M.C.ビートンのレビュー一覧

  • アガサ・レーズンと月夜に消えた男

    Posted by ブクログ

    今回も面白かった。めげないアガサ。えげつないこともしちゃうけど、いつも後ろめたさも十分に感じている。そこが憎めない、かわいいところ。惚れっぽいところも相変わらず健在。読んでいて、ダメーっと心の中で絶叫したくなる。自身の体型や見た目についてはちょっと自虐的。良さも分かっているのに、肝心な時に自信が持てず、自分の魅力が分かっていないところも、応援せずにはいられない。
    今回の事件はなかなかサイコパスな感じで、ドキドキしやがら読んだ。新刊は来年1月とのこと。毎度のことながら、今から楽しみ。

    0
    2025年08月10日
  • アガサ・レーズンと狙われた豚

    Posted by ブクログ

    センセーショナルな事件で幕開け。相変わらずのアガサにハラハラドキドキ。最後は今後の展開が気になる終わり方。ミセス・ブロクスビーはいつも優しい。次巻が楽しみ!

    0
    2025年03月30日
  • アガサ・レーズンと狙われた豚

    Posted by ブクログ

    相変わらずおもしろい。
    ちょっと元気のないときに読むと、いつの間にか前向きな気持ちになれる。

    今回はいつものメンバーがみんな大活躍で、満足度が高かった。
    でも、おもしろいからついつい気軽に読んでいるけど、結構残虐な場面もあるよね。
    アガサはタフだな~と尊敬してしまう。

    そして最後は「あぁ、アガサ…」という終わり方 笑
    次どうなるんだろう。
    アガサってなんだかんだありつつ、モテるよね。

    0
    2025年03月26日
  • アガサ・レーズンと狙われた豚

    Posted by ブクログ

    期待を裏切らない面白さと愛らしさで、今回もアガサ・レーズンは大活躍でした。自分勝手なジェームズ、気まぐれチャールズ、PR命のロイを振り回し、振り回されて物語は進んでいきます。今回の事件はいつになく残虐で恐ろしかったのが印象的。それでもアガサは持ち前の負けん気で、今回も命からがらな思いをしつつも、しっかり活躍。そして、冷静な経営者判断をしていきます。愛すべき、という形容詞がぴったりなアガサ。所々で出てくる、神経痛、股関節置換術などの単語に年齢は感じさせるものの、そんなものをものともせずに美容院に行き、着飾り、お手入れする姿に、勇気をもらえるのも、この本の特徴です。今回もアガサの素直な優しさや面倒

    0
    2025年01月11日
  • アガサ・レーズンと告げ口男の死

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今巻は特になにかってわけではないけれど、安定のおもしろさ。

    ジョン・サンデー殺しと、ミリアム・コートニー殺しと、ダン・パルマー殺しの3つの殺人が絡み合っているのはおもしろかった。
    ジョン・サンデーに関しては村人全員が犯人かと思ったら、イルミネーションの恨みで(動機薄くない?)、まぁでもアガサあるあるなストーリーだったかな。

    私としては、アガサが股関節の手術をしたことにホッとしている(笑)次はできたら禁煙してほしい。
    あとね、トニとサイモンの仲を邪魔しちゃダメだよー。
    辞めてほしくない気持ちはわかるけど、そこは大人として応援できるとアガサの株があがるのにな。

    チャールズとはこの先どうなるん

    0
    2024年07月06日
  • アガサ・レーズンとけむたい花嫁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    え!?ちょっと待って違うよね??
    ラストの展開にドキドキソワソワしている…。

    チャールズかぁ…好きだけど、正式に恋人になったらそれはアガサが困ることになるのでは?
    それは次巻を楽しみにすることとして♡

    今回はいろんな出来事がもりもりだった。
    おもしろかったなー。
    これまでで一番危険だったし、アガサを守るためにレギュラー陣がタッグを組むようになってきたのも心が温かくなる。
    というか、ジェームズ!
    ジェームズの結婚をきっかけに、アガサが危険に晒されているっていうのに無責任過ぎやしない?
    結局ジェームズはそういう奴なんだよな。

    アガサには早急に人工股関節の手術を受けると共に、もっと自分に自信を

    0
    2024年06月10日
  • アガサ・レーズンと告げ口男の死

    Posted by ブクログ

    前作の記憶がなく、シャロンて誰だっけ、と思いながら読みました。「雪解け」とは言いますが、雪がとけるの時は「溶ける」なのではないかと思うのですが日本語は難しいですね。あと、イギリスにもなんでも鑑定団みたいな番組があるのですね。素敵なアンティークが出てくるのかな。観てみたい。

    0
    2024年04月29日
  • アガサ・レーズンと告げ口男の死

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あー、今回も面白かった〜!
    事件はもちろん、チャールズとのこと、トニとサイモンのこと。どちらもワクワクしました。ここにきて、ジェームズがさらに登場。いつまでジェームズは出てくるのかな。もうアガサ・レーズンを傷つけて欲しくないなぁ。
    いつものことだけど、読むとすぐに次号が楽しみになります。来年の1月、刊行予定とのこと。ちょっと長いなぁ。

    0
    2024年04月12日
  • アガサ・レーズンとけむたい花嫁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんなに人間味溢れる探偵っていたかしら!大好きなアガサ・レーズンシリーズは今回も期待を裏切らない面白さ。若い子への嫉妬、手術を勧められているのを無視し続けている股関節の痛みにも耐え、幸せな結婚を夢見ては夢破れるけど、読者はほっとする。愛すべき探偵を支える友人や仕事仲間たち。このシリーズはジントニックを飲みながら、イギリス料理を食べながら読みたくなります。
    でも今回は探偵の自信を失くすアガサが出てきます。若いトニに主役を奪われるけど、やはりトニにはまだ圧倒的に経験が足りていないし、トニにはトニの良さがあるように、アガサにはアガサの良さがあるのに、自分のこととなるとアガサは冷静さがゼロになってしま

    0
    2024年01月17日
  • アガサ・レーズンと毒入りジャム

    Posted by ブクログ

    アガサもずいぶんな人だけど、それ以外にもろくでもない人物ばっかり出てきてコッツウォルズのイメージがだいぶ変わりました。
    ところで最近は文庫本といえども1200円もするのですね!

    0
    2023年08月07日
  • アガサ・レーズンと毒入りジャム

    Posted by ブクログ

    大好きなアガサレーズン。発売日を楽しみにしていました。そして、今回も期待を裏切らぬ人間臭さ満載のアガサ。老いを認めず、若い子には嫉妬をし、ちょっと意地悪までしてしまう。だけど、いつも心に罪悪感。しかもかなりしっかりとした罪悪感。そこが憎めないし、アガサの魅力でもあります。
    そして、感心するのはいつもダイエットを頑張ること、おしゃれでいること。流行最先端ではないにしても、自分を美しく魅せる服装を知っている。美容への関心も時に飛び上がる。生き方がパワフルだし、いつだって全力で突き進んでいく姿は勇気が出る。ロールモデルです。

    0
    2023年05月14日
  • アガサ・レーズンの奇妙なクリスマス

    ネタバレ 購入済み

    パンチの効いた中年小説!

    特筆すべきはアガサの長い恋愛が一つの区切りを迎えたことだろう。
    またその親友たちにも。
    そういう意味ではこの長いシリーズは正直どの巻から読み始めても面白いのだけど、この巻は必読の巻だとおもう。
    但しちょっと上手くいったからと言って次巻では手酷く別れを告げられる事も今までさんざ有ったわけで、人間関係も本当に落ち着くことが無く、油断できないのがアガサ・レーズンスリーズなのだけど。

    個人的には年を取ると脚って皆なそうなるの…?って当方も年頃なのでミステリと違うところで次巻の展開を興味を持って待ちわびています。

    0
    2023年02月02日
  • アガサ・レーズンの奇妙なクリスマス

    Posted by ブクログ

    期待を裏切らない面白さ。今回もアガサ・レーズンはロマンチックに夢見たり、老いを自覚したり猛烈に否定したり、若い子に嫉妬したり、素敵な悪あがきを見せてくれました。私もそうなるんだろうな、なっていいんだなと、物語とは全く関係のない所で毎回共感し励まされる。なんと魅力的な主人公なのでしょう!

    1
    2022年09月11日
  • アガサ・レーズンの復縁旅行

    ネタバレ 購入済み

    悲喜こもごも。

    外国小説の楽しさはまずキャラクターにあると思います。
    日本小説では毒のある中年女性がヒロインとか絶対書かれないし
    恋する相手はせいぜい欠点はツンデレ止まりで向こうは基本主人公だけに特別な面を見せるジェントルマン、女性もアバタもエクボで徹底的に惚れ倒す相手でなくてはなりません。
    でもアガサの惚れる相手は財産や境遇を除いても欠点だらけですね!
    もちろんアガサも強烈な性格ですが相手もそれを承知でいやいやまぁチャームポイントがあるからいいじゃん!と思って付き合いますし
    アガサもアイツバツイチだし他の女に優しくするし何より自分優先してくれないし何なの!って思ってます。
    大人の恋なのでまず普通

    0
    2022年05月04日
  • アガサ・レーズンの復縁旅行

    Posted by ブクログ

    大好きなアガサ・レーズン。今回も楽しみました。ジェームズに振り回されるアガサを見るのは、読んでいる私も辛くなる。そして、ジェームズの身勝手さにミセス・ブロクスビーのように憤慨したり、アガサを心配したり。読んでいると、気持ちがコロコロ変わります。そして毎回、パブでジントニックを飲みたくなったり、美味しいお料理が食べたくなったり、たまには冷凍食品も食べたくなったり。アガサ・レーズンの世界を丸々楽しみます。いつもそうだけど、既に9月の新刊が楽しみです。

    0
    2022年03月10日
  • アガサ・レーズンと完璧すぎる主婦

    Posted by ブクログ

    懐かしいボグル夫妻の話題が!
    次巻がとっても気になる終わり方でした。あとがきに次巻は2012年3月刊行とありますが、2022年ですかね。コロナ禍以来、時々今が何年か分からなくなるのでね。

    0
    2022年01月12日
  • アガサ・レーズンと完璧すぎる主婦

    Posted by ブクログ

    期待を裏切らない面白さでした。こんなに魅力的な主人公を私は知りません。老い、というにはまだ早いけど、身体は確実に変わってきていて、そんなことを冒険の合間に考える、愛すべき主人公。完璧じゃないからこそ、魅力が溢れている。いつもミステリーそのものよりも、アガサレーズンの奮闘ぶりに目がいってしまい、応援したり、勇気づけられたりわとても楽しい読書時間です。

    0
    2021年07月13日
  • メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こういうジャンルの王道はちょー分かってる、はずの王道なのに面白かったラブコメ小説がこちら。意外性のあるなしは気にしない。
    技巧すぐれた文は引きこまれます。

    0
    2020年11月12日
  • メイフェアの不埒な紳士 あるいは夢見ぬ令嬢の結婚騒動

    Posted by ブクログ

    そういえば、ちょうどこの本を読んでいる頃にシンデレラの映画を観た。シンデレラも義理の姉たちも(もちろん義母も)、舞踏会に呼ばれて結婚相手を…と意気込んでいるのは承知のストーリー。しかし今まで、本当のところでその「結婚相手を見つけるためのパーティー」とはなんなのか理解していなかったが、そうか、これがメイフェアシリーズの舞台である「シーズン」のことなのかと腑に落ちた。

    0
    2018年09月03日
  • メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動

    Posted by ブクログ

    一作目に続いて面白かった。恋愛騒動がうまくいきそうな流れはさておき、噂、しきたり、服装、階級社会…今のイギリスを知る上でも、こういうベースがあったんだということを知る勉強になると思う。

    0
    2018年09月01日