夏野剛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
成功すれば何を言っても正当化される。そしてこの国の考え方を古い体質として一蹴してグローバル思考を植え付ける。本当に日本式会社経営は古い事なのかそしてアメリカ等外国企業のやっていることが正しい事なのか今もってはっきりと断定できるものはない。
この国もグローバルと言われ多くの若者が外国の資本主義社会の経営手法を学んでいる。それは決して悪い事ではない。だからこそグローバルという考え方に固視することなくもっと広い目でとらえなおすことが必要なのではないか。それが真の会社経営とは言えないだろうか。
青色発光ダイオード 中村修二氏のやり方が正しいと言えるのだろうか?
勝手な思い込みというネガ -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入した一冊。
この本では2つの事を気づかされました。
①早く決断して実行するべし
②生活にこだわりを持つべし
余裕がなくなると「方法論」「即効性のある解決策」を欲しくなる人が多いと思います。
自分もハウツー本が好きで、困った時に「どうやって何をすればいいか」「どんな段取りで進めるべきか」「抜け漏れがないか」こんなことばかり考えてしまいます。
しかし本当に大事なのは計画を立てることではなく、決断して実行すること。実行する中で修正を繰り返すこと。
早く決断する時に必要になるのはビジョン。それは変化してもいいもので、大まかな指針として「自分が何を通して社会貢献ができそうなのか」 -
Posted by ブクログ
買ったきっかけ:
孫さんのUst放送で夏野さんが司会をやっていて、その時の印象がただのiモード作ったたまたまの人じゃなかった。というのがきっかけです。
ニコニコ動画見ていてもあんまいい印象なかったので、個人的にはびっくりでした。
感想:
全体を通して、ひたすら日本への危機感を伝えようとしており、その解決策としてリーダーの変革。
現状の、組織改革を主体に様々な観点から必要性を訴えていました。
個人的には提案事項以外は、なんら反論ないです。
書籍の中で提案しているいくつかの(例えば、役員・議員10年制など)提案事項は正直もっと論議しえる内容だと思います。
世界にはばたこう!という言葉は強く感 -
Posted by ブクログ
著者はi-modeの仕掛人であり、現慶應義塾大学特別招聘教授、さらにはドワンゴを始めとした数々の取締役を請け負う夏野氏。昨今問題となっている企業経営の問題点を分析・解説しつつ、これからの経営者やビジネスマンは具体的にどんなことをしていけばいいのかといったノウハウが書かれています。企業経営についての解説は大学教授らしく“複雑系”、“自己組織化”、“外部経済性”といったワードに集約して分析し、ロジカルに現在の大企業の問題点と解決方法を導き出していて分かりやすいです。ネットなどでは過激な発言で注目を集めている著者ですが、考え方はやはりMBA取得実績もあるように非常に経営者目線ですね。話題毎に飛びつく
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Posted by ブクログ
■マーケティング
A.いまのマネジメント層をみて、いちばん問題だと思うのは「同業他社」をベンチマークにしていること。
B.相変わらず部下からの二次情報しかソースを持たないトップは、市場の変化についていくことができない。
C.リーダーに必要な4条件
1.方向性を示す
2.ディテールを知る
3.哲学をもつ
4.昨日と同じ事を疑う
D.ミクロの考え方を、リーダーといわれる人たちが堂々と主張してきた。
しかしいま、30年間にわたって日本が蓄えてきた遺産は尽きようとしている。
その世界観を根本から変えない限り、ますますこの国はジリ貧に陥り、状況は更に悪くなるだけだ。
変化を嫌い、座して死を待つの -
Posted by ブクログ
キャッチーなタイトルに惹かれて古本屋で200円(!)で購入。
タイトルほど過激な内容ではないような内容だったかな。
流れの速い業界で、本書が出たのが2009年なので、ちょっと古いのかな?とも
思いましたが、本質をついていることも言ってて、それなりに為になった。
「ウェブとは、単なるツールであることを認識せよ」
という部分が一番印象に残ったところ。
ベンダー側の立場としてこの言葉は充分に認識しておかなくてはならない
と思った。技術ありきでビジネスを考えるのではなく、
ビジネスの根幹は何か、というのをまず理解しなければいかねい、ということだ。 -
Posted by ブクログ
中古で100円だったので「夏野剛」さんとはどんなこと書くのか興味本位で購入しました。
結論として、評論家のようなことばかりかいてあるが、20代の私には同意出来る点が主張として多いので面白いと思えました。
そして、ITはツールでしかないことを再認識させられました。
また、考えてみれば40代でありながらネットリテラシーがある人なので、そこら辺の大人より好感抱けるのは至極当然だとも認識しました。
疑問としては、夏野氏の主張を実践している企業がどの程度あるのか?思いました。
全体として、「日本・ウェブビジネス」が中心の本で、その未来から現状の問題点の指摘が多くを占めている気がしました。
結構わかり