M.C.ビートンのレビュー一覧

  • アガサ・レーズンと告げ口男の死
    あー、今回も面白かった〜!
    事件はもちろん、チャールズとのこと、トニとサイモンのこと。どちらもワクワクしました。ここにきて、ジェームズがさらに登場。いつまでジェームズは出てくるのかな。もうアガサ・レーズンを傷つけて欲しくないなぁ。
    いつものことだけど、読むとすぐに次号が楽しみになります。来年の1月、...続きを読む
  • アガサ・レーズンとけむたい花嫁
    こんなに人間味溢れる探偵っていたかしら!大好きなアガサ・レーズンシリーズは今回も期待を裏切らない面白さ。若い子への嫉妬、手術を勧められているのを無視し続けている股関節の痛みにも耐え、幸せな結婚を夢見ては夢破れるけど、読者はほっとする。愛すべき探偵を支える友人や仕事仲間たち。このシリーズはジントニック...続きを読む
  • アガサ・レーズンと毒入りジャム
    アガサもずいぶんな人だけど、それ以外にもろくでもない人物ばっかり出てきてコッツウォルズのイメージがだいぶ変わりました。
    ところで最近は文庫本といえども1200円もするのですね!
  • アガサ・レーズンと毒入りジャム
    大好きなアガサレーズン。発売日を楽しみにしていました。そして、今回も期待を裏切らぬ人間臭さ満載のアガサ。老いを認めず、若い子には嫉妬をし、ちょっと意地悪までしてしまう。だけど、いつも心に罪悪感。しかもかなりしっかりとした罪悪感。そこが憎めないし、アガサの魅力でもあります。
    そして、感心するのはいつも...続きを読む
  • アガサ・レーズンの奇妙なクリスマス

    パンチの効いた中年小説!

    特筆すべきはアガサの長い恋愛が一つの区切りを迎えたことだろう。
    またその親友たちにも。
    そういう意味ではこの長いシリーズは正直どの巻から読み始めても面白いのだけど、この巻は必読の巻だとおもう。
    但しちょっと上手くいったからと言って次巻では手酷く別れを告げられる事も今までさんざ有ったわけで、人間関係も...続きを読む
  • アガサ・レーズンの奇妙なクリスマス
    期待を裏切らない面白さ。今回もアガサ・レーズンはロマンチックに夢見たり、老いを自覚したり猛烈に否定したり、若い子に嫉妬したり、素敵な悪あがきを見せてくれました。私もそうなるんだろうな、なっていいんだなと、物語とは全く関係のない所で毎回共感し励まされる。なんと魅力的な主人公なのでしょう!
  • アガサ・レーズンの復縁旅行

    悲喜こもごも。

    外国小説の楽しさはまずキャラクターにあると思います。
    日本小説では毒のある中年女性がヒロインとか絶対書かれないし
    恋する相手はせいぜい欠点はツンデレ止まりで向こうは基本主人公だけに特別な面を見せるジェントルマン、女性もアバタもエクボで徹底的に惚れ倒す相手でなくてはなりません。
    でもアガサの惚れ...続きを読む
  • アガサ・レーズンの復縁旅行
    大好きなアガサ・レーズン。今回も楽しみました。ジェームズに振り回されるアガサを見るのは、読んでいる私も辛くなる。そして、ジェームズの身勝手さにミセス・ブロクスビーのように憤慨したり、アガサを心配したり。読んでいると、気持ちがコロコロ変わります。そして毎回、パブでジントニックを飲みたくなったり、美味し...続きを読む
  • アガサ・レーズンと完璧すぎる主婦
    懐かしいボグル夫妻の話題が!
    次巻がとっても気になる終わり方でした。あとがきに次巻は2012年3月刊行とありますが、2022年ですかね。コロナ禍以来、時々今が何年か分からなくなるのでね。
  • アガサ・レーズンと完璧すぎる主婦
    期待を裏切らない面白さでした。こんなに魅力的な主人公を私は知りません。老い、というにはまだ早いけど、身体は確実に変わってきていて、そんなことを冒険の合間に考える、愛すべき主人公。完璧じゃないからこそ、魅力が溢れている。いつもミステリーそのものよりも、アガサレーズンの奮闘ぶりに目がいってしまい、応援し...続きを読む
  • メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動
    こういうジャンルの王道はちょー分かってる、はずの王道なのに面白かったラブコメ小説がこちら。意外性のあるなしは気にしない。
    技巧すぐれた文は引きこまれます。
  • メイフェアの不埒な紳士 あるいは夢見ぬ令嬢の結婚騒動
    そういえば、ちょうどこの本を読んでいる頃にシンデレラの映画を観た。シンデレラも義理の姉たちも(もちろん義母も)、舞踏会に呼ばれて結婚相手を…と意気込んでいるのは承知のストーリー。しかし今まで、本当のところでその「結婚相手を見つけるためのパーティー」とはなんなのか理解していなかったが、そうか、これがメ...続きを読む
  • メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動
    一作目に続いて面白かった。恋愛騒動がうまくいきそうな流れはさておき、噂、しきたり、服装、階級社会…今のイギリスを知る上でも、こういうベースがあったんだということを知る勉強になると思う。
  • メイフェアの不運な花嫁
    ダウントンアビーを見終わって喪失感に襲われている時に最適。時代設定は19世紀でかなり違うし、白粉やら髪粉やらずいぶん旧時代なしきたりが多いが、階級社会のおかあいなプライド、晩餐会、嫁取り騒動…いつの時代も変わっていないのかもと思わせる内容
  • メイフェアの不運な花嫁
    ロマンス小説…なのかな?一冊に2話入っていて、1話が結構短いのでサクサク読めます。割とドタバタな、コメディ風味で楽しんで読めました。ちょっとピリッとした毒のある感じというか容赦のない感じもあって痛快。登場人物の心理描写を丁寧に読みたい時には不向きかも。
    主役は屋敷の使用人達なので、屋敷の借主の恋愛パ...続きを読む
  • アガサ・レーズンの復縁旅行
    もうジェームズのことはいいではないか、って誰もが思ってるし、多分アガサも思ってるだろうに執着し続けるのですね。
  • アガサ・レーズンの奇妙なクリスマス
    わりと楽しく過ごしているようで何よりです。関節痛というのがどんなのか分からないのですが、さっさと治療したらいいのに。
  • メイフェアの不埒な紳士 あるいは夢見ぬ令嬢の結婚騒動
    伝統的なロマンス小説の時代設定で、コミカルな作品。
    メイフェアの不運な屋敷シリーズの3冊目。

    メイフェアという良い立地にあるお屋敷は、毎年シーズンごとに借り手が変わります。
    執事のレインバードをはじめとする召使いたちは大家にセットで雇われていますが、薄給。
    住んでくれる人が出来ると、チップなどの収...続きを読む
  • アガサ・レーズンの探偵事務所
    アガサはなんだかんだいって仕事のできる女性なのが良いです。そして何もかもうまくいくわけではないのもストーリーを楽しくしてますね。ドラマも見てみたいなー。
  • アガサ・レーズンとイケメン牧師
    M.C.ビートンの大人気「英国ちいさな村の謎シリーズ」の第13作目。

    修道院に入った元の夫が行方不明になり、意気消沈のアガサ。

    これまでワトソン役としてよき相棒になってくれた男性陣とも疎遠になり、隣人のイケメン作家には軽い女に思われて、もう男にはこりごりという気分になっています。

    そんなとき村...続きを読む