紅緒のレビュー一覧
-
「青春は擬態で欺瞞で虚偽妄言だ。
高校3年夏の大会で負けた自分たちを美しいものに仕立て上げるために涙を流し、大学受験に失敗して浪人した自分を誤魔化すために挫折は人生経験だと言い張ったり、好きな人に告白できない自分を偽るために相手の幸福を考えて身を引いたと嘯いたり。」
この文章に共感できる人は、おそら...続きを読むPosted by ブクログ -
いよいよ始まる第二部、七十二柱編の始まりとなる8巻である。
第一部の舞台である四凶の本拠地を天涼院阿義斗が襲撃、しかも彼はヒロインの一人のはずの黒亀里奈を引き連れ、火乃森龍牙パーティすら崩壊を余儀なくされた。
さあ、どうなるか、刮目せよ――! と大上段で構え、一巻で五十柱くらいがリタイアする惨...続きを読むPosted by ブクログ -
ストーリーもマンネリにならず、各キャラクターの個性が際立っています。個人的にはスライムに戻った娘に萌えます。
-
これが最終巻だろうか? それとも……。
今巻は全巻通して戦争だった。
しかもこれまでとは桁違いのピンチの連続。
初めてナオキに匹敵する強大な敵の登場だった。
しかもあっちはまごう事なき主人公キャラなんだよなあ^^
二つの大きな戦いはもう読む前から不穏な空気を感じてドキドキだった。
そして最後は…...続きを読むPosted by ブクログ -
友人キャラに戻るのはあきらめろ。無理だ。
ということで8巻目。
キュウキも一郎の中に入りました。3体目。
キュウキ飼いたい。あと一郎の中どうなってるんだ。
敵に回ったけど亀は根っからの脳筋なのが分かった。
最後に出た母には驚いた。
次の巻が気になるところ。Posted by ブクログ -
八幡のちょっとふざけた軽快なセリフまわし、作者以外がやると下品でただの悪ふざけにしか思えない。
やっぱり作者には敵わない。 -
前半はクリスマスイベントの一件が解決した後の日常イベント。いつものメンバーでいつも通りの会話。雪ノ下母が出てくるが、特に変わったことはなし。
後半は葉山隼人のお話。彼がなぜ周りに文理選択のことを話さないのか、というのが本筋。
葉山と比企谷のなんとも言えない関係性がいい。
ラスト数ページは雪ノ下陽乃の...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに完結
このシリーズは前半でやべえおもしれえ!!
と思ってたんだが、
だんだん
同じことの繰り返しじゃね??
と思えてきて、
あと新刊まで期間が空いて
なんだったっけ?
となったり、
思わせ振りな台詞を読み流してたら理解できなくなってきてた
とりあえず、無事完結で嬉しい
上記のことがあるので...続きを読むPosted by ブクログ -
プロムは上手くやるとは思ったけど2回もやるとは!
ヒッキーの計画案がやっぱ良かったのかな(笑)
小町ちゃんといろはちゃんの関係性が楽しいな
その後がぜひ欲しい -
設定やら何やらがだいたいお約束通りなのである程度は先の展開が読める。ただ本作品はその中で主人公が自分の願望通りに話の展開をもっていこうと奮闘する姿が描かれており、あまり見ない作品となっている。
今後も主人公の行動がお約束通りにならないことを期待します。 -
話とはしては面白かったし、最後のまとめ方も素晴らしかったけど、個人的には最後の都合のいい展開が好きじゃないかも。奉仕部の関係が続くのなら、比企谷が忌み嫌った馴れ合いを許容するということになるが、それはいかがだろうか。Posted by ブクログ
-
ついに完結。
なんかどんなラストになってもしっくり来ないだろうなあ…と予想してたんですが、なかなかどうしてキレイにまとめてきましたね。
なによりあとがきにある今後の各種メディアでの展開からも目が離せません。
まだこのメンバーの話が読める、それだけでもう嬉しくてしかたがない!Posted by ブクログ -
1人の生活から、家族がどんどん増えていく
楽しいライトノベルだと思います。
強すぎるアズサと魔王も従えるほどの
暖かい家族関係が楽しいです。
まだ、しばらくは楽しめそう。 -
12、13巻では由比ヶ浜と比企谷が一緒にいるシーンが多いし、比企谷自身かなり心を許していると思う。だけど、結局比企谷が好意を抱いてるのは雪の下なんだろうな。それを由比ヶ浜は直感でわかってるから、苦しんでるのだと思う。最終巻でどんな結末になるか楽しみだ。Posted by ブクログ
-
小町や雪の下の成長に対して比企谷が覚えた一抹の寂しさの正体が、誰かに頼られることで自身の存在意義を見出す依存であると後半で明らかになった。そして、陽乃は比企谷に、奉仕部が醜悪な共依存で成り立っていることを教えた。
思えば、バレンタインイベントでもそうだが、陽乃は奉仕部のぬるま湯の関係を許さず、その...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻は「成長」がテーマだったように思う。文化祭を通して自らを成長させたいといいながら、その実自らに委員長という箔をつけるだけで向上心のない相模は、この巻を通して成長を見せた雪の下と対照的に描かれている。雪の下の成長は、陽乃にステージに出てもらうように指示するシーンに表れていて、今までの原則論的なや...続きを読むPosted by ブクログ
-
終盤以外は笑える場面やニヤニヤするシチュエーションが多くあったが、終盤はうってかわってシリアスな展開になった。ここから奉仕部の関係が崩れていくと思うと、少し悲しい気持ちになった。また、人間関係は概して変わらずにはいられないと思うが、人間関係の変化を主題とした話を「変わらずにあることとかわっていくこと...続きを読むPosted by ブクログ
-
よく分かる解説その5 の数字が間違ってて気になったけどお話は面白かったですw