akabekoのレビュー一覧
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一巻からの歴史が…
一巻で、主人公達がまだ子どもだった頃は、Ωが一方的に社会的弱者とされ、抑圧され、偏見に晒される辛い世界でした。
最終話では随分と価値観が変わって、社会の変化が顕著に描かれています。
私もそこそこ長く生きていますが、本当に、現実でもジェンダーや働き方やその他様々な価値観が随分変わったなぁと思います。良い面ばかりでもないですが…
本作でも本当に様々な要素がでてきて、現実世界でも、多くの人が悩み苦しむようなテーマも扱われているので、よりリアルさを感じます。
でも、明るい世界を思い描けるようになって良かった。子どもたちに希望を持っていて、ちゃんと生きています。
まさか、あの大我がこんないいパパになる -
購入済み
切ない。
2巻では2カップルのお話が入れ替わりで進んでいきます。
1巻から数年後、社会人となったゆかと薫、大我と居酒屋アルバイトのΩ、りんのお話。
高校時代では当て馬?的存在で乱暴なα、という印象だった大我が、大人になって少し変わった気がします。もともと、繊細な感じはあったのですが…不憫なΩのりんと出会って、いつしか彼に惹かれていったのかな。。報われない健気な“運命”への想いが、共感を生んだのかも。りんの過去も、現在の姿も、痛々しいです…
ゆかと薫はなんか、揺るぎないですね。ゆかも薫の一途な想いに応えて…本当いい男に見初められたなぁ。運命より自らの心を選んだカップルの、壮絶な人生が切ない。 -
ネタバレ 購入済み
フィクションと思いたくない
オメガバースというある意味ファンタジーな設定なのに、すごくリアルな表現がたくさん含まれてて胸がいっぱいになった。
本能に負けて友達を襲った大我みたいなやつが、好きな人のためにあそこまで優しく尽くすなんて…
忘れられるの辛いし、忘れられるのも辛いのに、ちゃんと歩んでいく2人の強さに泣きました
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