紅緒のレビュー一覧
-
そのひねくれた性格も合わせて。
基本斜に構えていて正論じみた皮肉を吐き出す。彼に青春ラブコメはまちがっていて、特に誰とも救っていない。
でもね、斜め下すぎるやり方で、八幡くんの優しさがわかる。なにやら掬われてしまう感情がある。死にいくだけだった感情が息をする。
私にだって、飲み込めないけど、青春が...続きを読むPosted by ブクログ -
メインテーマが数字・国家・戦争ですね。数字や計算にウェイトが行きすぎてる感じと、これから起こるであろう局面の情報が不足しすぎて、中々難解です。後々登場する人物についても、国難と人物との関わりの説明が薄く、いまいち見えてこない。コミックには向かないのでは?とさえ思えてしまいました。何度読み返せば理解で...続きを読む
-
蛇足といえばその通りだし文章も内容も今までの焼き直し的な部分が多く決して手放しで称賛できるような作品ではないが、このシリーズのファンであればまず確実に楽しめるし、変わらない日常の中でも否応なく変化があることをしっかりと感じさせるし、何より八幡とデートもどきをする雪ノ下さんが尊過ぎた。
-
ボッチの高校生男子の日常生活独り語りが漫画やアニメなどからの引用で小ネタになってて、共感させられたり笑えたりして面白かった、が、ネタ元が世代高め?40代狙いか?ボッチと言いながら端から見れば放課後リア充状態になりつつある主人公の今後の展開が気になります。お話の内容的には薄めだけど、脳を楽しませるのに...続きを読むPosted by ブクログ
-
表紙の通り一色と小町がメインの短編が多い。
しかし、そんな中でも少ない登場で雪乃が全部持って行った。そりゃ理性も死にますわ。
新プロジェクトも進行しているようで、今後の展開も楽しみ。Posted by ブクログ -
「スライム倒して300・・・」のスピンオフで、敢えて長年地味な平役人を勤めてきた主人公が突如農相に抜擢されてしまいます。ほのぼのとした中に真面目さもある異世界ファンタジーです。
-
期待せずに無料版1巻を読んだが、絵はかわいいし、ほのぼのして良い感じ。
「続きが気になって仕方ない!」という感じではないが、作中にあるとおり「スロー」な感じの魅力が詰まっている。
アニメ化されたというのもうなずける感じで、意外とお勧めです。 -
キャラクターが増えてにぎやかになってきました。個人的には、ハルカラが憎めないトラブルメーカーでお気に入りです。
これからの益々のご活躍?を楽しみにしています! -
絵柄も内容とマッチしていて、ストレスなく読めるゆるさがいい。
ボーッと余暇を過ごすには、肩の力が抜けてリフレッシュできるオススメの一冊です。 -
ラノベらしい軽いテンポの会話が面白かったがツッコミやボケのネタが分からない所が多いので少し残念だった。登場人物は好感は持てるので今後どうなるか気になる。Posted by ブクログ
-
私は転スラを読んでいるので、それとまっこうからぶつかってしまいそうなタイトルだななどと思って購入してしまいました。
-
話全体は面白いですが少し窮屈な感じ 主要キャラ間の話にページ割いてほしいなと思いました 最後の方少し駆け足すぎかなと
-
スローライフが続くのかな!?っと思ったらまさかの展開で続きが気になりました!
キャラも可愛いし、ほのぼのわくわくしながら読めました! -
「たとえぼくたちの青春ラブコメがまちがっていたとしても、」どれだけ間違おうと決して前に戻ってやり直すことができない一回限りの現実の生において、読み返しさえすれば何度でも同じ場所に戻れる虚構作品の意義とは何なのかを問う、心に重く響く傑作。ラノベ作家多しといえど、こんな短編を書き得るのは著者ぐらいだろう...続きを読む
-
アンソロジーの三巻目は由比ヶ浜結衣に焦点を当てた巻。
結衣はねえ、いい子だよね。改めてそう思う。
さて作品の方では、
料理話の結衣のだめっぷりが酷すぎる。それじゃバカテスの瑞希だよ(笑)
ネコの話はなんというかアンソロジーとしては思いの外、重い話で切なくなってしまった。これはまるで渡さんが書いたよ...続きを読むPosted by ブクログ -
アンソロジー2巻目はサブキャラ祭り。
サイちゃんに葉山に材木座に小町に平塚先生。
いやあ、こう挙げていくだけで魅力的なキャラがいっぱいいたんだなあと分かる。
個人的には材木座がラノベ作家を目指すくだりとかさもありなんと納得した。ていうか八幡のせいかよ!
社会人になった葉山と八幡のぐだぐだぶりも笑...続きを読むPosted by ブクログ -
俺ガイルアンソロジーの1冊目。
雪乃に焦点を当てたお話が6作品載っている。
どのお話もキャラに違和感がなくてさすがプロだなあと思った。
いやまあ、俺ガイルのキャラはどれも明確に個性があるので書きやすそうではあるけれど。
個人的には2話目の将棋における八幡の悪辣さが如何にもと思ったし、航先生の雪乃...続きを読むPosted by ブクログ -
母親と喧嘩し家を飛び出した朱里。知らない道を歩いていると、古い屋敷が目に入る。初めて見るはずの屋敷に懐かしさを感じ朱里が門をくぐると庭に大きな倉が建っていた。吸い寄せられるように中に入ると暗がりの中に謎の少年が佇んでいた。
子供向けの怪談本を多数執筆している作者の作品。ポプラ社から色の本シリ...続きを読むPosted by ブクログ -
「ぬるいコミュニティで楽しそうに振る舞うなど自己満足となんら変わらない。そんなものは欺瞞だ。唾棄すべき悪だ。」
最終巻まで読み終えてこの言葉を見ると感慨深い。1巻時点では、馴れ合いを否定してこうぼっちでいることをむしろ肯定している。雪の下もまだ刺々しく、他のキャラも比企谷から見た表面的な情報しかわか...続きを読むPosted by ブクログ