足立光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまずコロナは常に起きている(た)変化が加速度的に進むきっかけになっただけで、顧客を起点に物事を考えていくことに変わりはない。40の論点に対してその回答を論じていく作品。想像上の平均化された存在しないペルソナに対して手を打っていくよりも一人ひとりの顧客に寄り添っていくこと(そこからなにかしらの丸められた示唆が得られる分にはよい)、それを通じて顧客に便益をもたらす、つまり買いたい理由を作ることが重要である。ただし顧客の言うことを愚直に聞くのは駄目である。なぜならば新しい価値は顧客が気づいていないことであり、それらからはイノベーションが産まれることはない。イノベーションはたとえばマクドナルドがAKB48をヒントにしたマクドナルド総選挙など異業種からもたらされることも多い。またロイヤル顧客過多ではなく新規顧客も含めたセグメント別のアプローチが必要である。その際には9セグマップが有効に働く。
昨今のマーケティングにおいて注力すべき点、とかく、顧客視点、商品の便益の追求、変化に対応可能な高速PDCA、クライシスマネジメントによるいざというときの初動(スタバの支払電子化対応)について学ぶことができる。 -
Posted by ブクログ
この先20年後も同様に言えるんだろうな、というマーケティング基礎論的な前半と、足立・土合両氏の経験からの今最新のメディア論の後半。
第4章と第16章が矛盾して見えるんだけど、第4章の場合は自社の外も含めた消費者データで、第16章は自社のみのデータということだな?
昔、地方で広報担当者やってたときの方法論が正解だったのはやっぱり嬉しいし、クリエイティブチームとの付き合い方とかも首肯しっぱなし。
やたら映画事例(映画のマーケティングやってる人なんて限られてるよ…)多いな?と思ったら土合氏がワーナーブラザーズジャパンのCMOなのね?この人がゲームオブスローンズを日本で広めなかった戦犯ね?GOTイベント呼ばなかった理由が滔々と最終章に書いてある…
スポーツ業界でマーケティングやってる人はスポンサー相手の理由づけを変えないといけないね。
大事なこと書き足し。
ジェンダー差はほとんど言及がなく、年代については違いがあると書かれているのが好印象。 -
Posted by ブクログ
■ディスティネーション(目的買い)/インパルス(衝動買い)
・秋だからあそこのジビエ料理がたべたいはディスティネーション
・ファーストフードはインパルスが多い
マーケティングで言えば、
新しい商品や期間限定品、コラボ商品はディスティネーション
ポジティブな情報を様々なメディアで拡散してもらうのはインパルス
■マクドナルドの不振を立て直した3つの指針
・Always On ポジティブなニュースを断続的に配信
・Connected サプライジング&エンゲージングな双方向のコミュニケーション
・Branding 美味しさを追求し、期間限定商品だけでなくレギュラーメニューを強化
最も早く取り組んだのはPRとSNS
テレビCMなどより費用やリードタイムがかからない
また、PR(広報)は第三者による発言なので信頼性がある
ネガティブな情報が多かった時期だけに、広報的側面からのアプローチを強化した
>名前募集キャンペーン
美味しそうな特徴がありすぎて名前が決まらないから考えてもらう、という
RTB(Reason to Beliave、受け手が「食べたい」「美味しそう」「面白そう」と信じられる根拠)もあり、
ユーザー参加型の盛り上がるキャンペーン
これはオーストラリアの成功事例から持ってきたアイディア
アイディアを作る、と聞くとゼロから新しいアイディアを思いつかなければ、となるが、
マーケティングの世界では海外や世界の成功事例や
他業界の成功事例をヒントに、日本流や自社流にアレンジするのは王道中の王道
>マックチョコポテト
「美味しそう」「まずそう」の二極の対立構造をつくる商品
マー君とハンカチ王子、星飛雄馬と花形満、みたいな感じで対立をつくると盛り上がる
AKBの総選挙もある種で対立構造
あの子が1位にふさわしい!いや、違う!という対立が盛り上がる要素になっている
■SNSでバズるには
・人がシェアしたくなるのは、周りの3~7割が知っていそうな情報
・人がシェアしないのは、ほとんど知られていない情報と、既にみんなが知っている情報
誰も知らない情報は話題にしようがないし、
知られすぎた情報は新鮮味がないからSNSでで話題にしない
■デジタルはあくまでマーケティングの一部でしかない
誰に(WHO)
どんなメッセージを(WHAT)
どのくらい(HOW MUCH)
どうやって(HOW)
…届けるか、という順番で考えることが必要
HOWありきで取り組んでも効果はでない
インスタグラマーに宣伝してもらおうぜ!とかはそれ。