夏野剛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
割と、硬派な本である。
ただし、目新しいことは書いていない。
この手の本によく書いてあるようなことが書かれています。
『当たり前のことを当たり前にやる』
『まずは、実店舗でやっていることから着手する』
『ウェブとは、単なるツールであることを認識せよ』
『参入障壁が低いからこそ手抜きはできない』
なんてね。
しかし、逆に言うと、ネット営業初心者が読むにはピッタリかも。
初めてネット戦略に取組む人が陥りそうな失敗や勘違いが列挙されていますから。
私自身、この手の本はよく読んでいる方だと思うが、それでも気合が入りました。
ネット営業に興味がある人は読んで損はしません。 -
Posted by ブクログ
基本的には、もう分かりきっている内容であり、あまり新しい知識は得られなかった。PCの使い方も覚束ない、ネット初心者の経営者さんにとっては、参考になるかもしれない。
□インターネットとは
単なるインフラ。
経営者がネットに無知で、なんでもネットでやれば儲かる、ように勘違いしてる。
□Web2.0で生き残っているサービスとは
新しい価値を創造するものだけ。
ネットはより本質的であり、ネットユーザーは、自分のやりたい事に忠実である。
分業体制では、良いものは作れない。強力なリーダーシップを持つリーダーが、横串を通す。
□日本とアメリカのリーダーシップの違い
日本は、みんなの意見をまとめて集約す -
Posted by ブクログ
i-mode立ち上げの立役者で、ベストセラーの「i-mode事件簿」にも登場する元ドコモで現在はいろいろな会社の社外取締役の夏野剛氏の自叙伝。
以前にも夏野氏の著書は読んだことがあって面白かったので期待していましたが、そこまででした。
【良い点】
・i-modeなどの舞台裏が、・カード会社の役員との交渉模様など、リアルな描写によって理解できる。読みやすい(頭にはいってきやすい)
【悪い点】
・自叙伝に多いが、単なる自慢話が多い
・昔読んだ著作の内容とあまり変わりがないような気がする(どこかで読んだ話が多い。複雑系の話とかは昔の著作に出ていた?)