柳原望のレビュー一覧
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永正五年。応仁の大乱から四十余年。
戦火は全国に広まり、尾張の国・乾山でも
国境を巡って隣国の宇留摩と争いが絶えなかった。
『白鬼を味方にした者が戦に勝つ。』
乾山・城主寛近の娘・風花は自国軍の劣勢を感じ、
白銀の髪、紅の眼を持つ“異形”として恐れられている白鬼丸に
助太刀を頼むため、単身白山へ向かう。
初めて会う風花と白鬼丸。
言い争う中で崖から転がり落ちた二人は、姿が入れ替わってしまい……
って感じの戦国時代の不思議話。
ここから、尾張の二大勢力・織田伊勢守家と織田大和守家の
ゴタゴタ話に巻き込まれーーの
織田信長のおじいちゃん、信貞に手のひらで転がされーーのしながら
成長してい -
Posted by ブクログ
まるいち…家電メーカーKAMATA&Co.Ltdが開発した、行動トレース型ロボット。
ほのぼの漫画。
まるいちは若者ウケしなさそうだけど、なんとなく好き。
文庫が出てたので未収録作品が載ってるから買いました。
で、久しぶりに読み返したら…深い!!
「感情だけでビジネスができますか」というリタに向かって、
牧内さんが
「世界は感情で回ってる。そのおこぼれに預かるのがビジネスさ」
っていうセリフが印象的。
社会人になったら違う読み方が出来ると思いました。
昔は、頼っていい「誰かが」「誰だか」わからない っていう
子どもの感情とかに、共感していたような。
個人の想いと世の中の理不尽な -
Posted by ブクログ
ネタバレ※上下巻の感想をまとめてこちらに。
完結篇読めた~!ヽ(^∀^〃)ノ
“例の子ども”が百鬼丸のような容姿ではなかった謎。
下巻の表紙が風花×信貞兄さまだった理由。
両方ちゃんと解明されます✧d(ゝω・)
結局あれから風花VS.信貞(ってことだよね?実質)で戦が再開されたわけだけど…。
どういうわけか、信貞×百鬼丸でキスした場合も入れ替わり現象が起こるようになった!~と。
でも風花は百鬼丸じゃないと見抜いた上に、「信貞兄さま?」って言い当ててますからね!凄い!Σ(゚∀゚;)
…で。察しのとおり、ラストは信貞兄さまの意思で入れ替わりを行い百鬼丸が生き残る。
うーん、これで良かったんかなぁ? -
購入済み
打ち切り完結
高杉さん家のおべんとうが、珍しいパターンなのかな。
かりん歩では地理に、本作では人の心に踏み込んだ作品になっている。が、作者自身が得意と思ってる事と読者(といっても、今回は私だけだけど)の希望があっていないみたいな。登場人物の思考パターンも性格も、あんまり変わってないのにねぇ。