足立光のレビュー一覧

  • 「300億円赤字」だったマックを六本木のバーの店長がV字回復させた秘密

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    小説仕立ての、マーケティングの考え方を知る本。ビジネスを扱っていても、堅苦しさがまったくなく、すいすいと読めてしまいます。もしかすると、小学校高学年の人でもおもしろく読めるかも。

    中身は地に足がついたマーケティング論なのですが、平易な言葉でシンプルにマーケティングの考え方を学ぶことができます。著者はコンサルティング会社やP&Gなどを経て、日本マクドナルドのマーケティング本部長として、業績を瀕死の状態からV字回復させた方。マクドナルドの商品や、近年展開されたキャンペーンが具体例として出てくるので、マック好きな方にとっては親近感をもって読めるでしょう。かくいう僕も、にわかですが隠れマックファンで

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    2022年12月13日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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     分析するのであれば、1つのカスタマージャーニーを描いて「これだ」と決め打ちするのではなく、1人1人、個別のカスタマージャーニーを紐解かなくてはなりません。それを10人、20人と愚直に繰り返す中で、結果として、共通項、共通のインサイト、メディア習慣、生活習慣が見えてくるようになります。そのうえで、誰に(WHO)、どんな独自性や便益を(WHAT)、どのようなやり方で(HOW)提供すればよいのかを決めていけば、マーケティング施策(HOW)の精度と成功確率は格段に上がっていきます。

     人がものを買う理由は、楽しい、欲しい、おいしそう、自分にとって便利だ、など本能に基づく欲望がベースにあります。そし

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    2022年08月13日
  • 「300億円赤字」だったマックを六本木のバーの店長がV字回復させた秘密

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    ビジネス本ではあるものの、小説調かつマックという身近なテーマで純粋にストーリーが面白く、あっという間に読み終えてしまった。

    割と当たり前のことをシンプルに簡単そうに書いてるけど、実際にアクションに移す力が半端ない…

    「同じ会社に3年以上いると、成長が止まる気がする」という考え方に共感したが、濃度が全然違う。
    日々の考え方にエッセンスを取り入れたい。


    ・空気=ブランド
    (なんとなくの空気を変える)

    ・「ラブ・オーバー・ヘイト」
    (ネットの情報は永遠に残る。ネガティブな空気を変えるには、ポジティブな情報を大量に発信して悪い噂を沈める)

    ・まずは自分で仮説を立てる
    (先に周囲に聞いてしま

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    2021年08月26日
  • マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術

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    マーケティングの本というよりは作者が考えるリーダーシップ論や経営論に近い。
    作者の今までの経歴を時系列で追いかけて描いており読みやすく、この作者を知るという意味ではいいと思う。
    参考になる部分は多々あったが、具体性や手触り感が私には少し薄いように感じる。

    私は今回作者の講演を聞く事前勉強の関係で読んだが、講演がほぼ同じ内容だったのは少し物足りなかったかな。


    以下は自身のために取ったメモ

    ✔︎仕事に対する考え方の基本OGSM
    objective / Goal / strategy /measurements
    →目標と目的を混同しない。
    ✔︎人は論理ではなく感情で動く
    でもROIのベース

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    2021年05月08日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    コロナで変わったのではなく、以前から変わり始めたことが加速しただけという論調なので、
    コロナきっかけで変わるべしという内容というよりは、
    近年デジタル化を取り入れたマーケティングにおいて気をつけたいマーケティングトピックが、よくある問いに答える形でコンパクトにまとめられている。
    通念としては、
    顧客起点で、提供価値をきちんと独自化し、顧客に合わせた事業、情報伝達をしていくことが大事であることが念押しされている。
    コロナ後に特に気をつけるべき要素を捉えるために読んだが、どちらかというと、最近のマーケティングで気をつけるべき点がまとめられていた。
    コロナに関しては、コロナで顧客の中で変化したニーズ

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    2021年04月27日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    言ってることはよく分かる
    が、いま今活かせる気がしなかった、ちょっと悔しい
    提案活動をするときに読み直したい

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    2021年04月17日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    ネタバレ

    コロナ禍を経て、マーケターは何を考えなければならないのか。結局は今までと同じで、顧客視点を意識しなければならない。そして何より、事前の準備(チャンスに対する嗅覚を研ぎ澄ましておかないとできないけれど)が必要になる。これからの仕事でも当たり前のように意識しておきたい。

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    2021年03月31日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    表題とはだいぶ異なりアフターコロナのマーケティング戦略というより、著者お二人の見識に基づく最近のマーケティング事情の解説本。

    西口さんの考え、お話に興味があるなら別の著書を読んだほうが詳しく書かれている。唯一、アソビューの事例だけは参考になった。

    また、マーケティングとは関係ないが外資系企業のクライシスマネジメントの万全さについては肌身をもって感じるし、上司部下の心理的安全性だけでなくいかなる事態が起きても従業員の安全と健康を確保し、企業としてパフォーマンスを安定して発揮することができることが最新のマネジメントなのだと改めて再認識した。

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    2021年03月20日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    アフターコロナを特別視するのではなく、常に顧客の心理・行動変化を追い続けましょう、という内容。
    (コロナの前から心理・心理行動の変化は起きており、コロナがきっかけとなりそれらの変化がブーストされた、という前提で)

    著者らの考え方の大枠は掴むことができた。
    どちらかというとマーケティングに関するテーマを広く浅く扱っているタイプの書籍であるため、著者らの別著にてより深堀をしていきたいところ。
    (例:「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」)

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    2021年01月30日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    ネタバレ

    アフターコロナは全然関係ない。
    網羅的ではない二人のマーケ論を指南的に。
    体系だっていなく、学術的ではないがさらりとヒントを拾える本。

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    2021年05月07日
  • 世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則

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    日本の具体的な事例が多くわかりやすかった!
    業態的に小売業が特に参考になりそうな内容ではあったけど、考え方など活かせる部分は多分にある

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    2021年01月22日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    マーケティングの知識不足で何かよくわからなかった。知識を蓄えてもう一度望みたい。コロナで価値観が他者より自分という個人に変化してきていることだけはわかった。

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    2021年01月18日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    タイトルに対する目新しさはなかった。
    マーケティングは変化させつつも根本的な変化はないこと。
    コロナ後は今まで進歩してきたことが加速すること、どれも驚きは特になかった

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    2020年12月31日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    ネタバレ

    まずコロナは常に起きている(た)変化が加速度的に進むきっかけになっただけで、顧客を起点に物事を考えていくことに変わりはない。40の論点に対してその回答を論じていく作品。想像上の平均化された存在しないペルソナに対して手を打っていくよりも一人ひとりの顧客に寄り添っていくこと(そこからなにかしらの丸められた示唆が得られる分にはよい)、それを通じて顧客に便益をもたらす、つまり買いたい理由を作ることが重要である。ただし顧客の言うことを愚直に聞くのは駄目である。なぜならば新しい価値は顧客が気づいていないことであり、それらからはイノベーションが産まれることはない。イノベーションはたとえばマクドナルドがAKB

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    2020年12月28日
  • アフターコロナのマーケティング戦略 最重要ポイント40

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    題名に「アフターコロナ」とありますが、そこまでコロナの記載はありません。
    むしろ「顧客起点」「誰に(WHO)」「独自性のある便益(WHAT)」といったマーケティングの基本の重要性について書かれています。
    40個の論点は「あるある」ネタで大変興味を深く読むことができました。

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    2020年12月17日
  • 世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則

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    マーケティング大全!といった感じ。マーケティングの全体像が見える化、体系化されている。
    マーケ大原則というタイトルですが、同種同業界にいないと読みにくい本。

    大切なのは
    ・9セグマップを使う
    ・興味がないユーザーに対してもアプローチをしないと顧客基盤が拡大しない
    ・仮説と検証を繰り返す
    にまとめられる。

    9セグマップは、当著で対談している西口さんの
    『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』のほうが
    実践に主眼がおかれているため読みやすかった。

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    2020年10月20日
  • マクドナルド、P&G、ヘンケルで学んだ 圧倒的な成果を生み出す 「劇薬」の仕事術

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    仕事に対するマインド、意思決定、マネイジメントの考え方、販促指南、ブランディング、経営までを詰め込んである。

    更に、経験と自らの事例なども合わせてあり、
    マクドナルドのLLセット+サイドメニュー的な本。

    頭から通しで読むと胸焼けするので、
    目次で気になる見出しから、自己啓発的に読むと良いと思う。

    自己の経歴と転職指南からスタートするユーモアはある。

    すごく楽しく仕事してるんだろうなぁ感じる。
    多分、RPGの縛りプレイが好きなんだろうなぁという方。

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    2020年08月20日
  • 世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則

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    とても平易な文章で基礎的なことが書かれているのだけど、本当に重要なことを抽出して書いているから、定期的に読み返したい本。

    どんな製品・サービスにも新陳代謝が必要。
    結局のところアイデアとは異なったもの同士の組み合わせ。
    そうだな、と素直に思える、ストレートな文章。

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    2020年07月02日
  • 世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則

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    この先20年後も同様に言えるんだろうな、というマーケティング基礎論的な前半と、足立・土合両氏の経験からの今最新のメディア論の後半。

    第4章と第16章が矛盾して見えるんだけど、第4章の場合は自社の外も含めた消費者データで、第16章は自社のみのデータということだな?

    昔、地方で広報担当者やってたときの方法論が正解だったのはやっぱり嬉しいし、クリエイティブチームとの付き合い方とかも首肯しっぱなし。

    やたら映画事例(映画のマーケティングやってる人なんて限られてるよ…)多いな?と思ったら土合氏がワーナーブラザーズジャパンのCMOなのね?この人がゲームオブスローンズを日本で広めなかった戦犯ね?GOT

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    2020年02月20日
  • 「300億円赤字」だったマックを六本木のバーの店長がV字回復させた秘密

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    ■ディスティネーション(目的買い)/インパルス(衝動買い)
    ・秋だからあそこのジビエ料理がたべたいはディスティネーション
    ・ファーストフードはインパルスが多い

    マーケティングで言えば、
    新しい商品や期間限定品、コラボ商品はディスティネーション
    ポジティブな情報を様々なメディアで拡散してもらうのはインパルス

    ■マクドナルドの不振を立て直した3つの指針
    ・Always On ポジティブなニュースを断続的に配信
    ・Connected サプライジング&エンゲージングな双方向のコミュニケーション
    ・Branding  美味しさを追求し、期間限定商品だけでなくレギュラーメニューを強化

    最も早く取り組

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    2020年01月27日