M.C.ビートンのレビュー一覧
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ネタバレアガサはクリスマスから逃げるために港町に行ったが、辺鄙すぎて何もない。仕方なく家に帰った。すると村では安全管理にケチをつけるサンデーという名の役人が現れたせいで、クリスマスの飾り付けをすることができなくなり、真っ暗。そのサンデーが殺され怪しい人ばかり。第一容疑者の裕福な女性に犯人探しを頼まれたアガサ、しかし、その女性が犯人が分かったと周りに言った途端殺された。当然同じ犯人だと思われたが、女性を殺したのは息子と娘だった。途中、アガサを訪ねてきて自分は犯人をが分かったと言ったロイは襲われ、雇ったばかりの新人探偵も池に突き落とされる。最終的に犯人はクリスマスの飾り付けが大好きだった。夫婦2組飾り付けができなくされたサンデーを恨んでの犯行だった。
途中アガサの部下だった。シャロンが死に仲が良かった。トニはショックを受ける。そこでトニを元気づけるために雇った。新しい探偵サイモンブラック。それなのに2人の仲がくっつきそうになると邪魔をするアガサ。アガサ自身はサーチャールズに好かれたり、元夫のジェームズがまた出てきたり、やっぱりアガサは魅力的なのね。
アガサシリーズって犯人探しよりもアガサとその周りの人たちのストーリーが面白いよね。 -
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伝統的なロマンス小説の時代設定で、コミカルな作品。
メイフェアの不運な屋敷シリーズの3冊目。
メイフェアという良い立地にあるお屋敷は、毎年シーズンごとに借り手が変わります。
執事のレインバードをはじめとする召使いたちは大家にセットで雇われていますが、薄給。
住んでくれる人が出来ると、チップなどの収入が増えるために、息がつけるので大歓迎。
とはいえ、借り主によってだいぶ生活も変わることに!?
そのため、話の雰囲気も変わるのです。
今回は、借り手のガイ卿が戦争から帰ったばかりだったため、その解放感でいきなり乱痴気騒ぎを起こします。
青くなる召使いたちでしたが。
酔っぱらっているうちに出会ったエスター嬢に、一目ぼれ。
生真面目なエスター嬢にとっては最悪の出会い方でしたが。
田舎から出てきたばかりのエスター嬢は大変な美貌で優秀でもあるのだが、世間知らずで少々ズレていて、衣装もかなり流行遅れ。
エスター嬢を救いの神と認めた執事のレインバードは、小さな助言で信頼され、アドバイスを重ねる役どころになりました。
さて?
後見人として子供たちの面倒を見ているエスター嬢の苦労も、レインバードにはお見通し。
ドタバタしつつ、何もかもうまくいくに決まってる…のかな?(笑) -
Posted by ブクログ
M.C.ビートンの大人気「英国ちいさな村の謎シリーズ」の第13作目。
修道院に入った元の夫が行方不明になり、意気消沈のアガサ。
これまでワトソン役としてよき相棒になってくれた男性陣とも疎遠になり、隣人のイケメン作家には軽い女に思われて、もう男にはこりごりという気分になっています。
そんなとき村の教会に新しくやってきたイケメン副牧師。
彼にディナーに誘われたアガサは女としての自信を取り戻し始めます。
しかしその彼が死体で見つかり、彼をよく思っていなかった牧師が容疑者に。
親友である牧師の妻から夫の疑いを晴らしてほしいと頼まれたアガサは、いけ好かない隣人とともに、再び素人探偵稼業に乗り出すのでした。
今回のアガサはいろいろな意味で自分に自信を失っていて、いつもよりも落ち込み気味です。
でも、誰でもそんなふうになってしまうことって、人生の中で何度かあるもの。
アガサには、自分の人生を信じてがんばってほしいですね。
物語の後半には、いつものアガサらしい大胆さがやや戻ってくるので少し安心。
ミステリとしては、アガサの直感が冴えわたるといった感じで、読者側には謎解きのヒントがあまり与えられません。
そのぶん最後までどうなるかわからないハラハラ感がありました。
実は作者のM.C.ビートンさんは、2019年末に残念ながらお亡くなりになりました。
そのため切ない気持ちになりながら読んだ本作でしたが、いつも通り大変おもしろかったです。
アガサ・レーズンを生み出してくれたビートンさん、ありがとう!
シリーズの終わりまで、アガサの物語を楽しみたいと思います!
◇おすすめポイント
・落ち込むアガサが前を向いて行く姿
・読み始めたら止まらないスピーディーな展開
・冷凍食品が中心のどこかリアリティのあるアガサの食生活
◇こんな方におすすめ!
・自立して生きていきたいと思っている女性
・ちょっと落ち込んでいる
・小さな村の生活に興味がある -
Posted by ブクログ
久しぶりに続きが読みたくなるほどヒットした本。
レーベルから、もしかしてハーレクイーンなのかなといろんな意味でドキドキしていたけれど、ちょっとイチャつく程度の描写だった。良かった。
ハーレクイーンではないものの、ハンサムで地位もお金も情もある男と、若くて美しく、そして素養とユーモアがある女性がどたばたの末にくっつくというある意味王道ラブロマンス。
メインはそこだとしても、その脇を固める家僕たちが個性でおもしろい。あれだ、これはイタリアの道化的な役割だ。アルレッキーノとか。
時代的描写も嘘くさくなくていい。
19世紀初頭のロンドンの貴族的生活を垣間見たい人におすすめ。