明かしたことから、その後も奉親はたびたび訪ねてくるように——。

    菅原孝標娘と晴明の孫のバディとはまた面白い。源氏物語をこよなく愛する薄紅が探偵役。源氏物語をネタに謎解きしていくのが興味深い。自分で物語を紡いで事件解決に向かうのは驚いた。

    仕事のかたわら、物語に浸る。それが元気の源。薄紅の姿はなかなか理想的。物語を読む楽しみを語る薄紅に大きく頷きながら読んだ。

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    2025年08月22日
  • 青薔薇アンティークの小公女2【電子特典付き】

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    偶然出会った人は、雇い主の家族。

    紳士だな、な人物でした。
    が、連れている従者が…この時代ですから
    これでもいい分類、なのかも知れません。
    驚きの関係、かと思ったら、さらに驚きの関係。
    そういえばその設定がありましたね、でした。

    少しずつ主人公も自己主張というべきか
    意見を言い始めた、が正しいのか。
    思っている事は口にせねば分からないので。
    あの二人も、それはそうですが、躓きがあると
    そのまま…なのが、普通なので。

    事件自体はすごいというべきか
    悪行はどこまでも、という世界なのか。
    解決してよかったですが、裏表がすごすぎます。

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    2025年04月19日